Web3時代のつよつよビジネスパーソンを目指すブログ

Web3という大きな波に会社員エンジニアはどう対峙すべきか。クリプト、NFT、DeFi、メタバース…多様な情報に触れ思考したことを発信します。どこにでもいる会社員だからこその、日々の気づき、ビジネスTipsも発信します。

リアルショッピングの交通費=NFT購入の仮想通貨ガス代 だという理解ができるか

いつもお読みいただき、ありがとうございます。

ヤスヤスオンファイヤーです。

 

引き続き、こちらの書籍を読んでいます。

アフターデジタル オフラインのない時代に生き残る

 

本書の最も重要な要旨は、オフラインはもはや
オンラインに包含された概念であるということ。

ECサイトと実店舗という二項対立で捉えるのではなく、
実店舗はオンラインの中の、チャネルの一つに過ぎないということですね。

 

理解を進める中で、自分なりに解釈できた構造があります。

 

1.リアルショッピングに対する 交通費

2.NFT購入に対する 仮想通貨のガス代

これらの関係性は、同義であるということです。

 

リアルショッピングに対する 交通費

リアル店舗に行くには、電車代など交通費がかかります。

これは、交通手段というネットワークを自分自身が移動するために
生じる手数料、と捉えられないでしょうか。

オフラインの行動ひとつにしても、オンラインの一部、と捉える
ことが大事です。
若干比喩的ではありますが、電車で肉体を移動することは、
通信回線の中を自分というデータが移動することに等しいわけですね。

 

NFT購入に対する 仮想通貨のガス代

NFT(仮想通貨で買うというものなら、何でも良いですが)を
購入するには、仮想通貨を送金する必要があります。

仮想通貨を送金するときって、「ガス代」と言われる手数料を、
ブロックチェーンのネットワークに対して払う必要があるんですね。

 

オンライン上で購買活動を行うためには、ガス代が発生する。
仮想通貨でなくても、電子決済であれば何らかの手数料が発生しますね。

 

同義に捉えるということ

私が主張したいのは、もはやリアル(オフライン)の購買活動は特別でも
なんでもなく、一つのチャネルに過ぎないということ。

 

NFT買う事とは、全然違うじゃん、と思わないリテラシが重要と
考えます。

同義だと捉えられれば、最近のメタバース空間の土地売買だって、
虚業だ、なんの価値があるのか?という主張が、旧来の価値観のものだと
思えてきます。

 

リアルの行動を、デジタルのチャネルの一つとして解釈し、
何と同義であるか?を考える。

この思考実験を繰り返すことで、アフターデジタルの世界で
求められるビジネスが発想出来る様になっていく予感がします。

 

中国企業を視察する日本企業のエピソードが多い。
日本企業からの質疑が時代の周回遅れ感があって、少し滑稽です。

 
 

書評の1回目はこちら

eternalbluebullet.hatenablog.com

 

はじめてのNFT購入で、ガス代を思い知る

eternalbluebullet.hatenablog.com