Web3時代のつよつよビジネスパーソンを目指すブログ

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仕事が「はやい」と言われるには「タイミング」を早くすること

こんにちは

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今日の結論としては、
仕事が「はやい」と言われるには、作業スピードを速くするのではなく、
「タイミング」を早くすることで実現できる、ということです。

北野 唯我さん 「内定者への手紙 ー「仕事が遅い人」と呼ばれないための、10のチェックリスト」
通読してから1,2か月ほど経ちましたが、
「タイミング」を早くせよ、という部分はやたらと印象に残り、
日々の仕事で実践できていると感じています。
「この本を見れば、全部載っているよ」|北野唯我/マガジン|note


「タイム」ではなく「タイミング」を早くするとは

書籍の中身を少しご紹介します。
一般的に、仕事がはやい、というと、どんな人を思い浮かべるでしょうか??
私は、本を読むまで「作業が速い人」と思っていました。
同じ時間でプログラムがより多く書けるとか、
プレゼン資料を作るのがとにかく速いとか。

しかし、作業のスピードを上げるのでははなく、「タイミング」を早くすることで、
周りからしたら、仕事が速い人になることができます。

なぜなら、日々の仕事では、「他者が関わる仕事」が大半、いやほぼすべてといってよいほど
でしょう。
上司の査読が必須の資料ならば、未完成で骨子だけでも、まず査読を依頼する。
変に独断で進めて、後から見せたら全然イメージが違う、という事態を防ぐわけです。
このことによって、作業の手戻りで失う時間は未然に防ぎ、結果として
手戻りを起こした場合と比べると仕事は早く終わることになります。


いわゆる報連相の基本なのかもしれませんが、
書籍を読んで、「仕事がはやい」という言葉の意味を、刷新することができました。

アジャイルにおける「フェイルファスト」とも通じる

「タイム」を早くする、という考え方、様々な金言とリンクすると感じます。
アジャイル関連の用語として、フェイルファスト(fail fast, 早く失敗する)
という考えがあります。
不備だったり、追加の要望だったりが発生することは前提に、
プロダクトを使ってもらい修正を繰り返していくような考え方です。

まさに、書類作成一つにとっても、フェイルファストでいくぞ、という
気持ちで進め方って、変わると思います。
パワポの資料一つで、上司から全く指摘をもらわないことなんて
無かったわけです。
指摘をもらって修正が発生するなら、残り時間がたくさんあるうちに
指摘を得る、小さな失敗は早く得た方が、ゴールまでの立て直しも
手段が考えやすくなります。

ちょっと先輩に見てもらおうとか、質問しておこう、というのも、
立派にフェイルファストな考えと思います。
勘違いして仕事を進めてしまうことって、往々にあるので。
質問して、実は自分が勘違いしていたことに気づくのも、
早めに失敗できてラッキー!ぐらいに構えるとGOODと思います。

悪い報告ほど、早く報告すべき

こういうことも、よく言われますね。
まさに、これも「タイム」を早めるべきという考えは共通。
トラブルが起こった場合に、まだ全然情報がまとめられていなくとも、
上司に一言、発生したことは報告してしまう。
その後で、解決までのアクションは考えていけば良いし、
上司視点でしか気づかない観点で、指示、助言が来るかもしれない。


上司目線を想像すると、結果的に部下が問題なくトラブルを解決したとしても、
報告が遅かった場合、「なぜ最初に報告がなかったのか?」と感じるのではと
思います。
やはり、他者が関わることでは、「タイム」は早ければ早いほど良い。
もちろん一部の例外的な状況はあれども、緊急度や重要度も踏まえて、
自分からタイムを早めた行動をとることが、大事と感じます。