こんにちは。
今日の結論としては、
「仮説思考」はあらゆる場面に通ずる、
普遍的に有効なアプローチなのではということです。
私の仕事の中で、エキスパートタイプのシニア社員に、
助言をもらわないといけない場面が多いんですね。
自分自身の考えがなく、お客さんに言われたことをそのまま
持っていくだけだと、大抵玉砕されてしまいます。
しかし、お客さんに言われたことは、こう言われたという事実として、
述べる。
それを踏まえ、自分の意見はこうだ、と考えをまとめて、
持っていく。
考えが正しいかどうかは、検証しないといけないし、
速攻で否定される可能性ももちろんあります。
ただ、自分なりの考え「仮説」を持っていくことで、
建設的な議論ができたという感触が、今日ありました。
丸投げで助言を求めるのではなく、
仮説を持っていって、正しいのか、正しくないのか、
検証するという議論をする。
そのほうが、結論に辿り着くまでの労力は、
効率化できる可能性が高いわけですね。
間違っていたらならば、ゼロから考えるところに戻るかもしれない。
しかし、一つでも、その仮説は間違いだ、という前提が
ある時点で、正解までの道のりは、確実に短くなっているわけですね。
仮説思考、仕事のあらゆる場面で当然のように使うべき、
考え方と思います。
自分なりの仮説を常に考え、検証する。
検証する手段は、人との対話であったり、情報検索であったり、
手段の違いがあるだけ。
常に仮説思考を中心に据えて、業務に臨みたいところです。