Web3時代のつよつよビジネスパーソンを目指すブログ

Web3という大きな波に会社員エンジニアはどう対峙すべきか。クリプト、NFT、DeFi、メタバース…多様な情報に触れ思考したことを発信します。どこにでもいる会社員だからこその、日々の気づき、ビジネスTipsも発信します。

お客に恥をかかせないためのマインドセットとは

こんにちは。ヤスヤスオンファイヤーです。

 

サービスを提供する側に立った時、
お客に恥をかかせないためのふるまいとは、どうすべきか。

 

結論としては、「相手に重要感を与える」という原則です。

カーネギーの名著「人を動かす」より拝借。

 

さて、こんなことを考えたきっかけを。

 

遭遇した出来事

緑の某コーヒーチェーンにて。
私はメニューや注文の仕方には不慣れなお客です。

 

注文した商品は、テイクアウトには対応していないようでした。
店員さんは、「商品の濃さが・・量が・・」と、私には
理解しきれない説明で、伝えてくれます。

 

結局、別の商品を勧められ、「そっちにします~」と注文を変えました。

 

出来事としては、これだけ。

 

ここからは私の感情

お店の商品について無知なことに対し、恥をかかされてしまったな、と
感じたんですよね。

決して店員のお兄さんの態度は悪かったわけでも、見下す態度だったわけではない。

 

しかし、これからはもう新しいメニューに手を出すのはやめよう・・と思っています。
分かるお客だけ行けばいいやん・・と、少しお店のブランドイメージに対しても、
マイナスの感情が残りました。

 

まず前提条件を俯瞰すると

「情報の非対称性」がある状況だったと言えましょう。

店員さんの方が圧倒的に商品知識、注文の仕方など、知り尽くしているわけです。
お店のブランド戦略的にも、あえて裏メニューを作っていたり、
注文方法が他店と差別化されていたり、敷居を少し高く設定している。


そして新参のお客である私は、不明なことが多い。

 

店員の立場に立ってみると、情報量では、圧倒的にお客の上に立つことが
ほとんどでしょう。

 

情報を持つ側は、些細な配慮を欠かした場合、
持たない者に対してのマウンティングを知らず知らず、行ってしまうリスクが
高まります。

 

店員側だったとして、とるべき最善の言動は

私がもしこの時の店員だったら、と考えます。

 

まず、注文のルール、商品説明が分かりづらかったことを、
開口一番、謝罪をするでしょう。
大げさでなくても良いです。「少々メニュー表記が分かりづらく、申し訳ありませんが、本メニューはテイクアウトに対応しておらず・・」みたいに。

 

まず、お店側の立場を下げて、わかりづらさに原因がありました、
と、お客の行動を立てます。

 

お客さんは悪くないです、勘違いさせて申し訳ない、という態度さえできれば、
お客さんの行動を否定するわけではなく、
注文の変更を気持ちよく促せるのではないでしょうか。

 

名著に学べることは多い

冒頭でも紹介しましたが、カーネギー人を動かす

からの受け売りです!

 

この書籍で紹介されている究極のマインドセット「人に重要感を与える」
の実践ですね。

 

パーティーで相手が間違ったうんちくを話していても、否定せず気持ちよく
話してもらう。

契約書の間違いを指摘するにも、「私が誤っていたら申し訳ないのですが・・」
とエクスキューズしてから、主張をする。

 

人とのコミュニケーションを円滑にするための本質的な考えが、
たくさん紹介されています。

 

いちいち出来事を引きずりはしませんが、
自分だったらこうしていたのに・・と、考えることは自己成長へつながりますね。