こんにちは。
↓のドキュメントの冒頭を読んでいまして、
「トラストレス」の意味が直感的に分かったので、
シェアします。
ビットコインのライトニングネットワーク
についてですね。
オライリーから英語版だけはもう出版されている
ものだったかな。
グーグル翻訳に頼って読んでます。
https://github.com/lnbook/lnbook/blob/develop/01_introduction.asciidoc
以下箇所が、感銘を受けた箇所の引用です。
地獄のように見づらいコピペになってすみません。。
____________________________
実行中の公平性プロトコル
あなたがすでに精通しているかもしれない公平性プロトコルの例を見てみましょう。
親と2人の子供がいる家族の昼食を想像してみてください。子供たちはうるさい食べる人であり、彼らが食べることに同意するのはフライドポテトだけです。親はフライドポテトのボウルを用意しました(使用する英語の方言に応じて「フライドポテト」または「チップス」)。2人の兄弟はチップのプレートを共有する必要があります。親は、各子供にチップを公平に分配することを保証する必要があります。そうしないと、親は絶えず不平を言うのを聞く必要があり(おそらく一日中)、不公平な状況が暴力にエスカレートする可能性が常にあります。親は何をしますか?
お互いを信頼せず、利害が競合する2人の兄弟間のこの戦略的な相互作用において、公平性を実現する方法はいくつかあります。素朴ですが一般的に使用される方法は、親が信頼できるサードパーティとしての権限を使用することです。つまり、チップのボウルを2人前に分割します。これは、銀行、会計士、または弁護士が信頼できる第三者機関として機能し、取引を希望する2者間の不正行為を防ぐ従来の金融に似ています。
このシナリオの問題は、信頼できるサードパーティの手に多くの権限と責任を与えることです。この例では、親がチップの均等な割り当てに完全に責任があり、当事者は単に待機し、監視し、不平を言うだけです。子供たちは、親がお気に入りをプレイし、チップを公平に割り当てていないと非難します。兄弟たちはチップをめぐって争い、「そのチップはもっと大きい!」と叫びます。そして親を彼らの戦いに引きずり込みます。ひどいですね。親はもっと大声で叫ぶべきですか?すべてのチップを取り去りますか?二度とチップを作らないことを脅し、それらの恩知らずの子供たちを空腹にさせますか?
はるかに優れた解決策が存在します。兄弟は「分割して選択」と呼ばれるゲームをプレイするように教えられています。昼食ごとに、1人の兄弟がチップスのボウルを2サービングに分割し、もう1人の兄弟が希望するサービングを選択します。ほとんどすぐに、兄弟はこのゲームのダイナミクスを理解します。一方の分裂が間違いを犯したり、不正行為を試みたりした場合、もう一方の兄弟は、より大きなボウルを選択することでそれらを「罰する」ことができます。公平にプレーすることは、両方の兄弟、特にボウルを分割する兄弟の最大の利益になります。このシナリオでは、詐欺師だけが負けます。親は自分の権限を使用したり、公平性を強制したりする必要さえありません。親がしなければならないのは、プロトコルを実施することだけです; 兄弟が「スプリッター」と「チューザー」の割り当てられた役割から逃れることができない限り、プロトコル自体は、介入を必要とせずに公正な結果を保証します。親はお気に入りを再生したり、結果を歪めたりすることはできません。
_________________________________________引用ここまで
トラストレスとは、
取引の相手が善人なのか、悪人なのか、
見定めなくとも、取引ができる方法のこと。
不正を試みることが、極めて必ず損をする結果になる。
不正をするよりも、健全に取引をする方が、割に合うという考えを、参加者に促すことになります。
ブロックチェーンが中央集権を置かず成り立つことの本質は、このトラストレスな仕組みによるものだと、理解できました。
チケットの売買を、個人間でやったことありますか?
Twitterで譲ります、みたいに相手を見つける売買。
売る側からしたら、先に電子チケットを送ったら、
トンヅラされるリスクがある。
相手が信用に足る人物なのか、十分に見定める必要があります。
とはいえ、見定めできる情報は少ない。
チケットぴあのような組織が行う、公式リセールだったり、ヤフオクを使うというのは、第三者、サードパーティーを信頼して、取引の信頼を上げる方法になりますね。
ぴあ、ヤフーがまともな会社だと信じれるからこそ成り立ちます。web2的サービスですね。
さて、web3では、個人間でも、相手を信頼する必要がなく、正しく取引できる仕組みが期待されます。
スマートコントラクトで、ユーザAの送金をスマートコントラクトが受けて、ユーザBにNFTデータを送る、みたいにプログラム化しておけば良さそうではあります。
しかし、ユーザBが詐欺スマートコントラクトをAさんに伝え、資金だけ騙し取るとか、簡単にできるし起こりそう。
Aさんにリテラシーがあれば、スマートコントラクトの中身や履歴を確認して気づくことはできるけど。。
うーん、トラストレスで取引できる仕組みは我々に与えられるが、使う方のリテラシーがないと、
結局人為的な詐欺テクニックにより、騙される事態はなくならなそうですね。
個人に所有権が戻る、しかし、自己責任も問われるweb3。
リテラシーを蓄えておくこと必須だと、再認識。