Web3時代のつよつよビジネスパーソンを目指すブログ

Web3という大きな波に会社員エンジニアはどう対峙すべきか。クリプト、NFT、DeFi、メタバース…多様な情報に触れ思考したことを発信します。どこにでもいる会社員だからこその、日々の気づき、ビジネスTipsも発信します。

会社の中で感じる不平等感の正体

こんにちは。

 

同僚の方と話して考えたことです。

結論、会社の中で、一個人が、他部門に対して感じる不平等感、

それは経営者側からすれば、役割分担に過ぎないと言う事。

 

そして、個人が不平等感を感じないためには、会社のミッションを

社員にもっと理解してもらう必要があるのでは、ということです。

 

利益を即時出せる部門と、未来の利益を目指す部門がある

話の要旨としては、

お客さんから直接対価をもらう現場の部門から見ると、

研究開発部門は、時に遊んでいるようにも見えることがある、という話。

 

前者は、日々の業務が、お客さんに向けられたもの。

それ故、業務が直接売り上げになっていると捉えられます。

一方で、個人としては、お客さん優先のために、日々のスケジューリングは

突発的な要素が入りやすい。つまり、忙しくて余裕はない。

 

研究開発部門は、未来に向けたビジネスのアイディアを考えたりする。

アイディア出しの時間はたっぷり使ったものの、プロトタイプにも

たどり着かず時間の浪費をしてしまうこともある。

目先の顧客がいるわけではないので、自業務が振り回されることは少ない。

時間には余裕があるし、ストレスも少ない。

 

現場部門が「あいつらは俺らが稼いだお金で、遊んでいる」

とも考えてしまうことは、往々にありえると思います。

 

ただ、会社の経営目線で考えると、

企業活動としては、どちらも利益を目指したもの。

会社からすると、収入の確保と、投資を行なっている

家の家計でも、働いてお金を稼がないといけないし、

将来のために投資にお金を回すことも必要。

会社でも、似たことだと思います。

 

会社が今利益を出し、かつ将来の成長戦略を描くなら、

現場部門、研究開発はどちらも必要。

そこに、何か優劣などないはずです。

会社の目標達成のための、役割分担に過ぎないと。

 

もし全社員がこのような考え方でいるならば、

不公平感を持つことも、減るのではないのでしょうか。

 

Amazonの倉庫担当と、研究開発部門は互いにどう思っているのだろう

Amazonの場合は、このような不公平感って、あるのだろうか、と

妄想しました。

給料は同じと仮定して、倉庫の部門の人、アレクサだったりテクノロジー開発

担当の人。

想像に過ぎませんが、Amazonのミッションを理解しているのであれば、

お互いを尊敬し合っているような関係性なのではないでしょうか。

 

ECサイトの王者として圧倒的であり、倉庫の仕事はまさに今お客さん

に価値提供をする立場。

Amazonのテクノロジー開発は、沢山のトライエラーがあると言います。

スマホを出して、全く売れなかったりとか。

沢山ボツになったプロダクト、およびかけた時間はあると思いますが、

膨大な研究開発に投資しているからこそ、世界を

リードする会社になっている。

 

さいごに

だいぶ単純化して、理想論のようになってしまいました。

より一般化すると、「会社の立場に立って考える」

という視点って、立派にメタ認知

自分の会社員としての立場、周りの出来事に対して、

会社からみたらどういうふうに見えるのだろうか?

と考えることで、クリアになることってあります。