こんにちは
ちきりんさんのvoicyをいつも聞いています。
5/26昨日の放送ですが、さすがの発想と言語化が秀逸だな、と感じました。
“現代の映画館の価値は「スマホから離れて作品を見ざるを得ない環境」“
— ヤスヤスオンファイヤー(統計検定準一級6/20受験) (@YasuYasu_onFire) May 27, 2021
教育でもこの観点が必要だ。
一見退屈な数学の基礎理論のその先で、トレンドの機械学習理論が理解できてハッとする。
2021/5/26 #232 映画館の価値の変遷 - ちきりん @InsideCHIKIRINhttps://t.co/87E9lZgIME#Voicy
スマホから離れられる時間の価値
ちきりんさんのおっしゃったことの概要としては
・映画館の価値は時代とともに変遷してきた。
→テレビの無い時代は映像を見れる唯一の場所。
→テレビが普及してもイベント性のある場所として存在
・2時間余り、スマホを強制的にみられなくする環境として、今は価値がある。
・つまらないと感じた映画でも、最後まで見たら面白さが分かることもある
現代では、ネットワーク、もといスマホには、人間が縛られている側とも
とれる。人間の思考を拡大する外部器官としてもとらえられるけど、
集中力を吸い取られる根源でもありますね。
可能な限り、アプリの通知はオフにしていますが、
どうしてもSNSやメールを見てしまう癖は自分にもあります。
スマホの呪縛から離れられる時間、それは映画館だと、
確かに得られます。
映画館で作品に没頭する体験は、代えがたい
集中して作品に没頭することで、
自分以外の人生を生きたと感じるくらい、
感動を覚えることって確かにある。
自分は学生時代、よく2本立ての名画座に通っていました。
単に大きい画面とか音響設備では説明できない、
あの映画館を出た瞬間に世界が違って見える感じ、
あの価値はこれからも残って欲しい。
石の上にも3年的な発想は、戦略的に持ってもよい
で、つまらない映画でも最後までみたら面白さが分かることが
ある、という点について。
これって、仕事や勉強でも同じことが言えるのかな、
と思ったのです。
AIを勉強すると、一定以上の理解をするためには数学の知見が
欠かせない。無機質な数式と格闘しなければなりませんが、
超えた先には、深い理解と、データサイエンティストとしての
活躍機会が増えると思うと、モチベーションも湧いてくるというものです。
自分に合ったことをするために、合わないと思ったらどんどん
環境を変えていくべき、というのには賛成。
しかし、戦略的に、「このつまらない基礎固めの先には、楽しい
仕事が待っている」と考えられるのならば、耐える、というか
感じ方をポジティブにしてこなすのがベターでは。
石の上にも三年、ただし見通しが明るい場合に限る、って感じが
今風ですかね。