こんにちは
今日の結論としては、
無料の家計相談サービスの多くは、
アフィリエイトリンクだらけの家計情報サイトと大差ないだろう。
長期的に、本質的に自分の身になる知識を得るには、
対価を払うべきだ、ということです。
※以下、特定のサービスの概要を、
WEBで得られる情報を見た上で、私見を述べているに過ぎません。
実際にサービスを利用してはおりません。
根拠なくサービス内容を揶揄する意図はありません。
無料のサービスの裏には、当然お金の流れがある
街角で「家計の見直し堂」という業者の人たちが
ティッシュ配りとアンケートを行っていた。
無料での家計相談を行うサービスのよう。
気になってWEBで調べると、およそ以下のような構造でした。
・ユーザは、家計相談を無料で受けられる
・見直し堂の業者は、格安スマホ業者、各保険会社、ウォータサーバ業者などと提携しており、提携サービスに誘導する
・見直し堂の担当者は、提携サービスの紹介が成約したら、インセンティブを得ることができる。
求人ページで見つけたインセンティブの記載。
やはりというかまあ予想通りではありますが、
相談に行ったところで、提携サービスにうまく誘導されるオチなのだろう。
ユーザにとって短期的な家計改善にはつながるかもしれないが
提携サービスに誘導されたとしても、
格安スマホへの乗り換え、保険の乗り換えで、
実際に家計改善につながることはあるのだとは思います。
しかし、ユーザにとって短期的なメリットは得られるが、
今後も様々に、金融資産に関するあれこれを自己判断していけるような、
いやできなくても、学び続けようとするような力を得ることはできるのだろうか?
それは否だと考えます。
見直し堂の担当者の目的が、インセンティブになっている以上は、
真にユーザのためを思ったアドバイスや、今後の金融知識の
学び方なんて、教えませんよね。
(そもそも教えることのできる人なんて、一握り)
価値ある情報かを見定め、学び続けること
私が感じた結論としては、こういった考え方です。
無料かどうかという点は、必ずしも絶対の判断基準ではない。
しかし、無料の裏のビジネス構造が明け透けに見えているならば、
情報の質はその程度と割り切らないといけないでしょう。
無料の相談ではなく、一冊でも評判の高い書籍を買って、
汎用的な金融知識をつけるだけでも、十分元が取れる。
無料の情報だとしても、
発信者がどう収益を出しているのか?どういう理念なのか?
を調べ、理解、納得ができるなら、情報をあてにしてもよいと思います。
具体的に、私が信頼している情報源
書籍としては、
・FPの横山さん。分かりやすく、家計改善という視点での本が多い。
横山光昭 – MONEY PLUS
・リベ大両学長。
本業の経営や、オンラインサロンでの収入源がある分、Youtubeでは無料の発信を行っている。
資本に余裕のある人が、情報の価値で勝負しているということは理解できます。
たまにアフィリエイトでサービス紹介も動画に含まれていたりするけど、
あくまで興味があったら使ってね、程度なので、私は嫌味ないと感じ視聴していますね。
・税理士大河内薫先生
お金の教育で日本を変える、という理念をもって活動する方。
この方も本業の税理士業務はあるし、お金の教育を理念として掲げるほどで、
情報の質は非常に純度が高いといえます。
・奥野一成氏 教養としての投資
投資をする上でのベースとなる知識は、この本で得ておくべき。
金融商品、会社自体をどう評価すべきかの視点を、知ることができます。
newspicksのプロピッカーとしても、よくコメントをお見掛けする。
さいごに
冒頭でも書きましたが、特定の業者様を揶揄する意図は一切ありません。
ビジネスの構造を考えてみる練習もかねて、私見を書いてみました。