Web3時代のつよつよビジネスパーソンを目指すブログ

Web3という大きな波に会社員エンジニアはどう対峙すべきか。クリプト、NFT、DeFi、メタバース…多様な情報に触れ思考したことを発信します。どこにでもいる会社員だからこその、日々の気づき、ビジネスTipsも発信します。

お金への熱狂でWeb3のエコシステムは継続できるのか

Web3で起業、もしくはDAOを作るとして
何を中心に据えたら良いのか?

 

金銭的なインセンティブで
熱狂を生み出したとして、
それが継続的なサービスになるかというと、
疑問。

結論、「お金には交換できない価値」
を表現するトークンが循環するエコシステム、
が理想系。

※伊藤穰一さんがそこかしこで提言されていたり、
実験的にクローズなコミュニティで試している様です。

 

トークンは取引所で扱われた瞬間、マネーになる

どこかの暗号資産取引所で上場した瞬間、
トークンは法定通貨に換金できる。
そうでなくても、DeFiで他のクリプトに
交換できてしまったら、結局マネーになりますね。

 

トークン=マネーとなるならば、

トークンを得ようと熱狂する人たちを
誘い混むのは、スーパー難しい訳では無いでしょう(と、
やったことない人は強く言えないが・・)

高いAPYのポッと出のDeFi取引所は、
魔界と言われながらも人が集まりますし。

お金のために集まった人たちから成る
サービスって、稼げなくなったら
終わってしまう。ここに問題がある。


アクシーには一時の勢いはないですしね。

STEPNは、稼げなくても健康のため歩く、
という層は一部でしょう。

 

お金以外の価値交換で回るサービスはサステナブル

「マネーには交換できない」ことが前提のトークンを
送り合えるサービスはどうか。
SNSのいいねは、マネーには交換はできないけど、
承認欲求を満たす価値がある。
今のいいねは、無尽蔵に発行できて価値がインフレしているけど、
トークンとして流通量を制限すれば、付加価値も維持できます。

 

お金以外の何か、にならトークンを交換できるなら、

参加する側の動機になる。
具体的には何が適しているんだろう、
結局は、その人の地位、名誉を示す、
承認欲求を満たす称号を与えるようなことになるの
だろうか。

 

お金以外の価値を理解する人が集まれば、
エコシステムは継続する。

しかし、明日の生活のためにマネーが必要なんだという
人には、なんら必要はないものだ。


明日のためのマネーが必要、という人は
マネーとしてのインセンティブ、
そうでなく承認欲求が必要だ、という人は

地位、名誉のような無形資産をインセンティブにする。

ハイブリッドの設計が、
最適解になるのだろうか。

考えてみたものの、

富豪と農民みたいな、格差社会を助長するような

資本主義2.0みたいに行き着いてしまう気もする。