Web3時代のつよつよビジネスパーソンを目指すブログ

Web3という大きな波に会社員エンジニアはどう対峙すべきか。クリプト、NFT、DeFi、メタバース…多様な情報に触れ思考したことを発信します。どこにでもいる会社員だからこその、日々の気づき、ビジネスTipsも発信します。

マネーリテラシ弱者を狙ったサービスで儲ける意義を意義を問う〜kyashのイマすぐ入金〜

こんにちは。

 

使っているウォレットアプリのKyash。

なんと、マネーリテラシ弱者を狙ったサラ金の入り口サービスを開始している

ようです。

※口が悪い言い方ですみません。

※個人の見解です。

https://www.kyash.co/services/buynowpaylater

 

 

サービス概要

翌月末までの後払いとすることで、50000円までのチャージができる。

要は、カジュアルに借金ができますよ、というサービスですね。

メルペイスマート払いと、同様のサービスと言えます。

 

当然ながら、手数料がかかる

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うーむ、手数料のパーセンテージだけ見ると、3〜4%というところでしょうか。

この手のサービスの相場感は分かりませんが、

翌月末までに返せるならば、消費者金融の14%程度よりは、低いですね、という感想。

 

延滞期限を過ぎると、消費者金融と同等の利率

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やはりというか、

翌月末に支払いできなかった場合、

消費者金融と同等の、14%になってきますね。

 

まず、サービス利用者は、こういったカジュアルに少額の借金をする層ですから、

延滞も起こすという想定のはずです。

格安の手数料で、急な出費をお助け!というのは建前で、

消費者金融並みの利鞘を稼ごうという意思を感じます。

 

若年層も気軽に作れるkyash

で、問題だと感じるのが、クレジットカードを持たずとも、

銀行口座がなくとも、kyashってカードを作れてしまうんですよね。

若年層でも、簡単にクレジットカード同様に使えるカードを得てしまうんです。

 

私がマネリテ皆無の10代だったら、きっとこの後払いサービスで、

好きなものこっそり散財し、取り返しがつかないところまで行くんだろうな・・

と感じます。

 

20代でも、金銭感覚が緩い層は、きっと見栄のはった買い物のために、

使ってしまうでしょう。実際、私もマネーリテラシ皆無の頃は、

どうやってお金を借りてくるか、ということを考えていたこともあります。

定期預金を担保に、普通預金口座で借り入れができるサービスは

一般的だと思うのですが、借金とも自覚せず、引き出していた頃もありますからね。

 

さいごに

というわけで、何を言いたいかというと、

カジュアルな借金サービスを提供する企業には、信用を無くしてしまうな、ということです。

短期的な利益を求めるなら、仕方がないかもしれない。

しかし、長期的にユーザのメリットになる価値提供を望むなら、

手を出してはいけないサービスでないかなぁ。

 

金貸し業が絶対悪とは言いません。もっと意義のある個人の活動だったり、

企業に融資するようなことを、やるべきではないのかなあ。

家計簿機能なんかもあったり、国民のマネーリテラシ向上に寄与しうる

会社だったら、もっと意味のある融資をサービスにしてほしいと思いました。

 

全て、個人の見解であり、kyashを蔑む意図はございません。

決済サービス自体は気に入っていますので、これからも使い続けると思います。