Web3徒然ブログ

Web3という大きな波に会社員エンジニアはどう対峙すべきか。クリプト、NFT、DeFi、メタバース…多様な情報に触れ思考したことを発信します。どこにでもいる会社員だからこその、日々の気づき、ビジネスTipsも発信します。

環境問題はマジでヤバいと騒ぎ続ければ、人類は解決しようと向かうのでは

こんにちは。ヤスヤスオンファイヤーです。

 

ただいま、2冊を同時並行で交互に読んだりしております。

どちらも、2021年、ビジネス書界隈では、比較的

話題を席巻した印象があります。

人新世の資本論

Humankind 希望の歴史 上 人類が善き未来をつくるための18章

 

かたや、経済の拡大と、環境保護トレードオフだし、確実に環境破壊に

向かっているからヤバい、と訴えている。

かたや、人類の本質は善良さであり、危機的状況でも人類は

パニックになったり他者を蹴落としたりせず、良き行動をとるのだ、という主張。

 

 

 

組み合わせて考えると、

人類の根底にある協力性や善良さを引き出し、

環境問題へ向かわせることができれば、

良き方向に向かうのではないか、という思いに至りました。

 

危機的状況で、人はパニックではなく、他者優先の善良な態度をとる。

タイタニック号の沈没事故でも、我先に避難を、という光景は映画の

演出であり、実際は至極冷静に、お先にどうぞという雰囲気だったと、

Humankindでは述べられていました。

 

となると、環境問題に対して、もっと危機的状況なんだぞと、

影響力のある人やメディアはもっと煽って良いと思うのですよね。

人新世の資本論の内容をバンバン流してします。

 

 

程よい危機感を人類が共有できた時、市井一人一人が、

真っ当な行動に向かうのではないかな、と思うのです。

 

実際、ヨーロッパでは2003年ごろの熱波の被害で、

グッと環境への意識が高まったといいます。

 

ただ危機感を煽るだけ、というのは少し違うけれど、

人類の本質に善良さがあることを信じるなら、

引き出すアプローチがあるのではと思います。

 

 

こういった、スケールの大きい、経済、環境、人類と

いうテーマの本を読むと、違った刺激がありますね。