機能よりも意味と共感が重要
キングコング西野さんの「夢と金」について。西野さんは、商品の機能を売るのではなく、意味や共感を売る時代になっていると指摘しています。例えば、グッチのバッグを買う人は、ブランドを身につけたいという満足感や人から見られる気持ち良さを求めています。
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日本企業の機能重視の課題
機能で争うと値段が上げられなくなり、ジリ貧になってしまうという問題が指摘されています。日本企業の携帯電話や車は性能は良いものの、突き抜けたブランド感が欠けていると感じられます。
個人も意味を作ることが重要
個人も何かしら発信する時代になっており、意味を作っていくことが大切だと述べています。クラウドファンディングを例に挙げ、支援される人はどのような振る舞いをしているかが重要だと指摘しています。ただ機能を売るだけではなく、応援される人になることが大切です。
信頼をもたらす振る舞いと透明性
リターンを求めず、純粋に応援してくれる人につながるためには、普段からの振る舞いや信用が重要です。お金の使い道を明確に宣言できたり、後から伝えられることが大切です。
個人の発信力を活用する
情報発信が多くの人に存在する今、機能の勝負だけではなく、その人にしかできない発信が大事です。聞きたい情報をその人から聞きたいと思わせる発信力を持つことが重要です。
企業もファンを作ることが必要
企業も機能の勝負に走らず、ファンを作ることが大切です。コミュニティを作ることで、ファン心理で選ばれるようになります。社長自らがYouTubeのコンテンツに出るなど、積極的に活動していくことが重要です。
「夢と金」をおすすめします。働く人やクリエイターにとって、個人が発信する力を高めるために役立つでしょう。
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