Web3時代のつよつよビジネスパーソンを目指すブログ

Web3という大きな波に会社員エンジニアはどう対峙すべきか。クリプト、NFT、DeFi、メタバース…多様な情報に触れ思考したことを発信します。どこにでもいる会社員だからこその、日々の気づき、ビジネスTipsも発信します。

実はそのNFTはあなたが保有してないぞ、なサービス

ハローキティのNFTが気になってサイトを見ていました。

www.neweconomy.jp

 

独自のマーケットプレイス。

キャラクターと旅をするゲームのようなユーティリティ。

なかなかに、良い感じです。

hellokittyfrens.xyz

 

コントラクトをpolygonscanで見てみると・・

polygonscan.com

 

運営が99.7%持っている・・

ホルダー数は26アドレス。
しかも、運営のアドレスが99.7%を保有しています。

 

独自マーケットプレイスのフィードを見ると、
いろんなユーザが取引しているように見えるけど・・。

 

これらから察するに、
この独自マーケットプレイスでは、
運営のアドレスで保持されているNFTを、
「ユーザが持っているように見せる」
という建付けのようですね。

 

独自マーケットプレイス上でのNFT保有は、
オフチェーンになっている。

 

これは、日本の某マーケットプレイスと同様です。

 

 

良し悪しを論じる意図はありません!

ここまで書きつつ、「ユーザが実はNFTを保有していない」
仕組みを批判する意図はありません。

 

web2と3の間のサービスとして、
ユーザにウォレットの管理だったりを強いず、
クレカで購入できるような敷居の低いサービスは、
マスアダプションのため必要と思うのです。

※このサンリオNFTのマーケットプレイスも、FAQを
見る限り、ウォレットは不要で、ドル決済する仕組み。

 

なので、私自身のスタンスとしては、
web2と3の間のサービスに寛容になりつつ、
「実はNFT持っていることになってない」
と理解するリテラシの人を増やして、
分かった上でサービスを使う人が増えてほしいと思います。

 

ユーザをだまくらかすスタンスのweb3企業が増えたら、
またもや企業に利のある社会を繰り返してしまいますからね。