Web3時代のつよつよビジネスパーソンを目指すブログ

Web3という大きな波に会社員エンジニアはどう対峙すべきか。クリプト、NFT、DeFi、メタバース…多様な情報に触れ思考したことを発信します。どこにでもいる会社員だからこその、日々の気づき、ビジネスTipsも発信します。

親切にギブをしまくる。ギブの五乗、すなわちギブ&ギブ&ギブ&ギブ&ギブ

こんにちは。ヤスヤスオンファイヤーです。

 

人に親切にしたり、惜しげもなく情報を提供したり、

「ギブ」していますか?

 

最近読んだ勝間さんの新著、お金と幸せを同時に手に入れる55の方法 にて、
目を見張る一節がありましたので、引用します。

 

ついつい、誰かに親切にすると、その相手から親切を返してもらうギブ&テイクを期待しがちですが、それだと返ってこない場合、相手に対する印象が悪くなったり、勝手に損した気分になったりします。

そうではなくて、ギブした相手から直接テイクできなくてもいい、回り回って、いつかほかの誰かからテイクが返ってくる、と考えて、自分が親切にできるときは、余裕がある限りなんでもやるようにするわけです。  

 

すると、親切にするのが当たり前になるので、いちいちギブした相手を覚えておかなくなり、テイクを相手に期待することも忘れます。たまにしか親切にしない人は、親切に大きな労力を使うためいつまでも覚えていますが、しょっちゅうしていれば親切にしたこと自体忘れます。

その結果、テイクがなくても不満に感じることもないので、人間関係の窮屈さから解放されて楽になれます。  

 

実際、私はこれを自分の中でルールにしてから、驚くほど人間関係が楽になりました。この親切の連鎖を、私は「ギブの五乗」、すなわち「ギブ&ギブ&ギブ&ギブ&ギブ」と呼んでいます。

 

どうでしょうか?

私は早速この考え方をインストールしました。

 

親切にするのが当たり前になるというのは、いちいち損得勘定を計算せずに、

親切にすること。結果的に、無駄な思考、判断をする場面が減り、

却って生産性の向上につながります。

ティージョブズやらが、毎日同じ種類の服を着て、無駄な選択、判断を減らしていたのと同じ考えですね。

 

 

 

職場での小さな実践

チームでとある社内システムの操作を皆行わなければならない状況。

私は唯一、操作経験がありました。しかし、皆このことは知らない・・。

黙っていれば、私になにか注目が集まることもなかったでしょう。

 

しかし、みんなきっと同じようなことで悩むだろうと思い、

「何かはまったらすぐチャット入れてね。私は実は操作経験あるので」と

朝会で発言しておきました。

 

マネージャーの後押し?もあり、結局短く時間をとって、全員向けに

ガイダンスを実施することになりましたね。

 

予期せぬいろいろな質問が出てきたり、一人で対応するのはやや大変でしたが、

きっとチームとしては無駄に悩む時間の浪費を削減できたはずです。

 

よこしまな考えとしては、きっと自発的にフォローを申し出る私の株も

きっと上がっているでしょう。

 

「ギブの五乗」で親切を当たり前にする。

仕事の場では、自分のリソースと相談するのが前提ではありますが、

基本的な考え方として持っていたいものです。

親切にするかしないか、悩まない。まず名乗り出てから、やっぱり時間が厳しく、、

と謝っても良いわけですしね。

 

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ちなみに本書でも語られる勝間さんの金融リテラシは、完全に模倣してよいレベル。地に足着いています。

交渉をうまく進めたければ、結論から「言わない」。対話をする。

こんにちは。ヤスヤスオンファイヤーです。

 

高橋浩一さんの著書、

「気持ちよく人を動かす」

 

本書で述べられていることを日常生活で実践できた手ごたえがありました。

 

交渉のときは、単刀直入さはリスキー

相手に対して何かしら交渉をしたいとき、

どのように話を組み立てるでしょうか?

