Web3時代のつよつよビジネスパーソンを目指すブログ

Web3という大きな波に会社員エンジニアはどう対峙すべきか。クリプト、NFT、DeFi、メタバース…多様な情報に触れ思考したことを発信します。どこにでもいる会社員だからこその、日々の気づき、ビジネスTipsも発信します。

受験勉強を勝ち抜いた頭をアップデートできないと、沈む

こんにちは

f:id:EternalBlueBullet:20210603203021p:plain


今日の結論としては、
正解を導くことのできる思考力はもちろん大事。
しかし、それだけでは、今後仕事をAIに取られていく。
高度な頭脳労働だと思い込んでいたとしても。

newspicksで見かけた、山口 周さんのインタビューを見て考えました。

高学歴の人が得意な、正解を出す仕事、とは

事実やデータから、正解を導く思考。
弁護士だったり、コンサルティングだったり、
頭脳労働として、論理的思考力を磨いた人ができる職業があります。

これらは、事実やデータから、限りなく最適解を導くことができると、
決まっている仕事。

こういった正解を導く仕事は、近い未来、AIに取って替わるよ、というのが
山口さんの主張

高学歴の人がつく、高収入の仕事って、正解を導く仕事が多い

弁護士のような仕事は、まさに決まった正解を導く仕事。
実際に、弁護士業務はAI活用が進んでいます。

これから、どんな思考力をつけていけばいいのか

高学歴でテストの正解を導くのが得意なことは、もちろん
価値がある。
しかし、AIの進化とともに、価値が下がっていくことは、
自覚しないといけない。

就活ゴールなんて言葉もありますが、良い会社に入った後の、
頭のアップデートこそが重要と思うのです。

それで、どんなアップデートが必要かといえば、
すなわち、AIに取って替わられないこと。
私は、2つの観点があるのではと考えました。

前例やデータの無い領域で、正解を見つける

結局、正解を見つけることにはなりますが。
前例やデータがないと、AIは無力です。(実際はいろいろとありますが、ごく単純に考えると)

AIが推論不能な、新しい分野、時代の流れがあってこそ生まれた課題に対して、
どう切り込んでいくか。突飛な発想でもよいと思います。
前例のデータももちろん使っていい。しかし、そこにひらめきとか、センスのような
ジャンプ的思考をいかに加えられるか。
こういった能力があってこそ、AIにはできない新規開拓ができると思います。

AI的には2番、3番の答えでも、理由を主張できるかどうか

AIは、機械的に最適解を導きます。

人間にしかできないことを考えると、
たとえ2番目、3番目の考えでも、
理由をつけて、有効性を主張できるかどうか。
そして、意思決定のために感情を動かせるかどうか。

そんな能力の価値が増していくのではと思います。

理由を言えるというのも、立派に価値があると思うのです。
複雑なAIモデルほど、なぜこのような結果になったのか、という
ことに対しての説明が不可能になってきます。

何よりも、人の感情を動かせること。
これって、AIに置き換わるとは思えません。
場の雰囲気を変えるとか、みんなのモチベーションを上げるとか、
そんな能力の価値も上がっていくと思うのです。

さいごに

今後必要になってくる思考力、というか能力について
考えてみました。
論理的思考力は必須なことはこれからも変わらない。
しかし、すでにコモディティ化しつつある。

やわらかい発想と、人の心を動かせる力を、つけていきたいものです。