こんにちは。ヤスヤスオンファイヤーです。
voicyフェス、お聴きになっている方はいらっしゃいますかね?
いやはや、有料とはいえこれだけのコンテンツを聞けるとは・・
11月末までアーカイブで聞けますので、今からでも遅くはないです。
しばらくは、アーカイブの消化で耳が忙しくなりそうです。
いろいろと聞くなかで、新R25編集長の渡辺さん、voicyの放送、Book Cafeで
ビジネス書の紹介や対談を配信されている荒木博行さんセッションが
秀逸でした。しっかりまじめな内容で、私みたいなまじめさんにはヒットでした。
所感としては、
具体、抽象を行き来して思考できる能力は、
これからもずっと、ビジネスパーソンの基礎教養であるということです。
具体⇔抽象を行き来して物事を捉えられる力は、基本であり最重要
組織の育成というような話題のとき、新R25には「新R25らしさ」の
手法があるけれど、もっと抽象化したレベルの考え方、指針といったものを
後進に伝えようとしている、という話がありました。
具体的なコンテンツの手法は、確かに新R25らしさ、ノリみたいなものは
あります。(インタビュー記事だと、写真が多くて、ツッコミのような
キャプションがあったり)
具体的手法をトレースするよう部下に指示することは簡単だけど、
なぜそのような手法で表現するのか?抽象度を上げたレベルを共有できていないと、
仕事に応用が利かないし、的をはずした成果物になる可能性もある。
日々仕事をする上で、「なぜ?」を自問して仕事の目的を抽象度高く理解し、
具体に落とし込む。
どんな仕事でも、応用可能な考えと思います。
あらためて、再認識しましたね。
マネジメントにおける具体、抽象のバランス調整
組織のマネジメントにおいては、抽象的過ぎると、何をやってよいか伝わらない。
具体的過ぎると、指示待ち人間を生み出してしまう。
荒木さんの例えは、秀逸で分かりやすかったですね。
「ホチキスで紙をまとめる」という仕事にこだわってしまう人がいる。
時代は電子化だが、具体にとらわれていると、従来からの仕事のやり方から
脱却できない。
ホチキスで紙をまとめていたのは、情報を整理して人が理解しやすくするため。
であれば、仕事を一段抽象化してとらえたあと、具体化するならば、
電子書類を前提に、整理する方法を考え、仕事にしていけばよい。
具体⇒抽象⇒具体 と行き来できる人は良いですが、
従業員はみなそうではありません。
マネジメント層としては、具体的な正解を教えてしまえば速いが、
従業員が指示待ちになってしまうというトレードオフの狭間で、
バランスをとった伝え方をする必要があります。
いやはや、部下、後輩を引っ張っていく状況でもある身としては、
ここでも具体、抽象の変換力が発揮できたか・・と気づけましたね。
ビジネスパーソンの必須教養にしていきたい
日頃、会社の中で「抽象的に言うと~、具体的には~」みたいに、
それとなくワードを使っています。
しかし、皆が皆、明確に具体⇔抽象を意識しているかどうかは、
分かりません。
コミュニケーションの効率化を図るため、
細谷さんの書 「具体⇄抽象」トレーニング 思考力が飛躍的にアップする29問
これはビジネスパーソン全員必読にしておいても良いのではないでしょうか?
この本、まこなりさんが紹介していたのを見て、買いましたが、
体系的に具体⇔抽象力を理解するにはうってつけでした。
死ぬまで使えるだろうな~というビジネススキルの一つであることは
間違いないですね。
日々、使っていきたいところです。