 

ビジネスの世界では、「結論から話せ」ということが良く言われます。

 

自分はこのセオリーが万能で、

交渉事だろうと、結論から言った方が相手の時間を奪わず

理にかなっているだろう、と思い込んでいました。

 

しかし、交渉とは、効率的に物事を伝えることが目的ではありません。

相手の納得性を得て、感情を動かして、YESを引き出すことです。

 

そうなると、いきなり結論の問いかけではなく、

情報を出しつつ、対話をし、相手への理解を深めながら、

結論にたどり着いていくようなプロセスが必要です。

 

本書では様々なユースケースで述べられています。

 

 

 

叔父さんへのちょっとした交渉に使ってみた

冠婚葬祭関連で、ちょっとしたお願い事が叔父さんにあったんですね。

端的には、叔父さんが遠慮して渋っていることに対し、

ぜひ貰ってください~と促すようなことです。

 

リアルなビジネスの現場と比べたらイージーな状況でしょうけど、

折角なので気持ち良く話を進めるため、実践してみました。

 

まず、情報を小出しにしつつ、対話から。

世間話をしつつ、今話をしたいことの前提をざっと話して共有します。

そして、「叔父さんはどう考えてる??」と問いかけを行いました。

 

叔父さんは、現時点での考えをしゃべってくれます。

 

相槌を入れつつ、叔父さんの考えに理解を示す態度を意識しました。

 

そして、「叔父さんの考えはよく分かったけど、自分としては実はこうこう

考えていて~」と、やわらかく自分の意見を提示したんですね。

 

対話をしばし続けた後、うまく自分の提案を受け入れてくれました^^

 

「対話」があれば、結論から言わなくったって、間延びしない

「対話」の有用性を強く感じました。

「結論から話せ」にとらわれていると、だらだらと話す自分に

耐えられない気持ちになりますよね。

 

しかし、相手との対話をしながら、次第に結論に向かうプロセスって、

相手にとっては決して間延びした時間ではありません。

 

相手にとっては、対話を通じて傾聴してもらうことができ、

思考を整理しつつ、傾聴される満足感も得られる時間だからです。

 

もっとも、聞く自分側がしっかりと傾聴の姿勢を出せていることが

重要ですけどね。

 

というわけで、結論から言わないで不安な場合は、

「対話」しているのだから、相手は退屈ではない!

と強気で自信を持って良いと思います。

 

さいごに

ビジネスのセオリーに、万能なことはきっとありません。

ソフトウェアのプログラムと同じように、例外や異常処理が存在します。

 

しっかり型を付けた上で、例外にも対応できるようになるのがベターですね。

 

結論から言いたい病から脱却し、レベルアップできました。

 

ぜひ、ご一読を。

 

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交渉の場面だけでなく、日常のコミュニケーションで使えますね。

株式投資に必要なのは、徹底した企業調査

こんにちは。ヤスヤスオンファイヤーです。

 

与沢翼さんの新著を買いました。

つい昨日か今日かに出たばかりですね。

 

 
本書で語られているのは、投資、とりわけ
個別株の考え方ですね。
 
奇をてらったテクニックが語られているわけではないです。
しかし、経済成長、企業活動にお金を預けるという投資の本質を
再確認できる内容です。
 

100社を徹底的に調べ、1社に絞り込め

徹底的にファンダメンタルズ分析をせよ、という趣旨が述べられていますね。

短信を何年分も読み込んでいるとのこと。

 

そして、これだという1社に絞り込む。

なぜその銘柄を選んだのか、10個程度の理由を挙げられるべき、とも。

 

ううむ、自分はそこまで深く企業を熟知した上で買ってはいないな、

と自省の念に駆られましたね。

優待が良かったり、ネットや雑誌の情報を頼りにする感もある。

 

仮説と検証を繰り返して見る目を高めよ、ということが本質

本書ではかなり具体的に、行うべき行動を教えてくれています。
しかし本質的に与沢さんが伝えたいのは、仮説検証を繰り返して、
将来の未知なることも見通せる力を付けよ、ということでしょう。
 
ネットや雑誌の情報を鵜呑みにして買ったところで、
上がろうが下がろうが、そこには自分の仮説はない。
次に別の銘柄を買うときに生きる学びが得られないわけですね。
 
短信や四季報の読み込みによって自分なりの仮説を立て、
企業の将来を予想し、答え合わせを行う。
仮説が正しかったかどうかに関わらず、
自分の思考に対して振り返ることができるわけですね。
 
 
会社員の仕事でも、全く同様だと思います。
自分なりの仮説をもって動くならば、失敗しようが成功しようが、
自分の思考回路をチューニングというか、レベルアップしていけますからね。
 

さいごに

銀行に預けても金利はつかない、
円安で円の価値はどんどん落ちていく。
投資が必須教養となった今、
株式投資に挑戦するための指南書として、誰もに優しい一冊です。

 

 
 

聴く読書に最適なシチュエーションを見つけた件

こんにちは。ヤスヤスオンファイヤーです。

 

 

定期的に、なんと実質無料で本が手に入るキャンペーンが行われています。

無料登録すれば、2冊は無料でゲット。

あまりはまらなければ、解約すれば完全無料です。

 

解約しても、もらった書籍は、引き続き聴けます!

