今日は、
AstridDAOというAstar上の新しいDAppsを触ってみていました。
担保となるASTRを預けて、BAIという
ドルに連動したステーブルコインが借りられます。
AstridDAOでASTR預けてBAIを借入を試してみました。
— ヤスヤスオンファイヤー(Web3×会社員エンジニア) (@YasuYasu_onFire) 2022年4月29日
⇒BAIの半分はStability Poolでファーミング
⇒残りはArthSwapでWASTR/BAIのLPファーミング
100BAI以上からborrow可能なため、安全な担保率を踏まえると1100ASTRほどは担保資産が必要な点が注意ですね。 https://t.co/wLb1nFsPSy
ちょっとした留意点としては、
— ヤスヤスオンファイヤー(Web3×会社員エンジニア) (@YasuYasu_onFire) 2022年4月29日
AstridDAOにおけるWASTRは、ArthSwapで交換できるWASTRとは別物です。(コントラクトアドレスが違う)
ネイティブトークンとしてのASTRを用意して、
AstridDAO内でWASTRにSwap、預けるという流れになりますね。
さて、得られた知見としては、
ラップトークン(W〇〇という名前が多い)は、
同名で誰でもトークンを作れてしまうということです。
- ArthSwapで交換できるWASTR
https://blockscout.com/astar/address/0xAeaaf0e2c81Af264101B9129C00F4440cCF0F720/transactions
- AstridDAOで交換できるWASTR
https://blockscout.com/astar/address/0x19574c3c8FaFc875051b665Ec131b7E60773d2C9/transactions
同じ名前ですけど、コントラクトアドレスが
異なります。
ラップトークンは半永久的に存在するとは限らない
つまりラップトークンは、DeFiのプロジェクトが、
そのDAppsで管理しやすいよう、発行するトークン。
ASTRの場合でいうと、ネイティブトークンであるASTRは
EVMで扱えるERC20形式ではない(はず)なので、
WASTRにラップしてから、ファーミングなりしてね、ということになっています。
もしも、ArthSwapが店じまいします~ということになったとして、
ArthSwapで交換したWASTRは、元のASTRに戻せなくなるリスクがあります。
AstridDAOも同様ですね。AStridDAOで交換したWASTRは、AstridDAOが
なくなったら、ASTRに戻せません。
※他のDEXで交換のための流動性プールが存在していれば、交換できる可能性
はあります。
ふむ、特定のDAppsの行く末にに資産の命運が握られてしまうのは、
若干のWeb2.0的な要素がありますね。
Web3とは非中央集権ではなく、「分権」なのだという理解があれば、
DEXが力をもつのには納得がいくというところです。
トークンは誰でもブロックチェーン上にデプロイできてしまい、
WASTRという名のトークンは誰でも作れます。
怪しいスパムやトークンが勝手にAirDropされている事象に
出くわしたら、コントラクトアドレスを必ずチェック
をお薦めします。
今日も、コントラクトアドレスの違いに気づかず混乱していましたからね・・。