こんにちは。
使っているウォレットアプリのKyash。
なんと、マネーリテラシ弱者を狙ったサラ金の入り口サービスを開始している
ようです。
※口が悪い言い方ですみません。
※個人の見解です。
https://www.kyash.co/services/buynowpaylater
サービス概要
翌月末までの後払いとすることで、50000円までのチャージができる。
要は、カジュアルに借金ができますよ、というサービスですね。
メルペイスマート払いと、同様のサービスと言えます。
当然ながら、手数料がかかる
うーむ、手数料のパーセンテージだけ見ると、3〜4%というところでしょうか。
この手のサービスの相場感は分かりませんが、
翌月末までに返せるならば、消費者金融の14%程度よりは、低いですね、という感想。
延滞期限を過ぎると、消費者金融と同等の利率
やはりというか、
翌月末に支払いできなかった場合、
消費者金融と同等の、14%になってきますね。
まず、サービス利用者は、こういったカジュアルに少額の借金をする層ですから、
延滞も起こすという想定のはずです。
格安の手数料で、急な出費をお助け!というのは建前で、
消費者金融並みの利鞘を稼ごうという意思を感じます。
若年層も気軽に作れるkyash
で、問題だと感じるのが、クレジットカードを持たずとも、
銀行口座がなくとも、kyashってカードを作れてしまうんですよね。
若年層でも、簡単にクレジットカード同様に使えるカードを得てしまうんです。
私がマネリテ皆無の10代だったら、きっとこの後払いサービスで、
好きなものこっそり散財し、取り返しがつかないところまで行くんだろうな・・
と感じます。
20代でも、金銭感覚が緩い層は、きっと見栄のはった買い物のために、
使ってしまうでしょう。実際、私もマネーリテラシ皆無の頃は、
どうやってお金を借りてくるか、ということを考えていたこともあります。
定期預金を担保に、普通預金口座で借り入れができるサービスは
一般的だと思うのですが、借金とも自覚せず、引き出していた頃もありますからね。
さいごに
というわけで、何を言いたいかというと、
カジュアルな借金サービスを提供する企業には、信用を無くしてしまうな、ということです。
短期的な利益を求めるなら、仕方がないかもしれない。
しかし、長期的にユーザのメリットになる価値提供を望むなら、
手を出してはいけないサービスでないかなぁ。
金貸し業が絶対悪とは言いません。もっと意義のある個人の活動だったり、
企業に融資するようなことを、やるべきではないのかなあ。
家計簿機能なんかもあったり、国民のマネーリテラシ向上に寄与しうる
会社だったら、もっと意味のある融資をサービスにしてほしいと思いました。
全て、個人の見解であり、kyashを蔑む意図はございません。
決済サービス自体は気に入っていますので、これからも使い続けると思います。