 

なんだそのよさげなサービスは??と思った方は、

ぜひリンク先で登録して試してみてください。

amazonオーディブル」という、「聴く読書」ができるサービスです。

 

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ここからは、「聴く読書」という体験についての考察です。

 

聴く読書ができるamazonオーディブル、以前の記事では

やや厳しめの感想を持ちつつ、無料だし試してみるのも

損はないですよ、という内容でした。

 

eternalbluebullet.hatenablog.com

 

デメリット面として、以下を挙げました。

・一冊が長いので、隙間時間のインプットには適さない

・読みたい箇所だけつまみ読みがしづらい

 

しかし、自分なりに試行錯誤する中で、

聴く読書に適した時間を見つけてしまいました・・

 

朝起きてベッドでうとうとしている時間!

これが最適解です。今のところ。

平日の早朝、少し早く目覚めた休日、

もう少し寝たいけれど・・起きる気力はない。

時間も無駄にしてしまうし、どうしようか、と

思うことはないでしょうか。

 

そんなときに、イヤホンを耳に入れて、聞く読書を始めてしまえばよいのです。

 

メリットとしては、

1.2度寝してしまっても、後で聞き返せばよい。2度寝を優先してもよいという自由

2.掃除しながら、散歩しながら、のように手足が埋まっていないので、

いつでも目次を見て「つまみ聴き」ができる。!

3.朝なので頭に入りやすい。有意義な時間をすごした満足感とともに起きられる

 

推しとしては、2のメリットですね。

ビジネス書であるべき、「つまみ読み」。

必要な、今読みたい箇所をつまんで読んでいくのが、ビジネス書では

効率的な読書方法です。

 

もっと違う箇所を聞きたいなと思ったら、すぐ目次を見て変えればよいのです。

これは、掃除中や散歩中では、やややりづらかった点。

 

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眠気まなこで目次に何度でも戻っては目をつぶれば良い

 

 

いやはや、ベストな聴く読書時間を見つけられました。

しばらく、継続して試してみようと思います。

voicyや、他音声コンテンツを聞いたってよいですね。

 

そして、Amazonオーディブルは、10/11まで2か月無料!2冊も本がもらえる

キャンペーンをやっていますね。

 

途中で解約すれば完全無料ですし、

試す価値はあると思います。

 

オーディオブック、単品で買おうとすると2000-3000円程度が

普通みたいですし、お得感は保証済みです。

ご紹介のリンクを貼らせていただきます。ぜひお試し下さい。

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【書評】自動運転により自家用車は投資商品になる〜「ひろゆきのシン・未来予測」〜

こんにちは。ヤスヤスオンファイヤーです。
 
ひろゆきさんの新刊「ひろゆきのシン・未来予測」を読んでの感想第2弾です。
 
結論、自動運転車が実用化したら、
無人タクシーが道を走ることになる。
個人が所有している自動運転車も、所有者が使わない時は
無人タクシーとして道を走らせておくことができる。
これって、所有する車がタクシー代を稼いできてくれるという、
立派に投資商品になる未来が来ると思うのです。
 
 

投資商品になるな、という補足は、書籍に明記はありませんので、
私の意見です。
 
現在、自分は車は保有していません。
使う機会が少ないし、
維持費(駐車場、車検、保険・・・)を考えるとコスパが悪い
買い物だと思っています。
 
ロボタクシーが実用化されたら、利用側として、
たまに乗り込めたらそれで満足となり、ますます車を購入する動機は
なくなる・・かに思えました。
 
しかし、個人が車をロボタクシーとして道路に放流させておける未来・・
これは、投資商品として購入する層は現れるでしょう。
 
自動運転機能の安全性だったり、車としてのブランドにより、
お客に選ばれる率は変わってくるのかもしれません。
競合の少ないエリアで、ニーズを独占する策もあるでしょう。
 
