Twitterにて、エンジニアの中島さんの
投稿が注目を集めていました。
Play2EarnやMove2Earnは、成長している間は良いけど、成長が止まった途端に通貨の値段が下がる。早めに売り抜けた人は良いけど、最後まで残った人はババを引くポンジスキーム、と批判して来たけど、これって今の日本じゃね、というのが今日の連投👇
— Satoshi Nakajima @NounsDAO 🇺🇦 (@snakajima) 2022年5月25日
ぜひ、このツイートから始まる連投を
見て、考えをめぐらすのは意味があると思います。
つまるところは、日本の終身雇用制と年功序列、そして賦課(ふか)方式の年金(若い人が高齢者をサポートするシステム)は、とてつもなくスケールの大きいポンジスキームだったのかも知れないと、思う今日この頃です。
— Satoshi Nakajima @NounsDAO 🇺🇦 (@snakajima) 2022年5月25日
日本はポンジスキームだった・・
極端ではありますが、そういうとらえ方、表現もあるよな、
という思いです。
高度経済成長期に中心だった大人は、
果たして悪意があって、
自分らの一生を次世代の犠牲の上に成り立たせるために、
終身雇用・年功序列を整えたのだろうか?
と考えると、悪意があってのことではなかったように私は思います。
悪意あるポンジスキームとの違いは、ここにある。
高度経済成長期の時代においては、
最適な判断をしていたのでしょう。
モノを品質良く作って出せば売れる時代。
会社で職人気質であり、時にロボットであり、
繰り返しの反復で生産するためにどう人材確保するのがベストかというと、
会社でベテランを囲っておくことでしょう。
時代は変わり、正解のあるビジネスなどなくなってしまった。
これからの若者は、先人と同じ蜜を吸えなくなったのは、
時代が変わったから。決して騙されたわけではない。
悲しくも、生まれた時代によって、イージーかハードかは変わってしまう。
「逃げきり」という発想をどう解消していくべきか
今のおじさん達に、「逃げ切り」という発想から、
「周りの人、世の中に貢献し続けて死ぬ」というマインドに
変化してもらうべきじゃないかというのが、私の意見です。
自分の安定した給料と引き換えに犠牲になっている人から
目を背けて、自分だけ安定した生活を過ごして一生を終える。
安定した生活はもちろん誰もが維持すべきですが、
週休3日にして、事業やアルバイトでもしてみるとか、
ボランティアをしてみるだとか、
僅かに社会との接点を持つだけでもよいと思います。
なにがしか、価値をアウトプットして、
良い関係性の人に囲まれて、死んでいく。
そんな生き方の人が増えると、社会が豊かになっていくと思ったりしてます。