いつもありがとうございます。
ヤスヤスオンファイヤーです。
「海外取引所を使わず」
AstarのdApps Stakingまで
できる方法がありました!
早速共有いたします。
この記事のレベル:
DeFiを触るのは慣れている人向け
※2022/02/21記事を修正
Astarポータルの機能で、
メタマスク→CLOVERウォレットへの
送金が可能です。
メタマスク→取引所への送金はNGとなります。
ちなみに、AstarのdApps Stakingとは
Astar Networkで開発されるdAppsに対して、
資金を預け入れられるサービスですね。
投資家が開発プロジェクトの応援として、
ローンチ前のプロジェクトに資金を
預けられる。
開発者は、ローンチ前でも資金調達ができる。
現在、APYは9%ですね。
500ASTRから、Stakingできます。
海外取引所を使わずに行う方法
早速、結論から。
中級者向けを想定しており、
スクショは少なめなことをご容赦ください。
2022/04/20 追記
JPYCがAstarへの直接送金が可能になりました!
そのため、以下の2ステップだけでASTRまでたどり着けます。
ArthSwapにて、
・JPYC(on Astar) ⇒ WASTR(on Astar)
・WASTR(on Astar) ⇒ ASTR(on Astar)
・JPYCを買ってPolygonに着金。
メタマスクのアドレスを指定してJPYC購入です。
・JPYC(Polygon)⇒Matic(Polygon)
QuickSwapなど使ってSwapします。
※カッコ()の中は、「ネットワーク名」を意味しています。
・Matic(Polygon)→Matic(Astar)
(ArthSwapのページからリンクされている)cBridge でBridgeします。
・Matic(Astar) → WASTR(Astar)
ArthSwapでSwapします。
・WASTR(Astar) → ASTR(Astar)
ArthSwapでSwapします。
※Matic(Astar)から、ASTR(Astar)には直接
Swapできず、WASTRを経由する必要がありました。
最後の一息!
・ASTR(Astar)(メタマスク)→ ASTR(Cloverウォレット)
さて、GOXしないように、
慎重に説明します。
※私はCloverウォレットでのみ試していますが、
Polkadot.jsでも可能なはずです。
Nativeアドレスのコピー
Astarのポータルで、左のプルダウンは「Astar Network(Polkadot)」
を選び、CLOVER Walletを接続すると、
アドレスが1つ(Native)表示されます。
Nativeアドレスをコピーします。
メタマスクで再接続からの、Transfer
Astarポータルに、メタマスクで再接続します。
「Transfer」より、送り先のアドレスに、
コピーした送り先のNativeアドレスを貼り付けます。
そして、送金です。
EVM Depositに着金を確認する
Astarポータルに戻り、
CLOVERウォレットを接続します。
すると、右下の「EVM Deposit」に
送金した額が現れます。
※なお、CLOVERウォレットのポップアップ画面内で、
ASTRの残高を表示させる方法はいまだに分かっていません。
Astarのポータルに接続すれば上記のように
見えるので、よしとしましょう。
Withdraw EVM Depositで、ASTRの残高に追加する
上記スクショの、中央下にボタンがありますね。
これで、CLOVERウォレットに元々あった
ASTRに残高が加算されます。
これで、あとはAstarポータル左の、
「dApps Staking」より、
預けたいプロジェクトを選び、
500ASTR単位でStakingできます。
コラム:WASMとEVM
さて、AstarポータルにMetaMaskを接続し、
Astarポータルの機能(Transfer)で、
MetaMask→CLOVERウォレットに送れないの?と誰もが思いますね。
結論、送れないのです。
→2022/2/21訂正
以下メッセージは、取引所に送れないことを示すメッセージ。
MetaMask→CLOVERウォレットに送ることはできます。
さて、私なりの理解を整理です。
送金機能を司っているのはスマートコントラクト
なわけですが、現在、二種類の規格が存在します。
・WASM(ウェブアセンブリ)
・EVM(イーサリアム仮想マシン)
WASMは、EVMの上位互換的な存在です。
多機能で拡張性にすぐれ、EVMはWASMに
移行していくべきだ、ということも言われています。
WASM(ウェブアセンブリ)がEVMの上位互換であろうことは分かった。
— ヤスヤスオンファイヤー(Web3時代の会社員ブロガー) (@YasuYasu_onFire) 2022年2月15日
“WASMはより多くの言語をサポートし、EVMよりも豊富なツールセットが付属しています”
The War on Virtual Machines: WASM vs. EVM by @Crypto_Clarke https://t.co/2YX1ixwPip
そして、Astar Networkとイーサリアムを比較すると、
対応はこうなっています。
・Astar Network: WASMもEVMも動作OK!
・Ethereum:EVMのみ
そして、ウォレット(MetaMaskとCLOVERウォレット)を
比較すると、対応はこうなっています。
・CLOVERウォレット:WASMもEVMも動作OK!
・MetaMask:EVMのみ
ウォレットとスマートコントラクトの対応って
どういうこっちゃ?という感じですが、
「ウォレットから、スマートコントラクトへの
トランザクションを放てるか?」
と理解しています。
つまり、今日ご紹介した手順、
MetaMaskのSendで、
CLOVERウォレットのEVMアドレスに向けて送金。
この場合は、EVMのスマートコントラクトを
使って送金しているため、問題なく
送金できたと解釈できます。
とまあ、ここまでスマートコントラクトを使って
送金、と書いてはおりましたが、
MetaMaskからの送金では、
スマートコントラクト経由しているわけではないですね。
ただ、EVMの規格の上で、送金がなされるがため、
MetaMaskからでも問題なく実施できた、と
理解できます。
※2022/02/21追記
AstarポータルでもMetaMask→CLOVERウォレットへ
送金は可能。Astarポータル内のスマコンでは、
メタマスク(EVMモード)の接続の時は、
EVMモード向けの処理を行って
くれているようですね。
↓MetaMask→CLOVERへ送金したときのトランザクション
ふむふむ。より深く理解するには、
EthereumとAstarの間にあるリレーチェーン「Polkadot」
の仕様を理解せねばというところです。
Polkadot Accounts · Polkadot Wiki
EVM→WASMへの移行が色んな
ブロックチェーンで進むとなると、
Ethereumはなかなかの大型アップデートに
なるのだろうか。
WASMの方が高機能ならば、
どんどん、Ethereum離れも進んでしまう
道もあるのかもしれませんね。
EthereumがEVMのみのサポートを
続けるならば。
なかなかに、書きなぐりつつ、
頭の整理ができました。
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