耐用年数を過ぎたとき、リセールバリューを保てる車種を見抜く目も
必要ですね。
 
 
今から将来を見据えて、ロボタクシーへの投資戦略を考えておくのは
面白そうです。
とはいえ、初期投資として数百万というのは、躊躇してしまいそうですが。
ロボタクシーのクラウドファンディング投資信託のようなものを
期待します。
きっと悪質な投資商品の詐欺も横行しそうですね。
今から備えましょう。
 
 

 
 

ここまで記事をお読みいただき、ありがとうございます。

他の記事もぜひ覗いてみてください。

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推し記事2選です。

 
読書の時間が取れない、集中できない。もっと楽に読めたら良いのに・・Amazon Audibleって実際どうなの?を書きました。

eternalbluebullet.hatenablog.com

 

「ネットバンク」と「デジタルバンク」の違いとは?メガバンク依存からの脱却はマスト

eternalbluebullet.hatenablog.com

 

 

 

【読書中】議論に勝たなければという欲求をどう捨てるべきなのか ~気持ちよく人を動かす~

こんにちは。ヤスヤスオンファイヤーです。

 

昨日に出会った以下の書籍を読み、対人関係について

思いを巡らせています。

 

 
結論、仕事でも、プライベートでも、
人と人との共同作業で円滑な遂行を目指すならば、
発生する議論において「相手を打ち負かしたい」という
欲求は捨て去らなければならないということです。
 

相手との「協調」を生み出すように努める

まず、大原則としては、意見の相違を論破大会によって
白黒つけてはいけない。
相手の考え方を尊重しつつ、同じ方向を見て悩み、
納得感をもって同じ結論に至るべき。
 
まず、この原則はしっくりと理解ができます。
 
私もたびたび思い出しているカーネギーの「人を動かす」
でも、相手の間違いをそのまま指摘することなく、
(明らかな間違いだったと分かっていても)理解を示して
話をすることで、穏便な帰結を迎えるというエピソードが
紹介されています。
 

とはいえ、論破して勝ちたいという欲望は自分の中にある

本書で語られていることを咀嚼して、
対立、論破ではなく協調を作れるよう、仕事では努めていきたい。
 
しかしながら、仮に相手から論破を仕掛けられるような場面だったり、
または明らかに相手が間違ったことを言っている場合、
自分の中にも、相手を打ち負かしたいとう欲求があるのは事実です。
 
どう、この本能を押さえつけるべきなのだろうか・・?
考えています。
 
感情的に何か言葉を発しようとする前に、6秒は深呼吸するなど、
アンガーマネジメントはまず必須でしょう。
 
また、短期的な利益を取るのか、長期的な利益を取るのか、
冷静に考えることが必要でしょう。
 
短期的に相手を打ち負かす優越感を得るだけで終わるのか。
もしくはいったん自分は下手に出て恥をさらす、プライドを捨てるふるまいを
するが、長期的には最適なゴールにたどり着くのか。
 
後者をとるべきだ、と判断できるのが、できるビジネスパーソン
いうべきでしょう。
 
 
小さいプライドを捨てるというのは、とても難しい。
しかし、誇りを捨てるというとらえ方ではなく、
仕事としてベストなゴールに着くために、手段の一つとして、
目先の論破は食わないぞ、という考え方が良さそうですね。
 
様々に、試行していこうと思います。
 
 
 
記事中でご紹介した書籍はこちら

 

 
 

ここまで記事をお読みいただき、ありがとうございます。

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推し記事2選です。

 
読書の時間が取れない、集中できない。もっと楽に読めたら良いのに・・Amazon Audibleって実際どうなの?を書きました。

eternalbluebullet.hatenablog.com

 

「ネットバンク」と「デジタルバンク」の違いとは?メガバンク依存からの脱却はマスト

eternalbluebullet.hatenablog.com

 

 

【読書中】人と正論をかざして戦うのは、「負け」を意味する ~気持ちよく人を動かす~

こんにちは。ヤスヤスオンファイヤーです。
 
今日は、読書中の書籍紹介です。
 
結論、仕事においては、意見を戦わせ、誰かが負けるというような
構図を作ってはいけない。
相手の意見に理解を示し、「協調」する体制を作れるかどうかが、
できるビジネスパーソンの腕の見せ所ということです。
 
