Web3時代のつよつよビジネスパーソンを目指すブログ

Web3という大きな波に会社員エンジニアはどう対峙すべきか。クリプト、NFT、DeFi、メタバース…多様な情報に触れ思考したことを発信します。どこにでもいる会社員だからこその、日々の気づき、ビジネスTipsも発信します。

お茶の間全方位に届くアーティストはもう生まれない

今日は、某国民的ロックバンドのライブに
行ってきました。

日本屈指の人気アーティストですから、
ファンの属性も広いです。

 

年齢はもちろんのこと、
ぱっと見から受ける属性の印象も
広い。

 

これって、公立中学にいろんな
タイプの人がいたときの感覚に、
近い。

 

様々な人がいるだけに、
アーティストへ感心を持っている
ポイントだったり、深さは
違ってくるでしょう。

 

ヒットソングには良い反応を
していても、マイナーな曲には
興味なさそうな人もいます。

 

何を言いたいかというと、
今日見たアーティストのように、
お茶の間全方位を取り込める
アーティストは、今後
生まれづらいだろうということ。

 

テレビを皆が見て、ドラマや
音楽番組から情報を得る時代は、
終わりを告げています。

 

趣味嗜好が多種多様になる時代、
ファンになるということは、
コミュニティに入るということ。

 

大衆の支持を得たアーティストは、
ファンの層が広いゆえに、
コミュニティは薄く魅力ないものに
なってしまう気がします。

 

「自分と同じくらい深く曲を
語れる人ばかりと思ったら、
皆ノリの良い曲だけ好き好んでいる」
みたいに、ファン同士での
温度差が生じやすい。

 

お茶の間を狙うのではなくて、

特定の属性の人に刺さるコンテンツを
作り、濃いコミュニティも楽しんでもらう。

 

テレビのような共通のメディアは
存在感が薄くなり、趣味嗜好が多様化
する時代は、狭く、深くが正攻法。

 

お茶の間全方位に届くアーティストの、

今は最後の時代かもしれませんね。