Web3時代のつよつよビジネスパーソンを目指すブログ

Web3という大きな波に会社員エンジニアはどう対峙すべきか。クリプト、NFT、DeFi、メタバース…多様な情報に触れ思考したことを発信します。どこにでもいる会社員だからこその、日々の気づき、ビジネスTipsも発信します。

暗号資産 vs CBDC はどちらが勝つのか

中田のあっちゃんの
切り抜き動画を見ました。

 

「暗号資産は絶対にするな!」

youtu.be

 

内容をよく聞きますと、
厚切りジェイソン氏の書籍解説です。
あっちゃんの意見ではなく、ジェイソンの意見では
あります。

 

 

ざっと、ジェイソンの意見をまとめてみます。

暗号資産の普及・発展に対し、
不利益を被る立場なのは「国家」。
国家は、法定通貨を発行する主体で
あるからこそ、
経済政策を行うことができ、
結果的に権力を持つ。

 

中国にしても、アメリカにしても、
暗号資産が人民元、ドルを超えるような
存在になるのは、絶対に阻止するよね。

CBDC(中央銀行発行デジタル通貨)として
デジタル人民元、デジタルドルが発行され、
法定通貨は、今の暗号資産を包含するような
存在になる。

 

そもそも、NFTしかり、今の暗号資産の相場は、
本来の価値を大きく上回った相場になっている。
いつか、大きな下落の時が来る。

 

さて、暗号資産に未来はないと切り捨ててしまうべきか

私の意見としては、
暗号資産は、CBDCと共存し、
経済活動に不可欠な通貨になっていくと考えます。

 

デジタル人民元は海外送金の制限が残るはず

CBDCが、暗号資産と同等の技術を持っていたとして、
デジタル人民元は、
地球の裏側の人まで、いつでも銀行を介さず
送れる仕様にするでしょうか?
これは、NOです。
YESになったとしたら、中国の資産家は、
多額のデジタル人民元を海外に送金し、
海外の資産でポートフォリオを固めてくるでしょう。

中国のテック企業が国家の規制で
あれよあれよと株価が下がっているように、
国家の一存で経済が動いてしまうような、
チャイナリスクは常にあります。

今でも、できることなら中国の資産家は
海外に資産を移したいはずです。

ですが、国家が海外への多額な送金は
規制していたり、
中国の国家としては、
国民は人民元のみの保有とし、
コントロールしたいのでしょう。

参考文献)
年間5万ドルまでしか外貨両替できないらしい・・

https://www.yokohama-ri.co.jp/html/overseas/pdf/china1303.pdf

 

デジタルドルは強いかも

一方、デジタルドルは、
じゃんじゃん海外送金もOK、のように
なっていく可能性もありますね。
そうなると、クリプトとのまさに競合には
なりそうです。

 

しかし、デジタルドルは、
ブロックチェーンを使うとしても、
プライベートチェーン、
またはプライバシーが担保されるような仕組みの
パブリックチェーンになるでしょう。

 

今のクリプトでできるDeFiのように、
匿名性をもって、
パブリックチェーンだからこその
できるサービス、まさにWeb3的な
サービスは、デジタルドルだけでは
実現できないでしょう。
法定通貨は、結局銀行業の上で
成り立つものであり、
CBDCになったとはいえ
銀行の皿の上の産物です。

 

いろいろと考えてみましたが、
暗号資産の未来を信じるも信じないも、
日頃のインプットと、
自分の頭で考えた結果で、
決めていくのが大事ですね。

 

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