 
自分が今直面しているのは、強く命令的なニュアンスで
追加作業を交渉してくる相手と、どう角が立たずに対話すべきか、ということです。

 

昨日のエントリより

eternalbluebullet.hatenablog.com

 

 

感情的な口論になるのがバッドな対応だよな・・というのは

分かりつつ、正解が分からずにしました。

 

そんな中、立ち寄った本屋でヒントになりそうな本を発見。

その場でkindleで購入しました。
 
 
まだ半分も読んでいない段階ではありますが、
結論は冒頭に書いた通り。
 

論破が発生する議論をしたらダメ

正論と正論で、論理的な議論で勝ち負けが決まる。
こんな流れになるのが、バッドエンドと言えるでしょう。
 
相手と自分、いずれにしても論破された方は納得感のないまま
仕事に向かいかねない。結果的に、共同作業としての仕事の質は、
落ちてしまうわけですね。
 
 
いやはや、この大原則を、再認識させていただきました。
 

論破を仕掛けられた側のベストなふるまいは考え中

しっかし、議論をふっかけられている側の私としては、
どういう行動がベストなのか?というのは、もう少し読み進め、
考える必要がありそうです。
 
論破モードで服従させようとする相手に対して、どう向かうべきか。
 
「なるほど、その考え方は理解できます。スコープを今から増やせば、
これこれでの報告材料が増えますからね」などど、まず理解を示しつつ、
 
「しかし、私の作業リソースは、これこれと限られています。
どうすれば良いか、一緒に考えていただけませんか?」
という風に、現実問題としての制約事項を提示し、
一緒に考えてほしい、と話しを切り出す感じでしょうか。
 

結論から言うことがいつも正解ではない

本書で学びが深かった点は、実はこれですね。
相手に何か説得、交渉をする場面では、
「結論から言う」ことは必ずしもベストではありません。
 
結論から言うと、時間をとらせない、端的に伝えるメリットはあります。
 
しかし、いきなり自分の主張をぶつけるのではなく、
背景から入り、相手との対話も含めつつ、自分の主張に自然に誘導していく、
こんな話し方は、説得や交渉に向いているときがある、と書かれています。
 
なるほど・・「結論から言うと」を口癖にしつつありましたが、
TPOを考えるべきで、今の会話の目的はなんだろう?というところから
逆算すべきだと、理解できました。
 
 
まさに今の自分の悩みに寄り添った一冊を偶然発見してしまいました。
 
読み進めつつ、感想も記していこうと思います。
 
 

Amazonオーディブルは効率的インプットのための救世主なのか?体験してみた。

こんにちは。ヤスヤスオンファイヤーです。

 

Amazon Audible(オーディブル)というサービスを無料で体験してみました。

サービスの内容はというと、書籍を読み上げてくれる音声サービスですね。

ながら聴きで、読書ができるというものです。

 

無料だし、

曲がりなりにも、読書はする方の人間だし、

Voicyはじめ、音声メディアの進化は、ビジネス的にもテック的にも

トレンドですし、

試してみない理由はないという動機です。

 

試してみてはいるものの、

まあ万事にはメリット・デメリットあるよなー、ということで、

感じた「デメリット面」を書き記しておこうと思います。

 

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無料分でチョイスした書籍

パッパと読みたい箇所だけつまみ読みはしづらい

最大にして最凶のデメリット??

ビジネス書を読む人は好むであろう、

読みたい章の、読みたい箇所だけ拾って読むやり方が、音声再生では

通用しない(しづらい)。

 

忙しい社会人の読書方法として、本は頭から順に読むのではなく、

その時必要な箇所を目次から検討をつけ、かつ一字一句というより、

ポイントを拾って読んでいくやり方があります。

 

自分もこの効率重視の読み方に慣れているからか、

音声で一字一句読まれていくスタイルは、冗長に感じてしまいましたね。

 

一応、目次からリンクで該当箇所に飛ぶことはできますが、

章単位ですし、

パラパラとページをめくって、「お、ここは面白そうだ」と

検討をつけることができないんですよね・・。

 

効率的に、ピンポイントで読みたい状況には、不向きかなと。

 

いい声の読み手なのだが、思いまでは感じない・・

読み上げてくれている方は、非常に良い声なのですよね。

男性一人が複数の役をやっている?ようでした。

(「転職の思考法」は会話形式で話が進むので)

 

良い声で聴きやすいことは間違いない。

しかし、voicyだったり、YouTube だったり、話し手自身が、

話し手の思考を語っているのと比較すると、どうでしょうか??

