こんにちは。ヤスヤスオンファイヤーです。
人に親切にしたり、惜しげもなく情報を提供したり、
「ギブ」していますか?
最近読んだ勝間さんの新著、お金と幸せを同時に手に入れる55の方法 にて、
目を見張る一節がありましたので、引用します。
ついつい、誰かに親切にすると、その相手から親切を返してもらうギブ&テイクを期待しがちですが、それだと返ってこない場合、相手に対する印象が悪くなったり、勝手に損した気分になったりします。
そうではなくて、ギブした相手から直接テイクできなくてもいい、回り回って、いつかほかの誰かからテイクが返ってくる、と考えて、自分が親切にできるときは、余裕がある限りなんでもやるようにするわけです。
すると、親切にするのが当たり前になるので、いちいちギブした相手を覚えておかなくなり、テイクを相手に期待することも忘れます。たまにしか親切にしない人は、親切に大きな労力を使うためいつまでも覚えていますが、しょっちゅうしていれば親切にしたこと自体忘れます。
その結果、テイクがなくても不満に感じることもないので、人間関係の窮屈さから解放されて楽になれます。
実際、私はこれを自分の中でルールにしてから、驚くほど人間関係が楽になりました。この親切の連鎖を、私は「ギブの五乗」、すなわち「ギブ&ギブ&ギブ&ギブ&ギブ」と呼んでいます。
どうでしょうか?
私は早速この考え方をインストールしました。
親切にするのが当たり前になるというのは、いちいち損得勘定を計算せずに、
親切にすること。結果的に、無駄な思考、判断をする場面が減り、
却って生産性の向上につながります。
スティーブジョブズやらが、毎日同じ種類の服を着て、無駄な選択、判断を減らしていたのと同じ考えですね。
職場での小さな実践
チームでとある社内システムの操作を皆行わなければならない状況。
私は唯一、操作経験がありました。しかし、皆このことは知らない・・。
黙っていれば、私になにか注目が集まることもなかったでしょう。
しかし、みんなきっと同じようなことで悩むだろうと思い、
「何かはまったらすぐチャット入れてね。私は実は操作経験あるので」と
朝会で発言しておきました。
マネージャーの後押し?もあり、結局短く時間をとって、全員向けに
ガイダンスを実施することになりましたね。
予期せぬいろいろな質問が出てきたり、一人で対応するのはやや大変でしたが、
きっとチームとしては無駄に悩む時間の浪費を削減できたはずです。
よこしまな考えとしては、きっと自発的にフォローを申し出る私の株も
きっと上がっているでしょう。
「ギブの五乗」で親切を当たり前にする。
仕事の場では、自分のリソースと相談するのが前提ではありますが、
基本的な考え方として持っていたいものです。
親切にするかしないか、悩まない。まず名乗り出てから、やっぱり時間が厳しく、、
と謝っても良いわけですしね。
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ちなみに本書でも語られる勝間さんの金融リテラシは、完全に模倣してよいレベル。地に足着いています。