Web3時代のつよつよビジネスパーソンを目指すブログ

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DaiGo氏の一件について。彼は背負う者への影響に責任を持つ立場だ

こんにちは。

 

今日は炎上中のDaiGo氏の一件について、

私見を述べようと思います。

news.yahoo.co.jp

 

 

 

結論としては、

彼は、影響を与えている若年層に対して

何がどう伝わるのか想像し、

責任をもつ立場なのではということです。

 

発言の論理的な正しさの検証はともかくも

ihayato.medium.com

 

発言について、正しいか正しくないか、といった議論は

あまりするつもりはありません。

 

ある観点から見たら、実は理に適う面もあるのかもしれない。

一つの学問だけで解を出せる問題でもないという気もする。

 

イケハヤさんのブログは、

まっとうなご指摘をされていて、私は賛同します。

 

多様な個体がいることによって、人類は生存してきた、

という言説は、納得感があります。

 

現代のインフルエンサーという立場

令和の時代、「インフルエンサー」という立場の人は、

10代の若者からどのように映っているのだろう、

と考えます。

 

若者が憧れる対象は、往々にして芸能人やミュージシャン

ではありました。

今はDaiGo氏のように大きなビジネスを回しつつ、

インターネットで大きな存在感を示す存在にも、

若者の支持は集まっていることでしょう。

 

いつぞや何かの記事で、野心をもった若者は

バンドを組むのではなく、会社を起こすように

なった、と言及されていました。

世の中を変えるには、ミュージシャンではなく、

ビジネスを起こす方が速いし現実的だ、

という考え方はわかります。

 

というわけで、DaiGo氏にも、

知の巨人といった風格があり、饒舌で、

個人で相当な規模の事業を行っている。

野心を持つ若者から、かつてミュージシャンに対して

いただいていたような憧れを向けられることも

あるのではないでしょうか。

 

10代の時に憧れる人への思いは、盲目的で恐ろしく澄んでいる

私自身、10代の頃はミュージシャンの存在には、

盲目的な憧れをいただいていた記憶があります。

 

「発言からなにから、人間性もなにもかも、清廉潔白で

理想の人物たちに違いない。

あんなに素晴らしい音楽を生み出しているのだから。」

 

発信しているブログだったりインタビューだったり、

読み漁っては、価値観を自分に疑いなく

インストールする感覚。

 

やがて、大人になるにつれ、彼らも普通の人間であり、

偏った信仰を持っていることもあれば、

男女関係で不祥事を起こすこともあるし、

音楽が素晴らしいからといって、他のことで

優れているも限らないし、別に全知全能でもないことは

明らかに認識するわけですね。

 

ただやっぱり、10代の時の完成は純粋すぎる

ところがある。

 

 

DaiGoさんに対し、かつての10代の自分のように、

憧憬を持った若者は確かにいるはずでしょう。

きっと、彼の発信を受け取れるような、

頭の良い子も多いのではと想像します。

 

例え今は何の行動に表れなくとも、

奥底で、価値観の伝搬が起こっていると思うのです。

 

DaiGo氏は、個人の感想を言っただけ、という

スタンスです。

しかし、世の中に広く届く存在になってしまっている以上は、

若年層への影響に責任をもって、発言すべきと思うのです。

 

居酒屋でクローズに話してもらう分には一向に構いません。

多くの若者に、あなたを信じる若者に、

届いてしまう場では、想像力を働かせてほしかった。