 

やはり、文章を書き下した人自身が語るのと、

代弁されるのとでは、聞き手の感情に訴える力が違ってくると感じます。

 

書籍のようなかっちりした文体でなくとも、

自分の言葉で語るvoicyの放送などは、非常にパーソナリティの

人間味を感じますし、脱線した話や補足なんかからも、

受け取る情報の理解が進みます。

 

良い声のナレーションを否定はしないのですが、

だったら読み上げAIで良くないかな?と思ってしまったり。

 

生活の合間のながら聴きには、長すぎる

ながら聴きニーズを取りに行っている、音声市場。

5〜30分程度の範囲だと、散歩、家事にはちょうど良く感じます。

また、これくらいの時間だと、要点もギュッと詰めてくれることが多くて、

情報を得る上で効率が良いんですよね。

 

オーディブルですと、書籍1冊分は数時間にも渡ります。

生活の隙間時間に差し込もうとすると、時間が分断されがち。

家事の合間の時間で、キリよく終わらないこともあります。

一言一句の読み上げですので、要点も絞られていないし、

かつ時間は分断されてしまうしで、podcast形式の短いコンテンツに

慣れていると、ややストレスフルなんですよね。。

 

もっとも、車の長距離運転とか、まとまった時間が取れる場面には

適しているかもしれません。

勝間さんも、オーディブルは車中でよく聴いているようですし。

 

もちろんメリットもあるので、試してみるのが吉です!

ラインナップを見ると、人気のビジネス書系は充実しているようです。

やはり、ながら聴きのビジネスパーソンがメインターゲットなんでしょうね。

 

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ビジネス系狙い撃ち

 

子育てをされている方は、きっと本やタブレットを落ち着いて手に取る

暇もないかもしれません。そんな時、書籍の読み上げでゆっくりと

一日一冊消化する、そんな使い方には適しているでしょう。

 

 

何にせよ、これから音声市場が盛り上がり続けるのは間違いなく、

GAFAの一角のサービスを体験しておくことに何のデメリットもないでしょう。

 

2ヶ月無料、かつ2冊は無料でオーディブル書籍をもらえるキャンペーン

が(ずっと?今だけ?)行われています。

 

ご紹介のリンクを貼らせていただきますので、

ぜひ試してみてはどうでしょうか?

 

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ホリエモンの本なら、ホリエモンが読んだら良いのにな〜

 

 

ではでは。

「戦国ベンチャーズ」感想/書評 〜会社員は組織の強みを破壊しにいく戦士たるべき〜

こんにちは。ヤスヤスオンファイヤーです。

 

北野唯我さんの新刊『戦国ベンチャーズ』を読みました!

歴史に残る名将たちの組織論をもとに、現代の組織のあり方について

精緻な考察をされている一冊。

 

私のような、まだ何者でもないいち会社員はどう読み、

どんなアクションを起こそうと奮い立ったか、感想をメインに

書いてみようと思います。

 

北野さんのビジネス書は「内定者の手紙」シリーズで

感銘を受け、新著もとても楽しみにしていました。

 

大きく3つの観点に分け、刺さった箇所の所感を。

 

GAFAMではなく、歴史に学ぶ意味

まず、史実と絡めて組織論を語るという、本書のコンセプトについて、

目新しさと、納得感を得ることができました。

歴史からは、確定した成功事例として疑いなく教訓を得られる。

また、時代を超えた、普遍的に通ずる真理を得られることにもなります。

 

私は普段テクノロジー企業の成功事例に基づいたビジネス書を

読んでいることが多かったです。

もちろん、GAFAMも短くも成功の歴史を持っていると言えますが、

今後数十年で、成功企業であり続けるかは分からない。

また、今の世の中だからこそ成功できた、時代性に依存した

成功理由というのも往々にあると思います。

 

