こんにちは。
今日の結論としては、
日本はもはや、文化的にも後進国になっているのでは、という考えです。
文化的というと意味が広すぎてしまいますが、ダイバーシティの考え方において、
ガラパゴス化し、諸外国と比べて周回遅れの価値観になっているということです。
本質的な問題は、組織委員会の価値観の遅れという指摘に唸りました。日本は既に、多様性、差別問題に対するリテラシが諸外国から周回遅れになっている。
— ヤスヤスオンファイヤー(8/28 E資格受験) (@YasuYasu_onFire) 2021年7月20日
文化的に後進国になっていることを自覚すべき。
#287 いじめ作曲家辞任問題 - ちきりん @InsideCHIKIRINhttps://t.co/Eu35YjwAB3#Voicy
ぜひちきりんさんのvoicy発信を聞いてみてください。
本質的な問題は、組織委員会の価値観が遅れているという事実
小山田氏の辞任問題について、語られた放送でした。
ついつい、いじめの壮絶な内容だったりに、感情的な感想を持たざるを得ません。
しかしちきりんさんは本当に本質を見る目が研ぎ澄まされていますね。
要旨としては、組織委員会が問題発覚後、一時的にでも擁護し即解任とはしなかったこと。それは、差別問題に対してシビアな価値観が当たり前の諸外国からしたら、
価値観が遅れているにも程がある、ということ。
問題の重さを見誤ったりということは、誰しもにあるでしょう。
しかし、今回のケースで組織委員会の対応が甘い本質的な原因は、
差別問題に対して思慮深く対応する価値観が、日本国民に養成されていないこと。
国のエリート層の集まっているであろう組織委員会で、これですから、
やはり、日本の教育なのか、メディアなのか、島国という環境なのか、
甘く、遅れた価値観のままになってしまっている日本人という問題が、
浮き彫りになったわけです。
経済的だけでなく、文化的にも後進国になりつつあるのか
経済的に日本が失速し続けていることは、さまざまに述べられているので、
実感としてありました。
スマホだったり、電気自動車だったり、オンラインのサービスだったり、
外国企業に飲み込まれ続けていますからね。
文化的な資質、というところで、こうも遅れをとっているのか、
というのは、なかなか今日の放送を聞くまでは意識的になれなかったですね。
カルチャーという意味では、エンタメのコンテンツはまあまああるし、
アニメ、ゲームは世界に誇れる魅力を持っています。
簡単には追いつけないほど、遅れてしまっている。
男女差別しかり、今回の障がいを持った方に対して然り。
人種問題だったり、島国といえど、身近にたくさん直面する場面も、
あると思うのですよね。それを、日本は蓋をしてしまってきているのではないか。
かつて、日本は単一民族で〜といった失言があった政治家?の話を思い出しました。
マスメディアだったりから、自然と学ぶ機会が少ないと感じます。
教育も、ないとは言わないまでも、身に染みた価値観として
各人が確立するには、経験、体験や情報が足りないのかな、と思うのです。
海外の価値観を吸収すべく日々の情報収集、感度が必要
せめて自分は、どうしたら良いのだろうか、と考えると、
ダイバーシティの価値感について、意識的に海外のニュースから
情報、感覚を得ることかな、と思います。
もっぱらNewsPicksから情報は得ていますが、もちろん日本のメディアの記事が多い。
しかし中には、翻訳された海外記事で、人種、民族問題を報じたものも目にしますからね。
何にせよ、文化的に遅れをとりつつある日本、という
ことに危機感を持ち、アンテナを張るところから、やっていこうと思います。