Web3時代のつよつよビジネスパーソンを目指すブログ

Web3という大きな波に会社員エンジニアはどう対峙すべきか。クリプト、NFT、DeFi、メタバース…多様な情報に触れ思考したことを発信します。どこにでもいる会社員だからこその、日々の気づき、ビジネスTipsも発信します。

nounsDAOのスマートコントラクトを眺めてみる

nounsDAOの仕組みが真のDAOなのでは?
と、しばらく前から界隈では話題ですね。

 

nounsDAOとは?ざっくり

一日一体、フルオンチェーンの
ジェネラティブNFTが生成される。

オークションが行われ、買い手は
nounsDAOでの投票権を得る。

NFTの売り上げは、DAOのトレジャリー(共有のお財布)
に入る。
資金の使途は、DAOの投票によって決まる。

 

ちなみにNFTは5年間≒1825日、毎日生成されるのですが、
10個につき1個は、nounsDAOの創設メンバー
(nounders)のウォレットに配布される仕組みになっています。

 

コードは公開されている

さて、NFTを活用したこれらの仕組みは、
言わずもがな、スマートコントラクトで実装されています。
そして、オープンソースとして公開もされているんです。

github.com

 

お、と眺めて気づいたのはこちらの箇所

/**
* @notice Mint a Noun to the minter, along with a possible nounders reward
* Noun. Nounders reward Nouns are minted every 10 Nouns, starting at 0,
* until 183 nounder Nouns have been minted (5 years w/ 24 hour auctions).
* @dev Call _mintTo with the to address(es).
*/
function mint() public override onlyMinter returns (uint256) {
if (_currentNounId <= 1820 && _currentNounId % 10 == 0) {
_mintTo(noundersDAO, _currentNounId++);
}
return _mintTo(minter, _currentNounId++);
}

 

これ、10個に1個のNFTは、運営のウォレットにいくよ~
というmint(NFT新規生成)のロジックですね。

5年が過ぎたら、もう運営のウォレットには送られない
ことも読み取れます。

 

こんなロジックが、「NFTのトークン自体」に実装されているのです。

(ERC721形式の継承し、独自ロジックを実装したトークンになっている)

 

nounsのNFTは、一体当たり1500万ほど。
こんな価値を担保しているのは、
スマートコントラクトに刻まれたロジックだったりするのです。

 

テクノロジーと経済の華麗な融合。なんだか
未来感感じませんかね?

Let's dive in Web3.

 

ここまで記事をお読みいただき、ありがとうございます。

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