今しがた、キャッチしたニュース。
Astar Network上のDeFiの一つ、AstridDAOに、
マイクロソフト様が出資するみたい。
単なる投資というより、マイクロソフトのクラウドだったり、
Webサービスを展開する上で必要なITリソースも
がっつり提供するみたいですね。
MicrosoftforStartups という、スタートアップを育てる
プログラムのよう。
Web3スタートアップの背後に、巨大なWeb2.0企業。
この構図って、どんどん一般的になっていく気がします。
Web2.0企業の看板のままだと、
クリプト民には受け入れられない。
分散化、非中央集権が是であるという前提だと、
なんで土足で入ってきたWeb2.0企業のサービスを使うのか、
と拒絶反応になります。
しかし実際のところ、
Web3のテクノロジーを支えているのは、
GAFAMのようなWeb2企業の、高性能なクラウドだったりする。
ブロックチェーンも、クラウドのサーバなしには
成立しなかったでしょうし。
また、GAFAMでなくとも、
Web3企業の裏には、a16zのようなベンチャーキャピタルが
がっつり投資している。VCの資本ありきで、成り立っている。
マイクロソフトは資本、ITリソース、両方を
提供し、看板は出さずとも、Web3のビジネスに根を張ることができる。
・・・なんだか、とても賢いですね。
一般市民としては、かえって、
安定したシステムでブロックチェーンが支えられた方が、
安心感はあります。
急に、自分が接続したノードが落ちても嫌ですし。
NFTやメタ情報が消えたら、悲しい。
分散化、非中央集権は理想の社会かもしれないけども、
資本やITリソースは巨大企業が支える必要がある。
このバランスが、Web2.5的現実解に落とし込まれていくのだと思います。
ここまで記事をお読みいただき、ありがとうございます。
他の記事もぜひ覗いてみてください。
Twitterで更新情報も発信しています。