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統計検定準一級の勉強方法、参考書籍のまとめ

※2022/05/06 更新

こんにちは。

 

結論から申し上げますと、

2021年6月20日、最後のペーパーテスト方式の「統計検定準一級」に

受かっていました!

 

というわけで、主に使った参考書、サイト、勉強方法についてまとめて

おこうと思います。

今後受験する方のお役に立てば、とても幸いです。

今後はCBT方式になりますが、要求する統計の理解のレベルはきっと変わらないはずです。

 

受験直後、難化した出題に絶望。当日の受験体験、自己採点時の一喜一憂は、以下からどうぞ。

eternalbluebullet.hatenablog.com

 

 

勉強方法ざっくり

ダメもとで問題を解いては、理解不足な箇所を参考書、ネット記事等で

補完。次の問題へ、というサイクルをただ繰り返していたのみですね。

 

いわゆる、パラシュート勉強法というやつです。

過去問題に最初からぶつかることで、何が自分に足りていないかを

自覚しながら、進めるやり方ですね。

 

(パラシュート勉強法に関しては、以前書いたこちらの記事をご参考まで)

eternalbluebullet.hatenablog.com

 

コツ、というか心構えとしては、

「解けない自分に絶望しない」

「解けなかった、という挫折、失敗を試験前に数多く経験するほど、強者になるはず」

という気持ちですね。

 

絶対にやってはいけない勉強法をお伝えします。

それは、
「公式の教科書を、全て理解しきってから過去問題」
という進め方です。

 

公式の教科書は難しいことを、
さらに難しい言い回しで書いてあるので、
完璧に理解しようとすると、
どんどん自信を失っていきます。

あくまで、辞書的に使うにとどめます。

 

私のスペック

・2019年に統計検定2級に合格(受験1回目で突破)

・30代前半

・大学、大学院では一応、機械学習系を学んだが、
社会人の初め数年間でほとんどは忘却

・2021年にデータサイエンティストにキャリアチェンジ
(社内で異動)それまでは、普通のシステムエンジニア

 

使った参考書

公式問題集(過去問)

2018−2019の1冊と、2016−2017の1冊、合計2冊とも書いました。

4年分ともに、大きな傾向の違いは無いですが、

繰り返し要求されている類題が何なのか、
把握することができます。

 

どこまで式を暗記すべきか、という迷いは常にあると思います。

 

暗記していることが前提の出題があったら、当然覚える。

式の記載が問題文中にあるならば、覚えなくてもOK、と判断する。

 

また、一度きりしか出題のないものには、見切りをつけたりとか、

4年分あると傾向を頭に入れられるのが何よりのメリットですね。

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2016、2017は難易度が若干簡単。

その分、試験前に自信をつける意味で、解き直しました。

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(2021/11/01追記)

2015年から2021年の全6回分の試験を全パックした版が出ましたね!

1級の問題は含まれませんが、まずは準一級を確実に倒すのなら、おすすめです。

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 統計検定準一級対応 統計学実践ワークブック

この本は、マストですね。

 正直、参考書としては、過去問題とこのワークブックで十分では

ないかと感じます。

 

章ごとにテーマが分かれ、必ず演習問題がついています。

この演習問題が、
「過去問題と同様のレベル、類題になっている」

んですよね。

 

苦手分野を集中して克服するのにもよし。

得意分野の演習量を増やして、自分のレベル上げを効率的に行うもよし。

 

そして、公式の教科書よりも、若干平易な、

教科書的ページもたくさんあります。

辞書的にも使えるので、極端な話、悪名高い公式本

は、このワークブックがあれば不要かなと。

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大変有用なYoutuberの方々

参考書でないところでは、

YouTubeで、素晴らしくわかりやすく、統計の本質を突いた

解説をしてくださる方々がおります。

 

問題を解いてつまづいた箇所が出た。

本、WEBの情報では、とても理解が追いつかない。

 

そんな時、

動画で、概要を広く、かつ本質を掴んでから、

問題と解説に戻ると、スッと理解できていることもあります。

① ヨビノリ先生

売れっ子予備校講師のような雰囲気で、緩急もつけて

解説してくれます。数式の渦に視聴者を巻き込むことなく、

平易な例、解説で、統計の基礎の本質を掴むことができます。

youtu.be

 

②アイシア・ソリッド先生

ベイズ統計関連、主成分分析の理解では、かなり助けてもらいました!

特に、ベイズ統計のシリーズは必見

難解な数式に踊らされているばかりだった自分はなんだったのか、という位、

本質にたどり着けた気がします。

 

アイシア先生、「わからない人の気持ちを分かっている!」ということをとっても感じます。難しい式をまず書いた後に、「これだけじゃまだクエスチョンだよね〜じゃあ

説明行くよ〜」という感じで、スタート地点に一緒にたって、教えてくれる

感じが良いですね。

 

こういった、視聴者目線に寄り添って教えてくれるだけでも、学習意欲って

何倍にもなると思うのです。

youtu.be

 

 

③熊野コミチ先生

今回の勉強期間中に、見つけた方です。

分散分析ってなんなんだっけ・・というところで、この動画を発見。

 

実務経験がかなり豊富であろうことを感じる解説が、魅力です。

製造現場での分析経験等踏まえて、実験計画法であったり、実験ありきの

分野について、具体例を交えて解説してくれます。

 

分散分析は準一級で頻出(ただし、私が受けた回はなし・・)ですので、

パターン演習だけでなく、深い理解が必要と思います。

youtu.be

 

参考になったWEBのコンテンツ

 

無料で見られるコンテンツを紹介します。
まずこちら、

説明がすごく平易で頭に入ってくる。

また、具体例を交えて進んでいくので、

数式の波に溺れることがない。

 

息抜きがてらの読み物として、さらっと流すだけでも、有用でした。

検定の理解が、深まります。

ledge.ai

 

 

また、こちらも読み物として、息抜きにおすすめです。

検出力、過誤のあたり、教科書だけだとふーん、で終わっちゃいがち。

しかし、この書籍では、世の中に溢れる、いけてない統計検定ついて

苦言を呈する形で進んでいきます。

 

医療統計の例が多いですかね。

検出力だったり、必要なサンプル数だったり、実務ではどう考えるべきなのか、

といった観点も、少し学べます。

id.fnshr.info

 

さいごに

ここまで、色々とご紹介してきました。

しかし、大事なのは、精神論的ですが、

「試験中に挫けない心」だと思います。

 

実際、2021年の回は過去問題とまるで傾向が変わり、難化していたのです。

 

そんな中でも、諦めず、解ける問題は確実に回答し、

記述問題もしどろもどろでも、持てる知見を記述し、

歯が立たない問題も、少しでも消去法を行なって、マークする。

 

結果、5〜6割の自己採点ですが、合格することができました。

 

過去問題演習でパターン問題は条件反射で解けるようにしておき、

未知なる問題には、Youtubeの先生方から授かった本質の理解をもとに、

悪あがきする。

 

スマートではないですが、粘る気持ちが、大事と思います。

これから受験される方、ぜひ粘り強く!

そして統計、データサイエンス界隈を盛り上げていきましょう〜

 

ご紹介した書籍のまとめ

よろしければぜひご活用下さい。

 

 

 

 

2021/8月 統計検定の関連記事を追記 !

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理論だけでなく、エクセルで手を動かせる実務力もデータサイエンティストには

基本のきで必要です。

そんな時はこの資格をサクッと勉強、取得するのがおすすめです。

 

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ここまで記事をお読みいただき、ありがとうございます。

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