Web3時代のつよつよビジネスパーソンを目指すブログ

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実年齢で自分、他人を見るのをやめてみるべき ~ライフシフト2レビュー/書評~

こんにちは。ヤスヤスオンファイヤーです。

 

楽しみにしていた書籍、ライフシフト2 100年時代の行動戦略が出て、

さっそく読んでいます。

 

前作のライフシフトを読んで、キャリアを見直す大きなきっかけに

なりました。

 

学生時代、会社員(同じ仕事、同じ会社で)、定年、

という3ステージの人生で良かった時代は終わりを告げます。

 

本作、ライフシフト2では、コロナによって変化した

社会や、テクノロジーの進化がもたらすキャリア選択への影響を

踏まえて語られています。

 

序盤で印象に残った点としては、

実年齢、すなわち生物学的年齢で自分の価値観を狭めたり、

他人を年齢というフィルターで見ることは、今後意味をなくしていくのではということです。

 

年齢の持つ意味が変わった

平均寿命が80歳の時代の60歳は、残り20年の存在。

平均寿命が100歳の時代の60歳は、残り40年の存在。

 

平均寿命が延びることにより、実年齢が持つ、生物学的な衰えの度合いは

変化していきます。

 

時代が変われば、60歳はこういうもの、という価値観は変化していくのです。

 

そして、本書では、「社会的年齢(社会でどのように扱われているか)」、

「主観的年齢(自分がどのくらい老いているか)」といった

概念も存在すると述べられています。

 

生き方によって、年齢はいかようにも関係ない情報になる

人生が長くなると、覇気をもって生きる人、そうでない人とでは、

社会的年齢、主観的年齢で大きな差がついてきます。

 

そうなると、もはや生物学的年齢でなにか人を判断したり、

し分けたりする意味が失われていきます。

 

今の自分に反映できるアクションプランとしては、

30歳だから、30代だから、40代になったらこうしていなきゃいけない、

みたいな年齢による人生の型みたいなものに、考えを縛られないことですね。

 

いわゆる日本企業にいる私ですが、

40歳までには管理職に・・とか、まだ根強く出世の黄金コース的な

価値観は会社に残っています。

 

しかし、もうね、解き放たれていくべきでしょう。自ら。

30代だろうが、積極的に管理職に手を上げてしまうとか、

もしくは40代からエンジニアリングを極める道に転換してもよいし、

時代時代で、最適なキャリアを選んでいく姿勢が重要と思うのです。

 

古き出世コースに外れたからといって、屍のようになりたくはないですしね。

 

慣例にとらわれず、自分で道を選択していきたいものです。

幸い、慣例を壊していこうという風土が今の会社の環境にはありますので、

挑戦していきたいところですね。

 

LIFE SHIFT2?100年時代の行動戦略

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週刊SPAのリストラ社員の末路~みたいな記事で暗くなるより、前を向きましょう