Web3時代のつよつよビジネスパーソンを目指すブログ

Web3という大きな波に会社員エンジニアはどう対峙すべきか。クリプト、NFT、DeFi、メタバース…多様な情報に触れ思考したことを発信します。どこにでもいる会社員だからこその、日々の気づき、ビジネスTipsも発信します。

ニュースは自分の頭で考えて理解をする~コインハイブ事件に学ぶ、仮想通貨の悪しきイメージの報道~

いつもありがとうございます。
ヤスヤスオンファイヤーです。

 

コインハイブ事件、
無罪の判決が出たことがニュースになりました。

 

この事件の概要としては、ざっくりと以下です。

・Webサイトに、ユーザのPCでマイニングが
動作するスクリプトを設置していた

・ユーザが意図することのない動作をする
スクリプトはウイルスだ、とWebサイト作成者が
罪に問われる

 

イケハヤさんのプレミアム放送を聞いて、
この事件への理解が深まるとともに、

マスコミが、「暗号資産」「マイニング」

「無断」といったワードをちりばめ、
記事を作っていることに、強い違和感を感じました。

 

voicy.jp

 

www.itmedia.co.jp

 

私の結論としては、
中途半端に仮想通貨の怪しさが広まる記事を出すくらいだったら、

報道しない方が良い。

その分、意味が分かる層には、情報として届けるべき。

ということです。

 

裁判の論点が、あたかも仮想通貨だったかのように見える

この裁判の論点としては、
ユーザが知らない間に、PCで動くスクリプト
設置するのはいかがなものか、ということが問われていたわけです。

なので、クッキーを書き込みするスクリプトだったり、

ターゲット広告出すスクリプトだったり、
みんな同罪になるはずだろー!というツッコミが大多数
だったのです。無罪になって本当に良かった。

 

しかし、記事のタイトルを
ちらっと見たレベルでは、
仮想通貨のマイニング自体が違法かそうでないか
問われた、ように思えてしまわないでしょうか?

 

マスコミ的には、仮想通貨、マイニング、という
よくわからない言葉で詐欺めいたことが行われたようだ・・
というニュアンスの方が、PVが取れるのでしょうね・・。

 

お茶の間の親世代は、仮想通貨なぞますます
イメージを悪くするでしょうね。

 

 

これまでもこれからも、
マスメディアでは、暗号資産はどうやら
怪しいもの、として扱われ続けるでしょう。

 

高齢者世代が、暗号資産についてくるのは、
現在の技術的な難しさだと、理解も、利用も
困難です。

 

 

結局、仮想通貨に限ったことではないが、

「何か新しいものを、煙たい、怪しいもののように
見せる報道」には、きちんと自分の頭を回して
対峙することが必要ですね。

 

コインハイブ事件にしても、
Webでいくつか第三者の見解を見てみれば、

事実としてどういう出来事だったかはわかります。

 

何人か、識者の意見を見て、
そこでも鵜呑みにすることなく、自分の頭で
考える。

 

情報は誰にでも平等に得られる時代、
考える頭が、大事になっていますね。