Web3時代のつよつよビジネスパーソンを目指すブログ

Web3という大きな波に会社員エンジニアはどう対峙すべきか。クリプト、NFT、DeFi、メタバース…多様な情報に触れ思考したことを発信します。どこにでもいる会社員だからこその、日々の気づき、ビジネスTipsも発信します。

ディズニーは入園料を上げるべきだし、会社員は残業をしないことを前提にすべき。共通の理由

こんにちは。


今日の結論としては、
「ブランド力を守る」ために、価格はじめ、
お客への見せ方は工夫を凝らしていくべきだ、ということです。

ディズニーの園内で、アトラクションの価値が下がったように感じる

先日、コロナの影響で入園人数制限もある中、行ってきました。
そこで、事実として、アトラクションの待ち時間が
コロナ前より圧倒的に短くなっているということ。

15~20分が当たり前、中には5分待ちというときもしばしばです。
並ぶという行為がほぼなく、そのまま乗れるくらいのイメージです。


待ち時間が少なくなったとき、私は
「アトラクションに乗れるありがたみ、貴重さがなくなっている」
と感じました。

長蛇の列で辛抱強く待ってからようやく搭乗口が見え、乗れるという
あの感覚。実は、アトラクションという商品の希少価値を増す効果が
あったのだと自覚しました。

需要、供給の関係で考えても、園内では、需要が少なく、供給過多の状態、
すなわち、経済の理屈としても、価値は下がることになるのです。

アトラクションそれ自体には、なんら変化があったわけではありません。
環境が変わっただけで、お客としては、感情的に感じるブランド価値が、
下がって見えてしまう。ガラガラの遊園地に似た感覚を感じてしまう。

とても面白い現象だと思いませんか??
※誤解のないように、私はディズニー自体はとても好きなままです。
ただ、自分の感情を客観的に考察してみると、こういった
理屈だと解釈できたのです。

価格を上げれば、人数制限はそのままに、ブランド価値を維持できる

私みたいなお客が多いと仮定すると、
ブランド力を維持する打ち手がディズニーには必要です。

シンプルなのは、入園料を、人数制限期間中、値上げすること。
もう、2倍くらいに上げてよいと考えます。

入園料自体が通常の2倍程度となれば、
入園することそれ自体に感じるプレミア価値は上昇します。
アトラクションがガラガラなのも、特別な入園料に見合った対価と
解釈でき、ブランド力低下の感情は、お客に湧き起らないでしょう。

もちろん、値上げすること自体で、企業のイメージダウンにつながることは
ありますけどね。それはまた、今回の、ガラガラのアトラクションに
乗ることでイメージダウン、とは別の観点になってきます。

また、オリエンタルランドの経営状況も厳しいと報道でたびたび見かけますから、
伝え方次第で、お客の納得感は得られるのではと思います。

会社員の時間は立派な商品。たやすく差し出してはいけない

そして、ディズニーに対して考えたことを、会社員にも適用して、
アクションプランを考えてみます。

それは、自分の時間を安売りしないこと、でしょう。

まず、サービス残業はもってのほかですね。
自分をただで差し出すことと同義ですから、
会社の経営層からしたら、便利な歯車としか思わなくなってくるのでは
ないでしょうか。(ちょっと、うまいニュアンスが見つかりませんが・・)

また、残業することを前提にほいほい仕事を受けるのも、自分の
ブランド価値を下げることになる。
なぜなら、自分の時間の捻出それ自体が、仕事を振る上司にとって、
安いものと感じるから。

簡単に買える商品になってはいけない、ということですね。
時間に限りはあるんで、という前提で仕事を受けるようにする。
それだけで、真に価値のある仕事だけに、フィルタリングすることもできます。

そうはいっても、やらなければならないことは多いですが、
あくまでも一つの基準として、自分を安売りしない、
こういう考え方は持つべきと思います。