Web3時代のつよつよビジネスパーソンを目指すブログ

Web3という大きな波に会社員エンジニアはどう対峙すべきか。クリプト、NFT、DeFi、メタバース…多様な情報に触れ思考したことを発信します。どこにでもいる会社員だからこその、日々の気づき、ビジネスTipsも発信します。

対面は、オンラインに包含された1チャネルに過ぎない

いつもお読みいただき、ありがとうございます。

ヤスヤスオンファイヤーです。

 

今日は、こちらの書籍を読んでいました。

アフターデジタル オフラインのない時代に生き残る

2019年に刊行された本ですが、いまだにビジネス書のテック分野においては、
各所でレコメンドされている印象です。
先日のNewsPicksで配信されていた、佐藤優さんと北野唯我さんの対談でも、
北野さんが勧めていましたね。

 

OMO(Online Merges with Offline)という概念

本書の冒頭で語られる、OMOという概念に全てが詰まっていますね。

オフラインは、もはやオンラインの一部であるということ。
今後、ビジネスを設計する上で、必須の捉え方になってくるでしょう。

 

どういうことかというと、従来は、オフラインとオンラインは別物であり、
オンラインの方が、おまけであるという捉え方が主流でした。
むしろ、現在も多くの人がそう捉えていると思います。

 

オフラインのショッピングが主で、おまけとしてECもやっているよ、という。

 

現代では、この主従関係が逆転するどころか、包含関係になっているという
捉え方です。

 

真にオフラインはもはや存在するのか?

「対面で人と会う」というのは、オフラインの行動であることは確かです。

しかし、スマホを持たず人と会う状況って、皆無になっていないでしょうか?
会うまでの交通手段、立ち寄った買い物での決済情報、
どのお店で何を食べたか、というのは、プライバシーを抜きにすれば、
スマホで取得できてしまいます。

 

どんな会話をしたかまでは、流石に記録されてはいませんが、
技術的にはスマホで常に集音し、ログとして記録することも可能でしょう。

完全に純粋なオフラインというのは、存在しづらくなっています。
部分的にでも、オンラインと接続されている。

 

「対面」というのは、所詮一つのチャネルに過ぎないとも捉えらますね。

「対面アプリ」を起動して、人に会いに行っていると言えますね。

 

なんだか世にも奇妙な物語風ですが、人の死というのも、
「対面アプリ」がアンインストールされてしまった状態を指しているのかも
しれませんね。
SNSでフォローしているあの人は、実はもう対面する肉体はない存在だったりして・・

 

 

 

想像力を掻き立てられますね。
オフラインかオンラインか、という二項対立の理解から、
包含関係へとアップデートすることを本書から促されましたね。

 

「プロセスエコノミー」の尾原さんも著者の一人