nounsDAOの仕組みが真のDAOなのでは?
と、しばらく前から界隈では話題ですね。
nounsDAOとは?ざっくり
一日一体、フルオンチェーンの
ジェネラティブNFTが生成される。
オークションが行われ、買い手は
nounsDAOでの投票権を得る。
NFTの売り上げは、DAOのトレジャリー(共有のお財布)
に入る。
資金の使途は、DAOの投票によって決まる。
ちなみにNFTは5年間≒1825日、毎日生成されるのですが、
10個につき1個は、nounsDAOの創設メンバー
(nounders)のウォレットに配布される仕組みになっています。
コードは公開されている
さて、NFTを活用したこれらの仕組みは、
言わずもがな、スマートコントラクトで実装されています。
そして、オープンソースとして公開もされているんです。
お、と眺めて気づいたのはこちらの箇所
/** * @notice Mint a Noun to the minter, along with a possible nounders reward * Noun. Nounders reward Nouns are minted every 10 Nouns, starting at 0, * until 183 nounder Nouns have been minted (5 years w/ 24 hour auctions). * @dev Call _mintTo with the to address(es). */ function mint() public override onlyMinter returns (uint256) { if (_currentNounId <= 1820 && _currentNounId % 10 == 0) { _mintTo(noundersDAO, _currentNounId++); } return _mintTo(minter, _currentNounId++); }
これ、10個に1個のNFTは、運営のウォレットにいくよ~
というmint(NFT新規生成)のロジックですね。
5年が過ぎたら、もう運営のウォレットには送られない
ことも読み取れます。
こんなロジックが、「NFTのトークン自体」に実装されているのです。
(ERC721形式の継承し、独自ロジックを実装したトークンになっている)
nounsのNFTは、一体当たり1500万ほど。
こんな価値を担保しているのは、
スマートコントラクトに刻まれたロジックだったりするのです。
テクノロジーと経済の華麗な融合。なんだか
未来感感じませんかね?
Let's dive in Web3.
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