つまり、私の気づきとなったのは、「歴史から学ぶ」という選択肢が

あったのか!ということですね。

 

北野さんも、歴史の授業自体は苦手だった旨、書かれていました。

私も、歴史の勉強にはまともに向き合ったことがないタイプです。

本書は、史実自体に深く切り込むことは目的にしておらず、

現代の組織論に通じる教訓を、丁寧に取り出して読者に紹介してくれる

イメージです。

歴史に苦手意識がある人ほど、きっかけにしてほしいと思いましたね。

 

また、少し違った観点での感想としては、

GAFAMのような外国企業に学べ、をやっている限り、

日本は後追いの存在からは抜け出せないのでは、とも思いました。

追うことも必要ではありますが、

普遍的なエッセンスも歴史から吸収する。

ここに、日本の企業の再生の鍵があるかもしれません。

 

ガンとなった組織の強みを破壊できるのは、「抜擢」

私にとって一番の感銘ポイントは、4章、

歴史は「抜擢と嫉妬」とともに作られる

でした。

 

私のような、経営者でもない、プレーヤーとマネージャーの

境目くらいの位置の者が、組織で大きな波を起こすためには

どうしたら良いか。

 

結論としては、

形骸化した業務、慣習に声を上げ、メスを入れる存在になる。

そして、いち部門で一山の仕事を終えたと思ったら、

環境を変え、また声をあげていく。

 

まさに、「会社員は組織の強みを破壊しにいく戦士」

になるべきだ、という思いに至りました。

 

ここで、まだ未読の方は「強み」を「破壊」する??

のはなぜか?と疑問に思うかもしれません。

私も、本書の宣伝文で見たときは、意味がさっぱり

分かりませんでしたから。

 

 

ですが意味を理解すると、すごくハッとした考え方でした。

「強みの経営」を作り上げても、強みが増幅、暴走し、

ガンになっていく。

変えられるのは、「抜擢と嫉妬」によって健全に

人が流動的に、組織を変えていくこと。

 

・・このあたり、本書で特にお勧めしたい部分です。

組織は一度強くなれたら終わりではない。

生き物のように、変化をし続けなければいけないという

ことを、臨場感を持って読むことができました。 

 

社員相互のフィードバックで個人の強みを加速する

そして、明日からでも心掛けて行こうと感じた点です。

個人の「強み」を引き出すには、人が相互に強みを

伸ばし合うような、フィードバックが必要だということです。

言い方やタイミングは熟慮するにしても、先輩後輩、上司部下の

立場に関わらず、フィードバックを行う空気を作りたいと感じました。

 

組織がある存在理由は、個々人の強みを組み合わせられるから。

逆に捉えると、個々人の強みが活かせる、認識されるのは、

組織で人との違いを知れるからである、

という趣旨の記載に、深く納得しました。

無人島だと、自分が何が得意なのか、比べられず

強みを知ることはできませんね。

 

強み、弱みをフィードバックしあうことの大切さ。

これは、たまたま同タイミングに読み進めている、

ネットフリックスの企業文化が書かれた本

NO RULES(ノー・ルールズ) 世界一「自由」な会社、NETFLIX

とリンクしましたね。

 

ネットフリックスでは、部下から上司に対してでも、

適切なフィードバックを行うことが推奨される文化。

「出張先で、あの態度はお客さんに失礼でしたよ」的な

フィードバックも、(もちろん言い方、タイミングは考えた上で)

伝えることが推奨されている。

 

個人及び組織の成長を思ってこそ、伝えるのだ、ということが強調されていますね。

 

個人の「強み」の組み合わせで組織が強くなる以上、

社員間で強みを互いに認め合い、伸ばし合える文化は、

素晴らしいだろうなと感じました。

 

明日からやれるアクションとして、

まず良いと思った他社員の行動を「すごい!」と褒める、

話題にすることから始めてみようかな。

 

さいごに

自分の感想メインで書き連ねました・・。

あまり要約にもなっていませんので、ぜひ本書を読んでみることを

おすすめいたします。

歴史好き向け?または経営者、リーダー層向け?と思いそうなタイトルではありますが、

何者でもないビジネスパーソンこそ、組織と個人の関係について、

新たな気づきが得られる一冊です。

 

 

※紹介のアフィリエイトリンクを掲載させていただきます。

よろしければ、是非ご活用ください。

 

