Web3時代のつよつよビジネスパーソンを目指すブログ

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価格変更、リッチ向けサービスに「なぜ?」を問いかけるべき理由

こんにちは。

 

今日は、大河内先生の動画を見て腑に落ちたことを、

自分の言葉で記してみようと思います。

 

詳しい内容は、ぜひリンク先の動画を。

概要としては、以下ですね。

・ディズニーでダイナミックプラシング(チケット価格、ファストパス有料化)

が導入されるかもしれない

・チケット価格の上昇は、園内設備の質、数が向上しているのだから、

対価としては当然であるということ

ファストパス有料化は、一部のVIPから収入を得ることで、

結果的に一般の層への還元になる。富の再分配の構図。

 

大きく2点、なるほどと感じた点を。

自分なりに解釈した言葉で記載してみますね。

 

価格の変動は、価値の変化が伴っているのかを考えるべきだ

ディズニーのチケット代が上がるとする。

「えー、また上がるのか。。庶民からの搾取ですわ・・」

と、短絡的には思ってしまいます。

 

しかし、パークはアトラクションも増える一方で、

娯楽施設としての価値は純増していっているわけですよね。

しかも、今は入場制限もあって、アトラクションには乗りやすい

快適な環境もあります。

 

値上げの背景には、さまざまな理由がありますが、

消費者として、納得のいく、合理的な理由であるかどうか、

じっくり考えることが大事と思いました。

 

ディズニーの場合は商品の価値が上がっているから。

経営難の会社の商品が上がるとしたら、別に価値は上がっている

わけではない。

他の商品に乗り換えるも良しだし、商品を継続して買うことに

価値を感じるなら、買い続ければ良いわけですね。

 

要は、思考停止、短絡的に考えず、値段変動の理由は何か、

そして自分はその理由に納得することができるのか。

踏み込んで考えることが必要と思います。

 

リッチな人向けのサービスは、庶民のためでもある

ファストパス有料が導入されればどうなるか。

VIPなお客は、たくさん購入する。

ディズニーの収益は上がる。

入場チケットの値上げは抑えられるかもしれず、

結果的に庶民へ経済的還元が行われる。

 

なるほどな考えです。

飛行機のファーストクラスの例も、わかりやすく腑に落ちました。

資本主義では、税金と同じく富めるものからとって再分配する

構造が、そこかしこにあるのですね。

 

自分なりに他の例を探してみますと、

例えばスーツ。

スーツの会社って、廉価な価格帯の店舗と、少し高級路線の店舗と、

異なったブランドを展開する例ってあると思います。

これも、高級ブランドで利ざやを稼ぎ、その分廉価ブランドで

値段を下げることにつなげているのではないでしょうか。

 

また、最近は音楽もサブスクで聴くのが当たり前。

出始めのミュージシャンは全く聞かれもしなかったかもしれないが、

サブスクなら、自動再生のレコメンドで聞かれるチャンスが増える。

つまり、大物ミュージシャンからの配分を得て、

チャンスを得るという機会を得られているのでは。

 

他にもさまざまに例が見つかりそうです。

 

 

なんだか興味深く感じてきたのは、

一見経済格差を象徴するような、リッチ向けサービスも、

実は平等な富の分配につながっているかもしれない、ということ。

 

真逆な考え方のものが、実は一直線につながっている、という。

 

さいごに

動画をきっかけに色々と考えてみました。

結局は、お金のことに限らず、「なぜ?」と疑問に思う

ことが最重要であるということ。

また一つ、世の中の仕組みを見抜く目が鍛えられた

かもしれません。

 

そういえば、

以前6月に、ディズニーは値上げした方が良いという私見

書いていました。

少し毛色が違いますが、よかったらみて見て下さい。

eternalbluebullet.hatenablog.com