Web3時代のつよつよビジネスパーソンを目指すブログ

Web3という大きな波に会社員エンジニアはどう対峙すべきか。クリプト、NFT、DeFi、メタバース…多様な情報に触れ思考したことを発信します。どこにでもいる会社員だからこその、日々の気づき、ビジネスTipsも発信します。

「あいつに貸したお金が返ってこない」という時代は終わる~CBDCがつくる未来~

いつもありがとうございます。
ヤスヤスオンファイヤーです。

こちらの書籍、読み終えました。
国が発行するデジタル通貨
「CBDC」の動向が詳細に
論じられています。

 

 
電子マネー、仮想通貨(暗号資産)、
そしてCBDC。
電子マネーは銀行業の上に成り立つもの。
仮想通貨は、銀行業の枠を超えた
送金が可能。
CBDCは、中間の性質を持ったものになる。

このあたり、以下記事でも書いていますので、
頭の整理に、参考にしてください。

eternalbluebullet.hatenablog.com

 

CBDCでどう我々の生活は変わるのか?

本書で学んだことを元に、
持論を交え考えていきます。

 

CBDCは以下の性質のデジタル通貨に
なるだろうと、言われています。
まだ、確定してはいません。

 

・政府のプライベートなブロックチェーン
管理される。すなわち、取引履歴(すべてではないにしても)
は国が監視できる。

・個人間の送金は、現金のやり取りと同様、
銀行口座を介さず行える。

・外貨や仮想通貨と、シームレスにブロックチェーン間を
ブリッジして交換できるかもしれない

 

これら性質を踏まえると、
我々の生活における変化とは、
案外、変わらないとも思えます。

 

取引履歴の監視は、現金以外の決済であれば、
現状でも、すべて記録されてはいます。
警察とか、当局の権限があれば、
Suicaの履歴だって、公開されます。

 

現金は、今後も使われ続けるでしょう。
バイスを使えない人への配慮だったり、
電子決済の手段に置き換わらない儀礼的なシーン
(ご祝儀、お年玉)なんてものはありますね。

現金が残るのであれば、
ギャラ飲みのギャラだとか、
裏社会で流れているお金だとか、
これからもマネーロンダリングが必要な
場面では、現金が使えることになります。

 

個人間のやりとりでスマートコントラクトが使える

イノベーションが活用できそうなのは、
個人間の金銭トラブルがあります。
(スケール小さ目な話ですね・・)

 

友人にお金を貸して、踏み倒された、
飲み会で幹事のとき、あいつだ
払っていなかったようだ・・とか。

CBDCはブロックチェーンに乗せる
暗号資産としての性質をもつことは
確度が高いです。
そうなると、金銭の動きをプログラム
する「スマートコントラクト」
が使える可能性があります。

 

A君に1万円貸す時、
スマートコントラクトで、
「30日までは金利ゼロ、以降は年利10%とする」
みたいに誓約書=プラグラムになっている
ものに、互いで署名をします。

 

A君は、CBDCのウォレットにこの誓約が
紐づいています。

借金の催促がしづらくとも、
勝手に利息は膨らんでいきます。

A君のウォレットと、スマートコントラクトの
存在は、ブロックチェーン上に記録されていて、
言い逃れは一切できません。

自動回収もスマコンにあると、
貸す側も安堵ですね。
以降は、A君は国に?銀行に?借金する
ということになるのが適切なのかな。

 

 

・・・

小さい例ですが、個人間の金銭トラブルは、
スマートコントラクトによって、
解消に向かう未来が見えますね。

 

銀行の融資でも使えそうですし、
スマートコントラクトを今
学んでおくことは、
将来爆発的に増える、エンジニアリングの
ニーズを押さえることになりますね。

 

 

(お知らせ)Web3を学ぶためのスターターガイド1万字を執筆しました。

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