戦国ベンチャーズ ? 人事の天才・徳川家康と曹操に学ぶ、「強みの経営」とは?ー (SHOWS Books)

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歴史アレルギーも解消に向かっています

 

NO RULES(ノー・ルールズ) 世界一「自由」な会社、NETFLIX (日本経済新聞出版)

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ボイステック革命が訪れる理由

こんにちは。

 

今日はVoicyの緒方社長の書籍を読了して考えたことです。

ボイステック革命  GAFAも狙う新市場争奪戦 

 

これから音声コンテンツの時代が来るということ。

 

なぜかと問われたら、答えられますでしょうか?

 

また、まだまだ音声市場は芽が出ている途中なので、

音声配信などに馴染みがない人も多いかもしれません。

 

自分なりの結論としては、

仕事、家族、趣味にと時間はいくらあっても足らない、

でも勉強して自己投資を惜しみなくしたい。

そんな層に、音声で学べる環境は最適であるということ。

 

また、誰もがクリエイターとしてコンテンツを

発信できる時代、声の発信は、

ファンを増やす手段としてコストパフォーマンスに

優れた手段であるということです。

 

なんで今音声なのか?

まずは、書籍から学んだことを紹介です。

なぜ今、音声にスポットが当たっているのでしょうか??

 

昔からラジオはあるわけだし、

動画の方がよほど、情報量が多くコンテンツとして

優れているのでは、と思いますね。

 

その理由には、やはり技術の進歩があります。

・AI技術の進歩によって、音声認識の精度が飛躍的に向上した

・ワイヤレスイヤフォン、スマートスピーカーの普及

まず、音声認識の精度は近年飛躍的に向上しました。

それによって、音声で操作できるデバイス及びソフトウェアが

グッと増えています。

「音声」が一つのインターフェースとして、当たり前に使うものに

変わったということですね。

まるでキーボード、マウスに加え、新たな入力デバイスが発明されたように。

 

音声を入力する手段として使えるようになった。

そうなると、返ってくる情報も、音声で受け取るという場面が増えてきます。

今現在は、まさにこの段階だと思うのです。

 

手を動かしながら、スマートスピーカーに指示を出せる。

画面上で何か返事があっても良いわけですが、

最適なのは、デバイス側も音声で返すことです。

 

・・・少し冗長に書いてしまいましたが、

音声認識」が飛躍的にできるようになったこと。

それが、かつてのラジオの普及と全く違うところなのです。

 

音声コンテンツが解析、検索できる未来も来るはず

現状、まだ音声コンテンツの中身、すなわち

発信者が話した単語を元に、

Google検索できるような仕組み、はまだないかと思います。

しかし、Googleならたちまち実現してきそうですね。

YouTubeでは、少しずつこの仕組みが検索に入ってきている

という情報を見たことがあります。

 

もっとこのことが進むと、

音声コンテンツのSEOが重要になる未来が来るでしょうね。

音声コンテンツを収集したキュレーションサイトなんかも、

できるかもしれません。

 

そうなると、テキストのメディアと双璧を成すように、

音声コンテンツのメディアが大きな位置を占めてくる。

 

ビジネスの展開として、とても期待を持ってしまいます。

 

一番恩恵を得るのは、忙しい人

たっぷり時間があるならば、

そして暇潰しをするならば、

動画の方がコンテンツとしては適している。

 

しかし、耳で学べるということは、

時間を大事にする人にとっては、

最適な時間の使い方だと思うのです。

 

リスナーとして、学び続けたい人が、

どんどん増えていくに違いありません。

 

そして、発信者側も、これまではブログを書く暇も

なかった、能力あるスーパービジネスマン?

が、発信し始めるようになるのではないでしょうか。

 

私も、stand.fmでやってみて分かりましたが、

音声で発信するのって、本当に簡単。

コストパフォーマンスが良いんですよね。

 

これまでは時間がないために発信ができなかった

ビジネスマン、または主婦の方など、

発信者、クリエイターとして、参加されていくの

ではないでしょうか。

 

リスナー、パーソナリティ双方で、

「個」を高めるために集まる市場になっていくのだと

思います。

 

私自身、この流れに乗れるよう、インプットと発信を

継続していきたいです。

 

ご紹介した緒方さんの著書はこちら。

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