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クレジットカード会社はクリプトにより壊滅する?

いつもありがとうございます。
ヤスヤスオンファイヤーです。

 

今日、サイゼリヤに行きました。
キャッシュレス決済にも
対応した店舗が増えてきたようです。

 

ただ、クレジットカードのブランドでは、
マスターカードとVISAのみの対応。
JCBは使えませんでした。

 

サイゼリヤJCBが使えない理由

なぜだろうと調べますと、
JCBは他2ブランドと比べ、
店舗が支払う手数料が高いこと
が要因なのでは、と推測しました。

 

店舗との契約次第のようですが、
JCBはVISA、マスターカードと比べ
高い手数料となっているようです。

 

サイゼリヤの側からすると、
JCBのクレジットを使いたいお客さんを
取るか、JCBには非対応とするか、
決断を迫られたのでしょう。
結果、JCB非対応を選んだと。

 

ここで考えたのは、
サイゼリヤの方が、JCBを切り捨てる側
ではないか、ということです。

 

クレジットカード会社の手数料ビジネスは、
競合との手数料勝負で、容易に負けてしまうことの
表れではないでしょうか。

 

サイゼリヤからしたら、「JCBしか使えない」
というお客さんを失うデメリットより、
手数料のコストメリットを優先したということ
なのでしょう。

 

そもそもが、JCBは独占的なシェアを占める
ブランドというわけではないですからね。
カードを持つ人は、たいていVISAやマスターカード
併用していますし。
JCBしか使えない、というニッチなお客さんは捨てる
判断は、真っ当ですね。

 

AmazonもVISAを切っていく流れ

先日、UKのAmazonでは、手数料の高さを
理由に、VISAカードでの決済不可とする
方針がニュースになってました。

internet.watch.impress.co.jp

 

なんというか、
クレジットカード会社の立場が、
弱くなっている。
独占的な立場でなくなっている、
と感じます。

 

他のブランドがあることはもちろん、
決済手段は多様化して戦国時代ですからね。

 

クリプトの決済が当たり前になったら

暗号資産での決済が当たり前の時代が来たら、
カード会社はどうなっているのだろう。

 

今の手数料ビジネスは厳しいでしょうね。

クリプトを使った送金では、
概念として、非中央集権で成り立っています。

特定の企業が、管理を担うという今の概念とは
異なります。決済のルートを担うVISAが
間に入って手数料を取る、ということが
クリプトではできなくなるはず。

 

DeFiのサービスの一つとして大手の企業も
参入し、手数料をとっていくという動きも
あり得るかもしれません。
しかしながら、非中央集権であることを
設計思想とするクリプトの世界では、
淘汰されていくのでは。

 

懸念点としては、ブロックチェーン
使うときに発生する「ガス代」ですね。

ブロックチェーンのネットワークに
リソースを提供した人への対価として、
ガス代は利用者に課されます。

 

このガス代よりも安価な手数料であり、
かつクリプトよりも利便性で勝るような
サービスを提供し続けられるのであれば、
大手企業にも勝算があるかもですね。

 

しかし、クレジットカード決済の
次をすでに見据えていないと、
カード会社は厳しい戦いになるでしょう。

 

 

 

ここまで記事をお読みいただき、ありがとうございます。

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