Web3時代のつよつよビジネスパーソンを目指すブログ

Web3という大きな波に会社員エンジニアはどう対峙すべきか。クリプト、NFT、DeFi、メタバース…多様な情報に触れ思考したことを発信します。どこにでもいる会社員だからこその、日々の気づき、ビジネスTipsも発信します。

無料の家計相談サービスでは、長期的な金融リテラシは得られない

こんにちは

今日の結論としては、
無料の家計相談サービスの多くは、
アフィリエイトリンクだらけの家計情報サイトと大差ないだろう。
長期的に、本質的に自分の身になる知識を得るには、
対価を払うべきだ、ということです。

※以下、特定のサービスの概要を、
WEBで得られる情報を見た上で、私見を述べているに過ぎません。
実際にサービスを利用してはおりません。

根拠なくサービス内容を揶揄する意図はありません。


無料のサービスの裏には、当然お金の流れがある

街角で「家計の見直し堂」という業者の人たちが
ティッシュ配りとアンケートを行っていた。

無料での家計相談を行うサービスのよう。

気になってWEBで調べると、およそ以下のような構造でした。
・ユーザは、家計相談を無料で受けられる
・見直し堂の業者は、格安スマホ業者、各保険会社、ウォータサーバ業者などと提携しており、提携サービスに誘導する
・見直し堂の担当者は、提携サービスの紹介が成約したら、インセンティブを得ることができる。

求人ページで見つけたインセンティブの記載。
f:id:EternalBlueBullet:20210613210003j:plain


やはりというかまあ予想通りではありますが、
相談に行ったところで、提携サービスにうまく誘導されるオチなのだろう。

ユーザにとって短期的な家計改善にはつながるかもしれないが

提携サービスに誘導されたとしても、
格安スマホへの乗り換え、保険の乗り換えで、
実際に家計改善につながることはあるのだとは思います。

しかし、ユーザにとって短期的なメリットは得られるが、
今後も様々に、金融資産に関するあれこれを自己判断していけるような、
いやできなくても、学び続けようとするような力を得ることはできるのだろうか?

それは否だと考えます。

見直し堂の担当者の目的が、インセンティブになっている以上は、
真にユーザのためを思ったアドバイスや、今後の金融知識の
学び方なんて、教えませんよね。
(そもそも教えることのできる人なんて、一握り)

価値ある情報かを見定め、学び続けること

私が感じた結論としては、こういった考え方です。
無料かどうかという点は、必ずしも絶対の判断基準ではない。
しかし、無料の裏のビジネス構造が明け透けに見えているならば、
情報の質はその程度と割り切らないといけないでしょう。

無料の相談ではなく、一冊でも評判の高い書籍を買って、
汎用的な金融知識をつけるだけでも、十分元が取れる。

無料の情報だとしても、
発信者がどう収益を出しているのか?どういう理念なのか?
を調べ、理解、納得ができるなら、情報をあてにしてもよいと思います。

具体的に、私が信頼している情報源

書籍としては、
・FPの横山さん。分かりやすく、家計改善という視点での本が多い。
横山光昭 – MONEY PLUS
・リベ大両学長。
 本業の経営や、オンラインサロンでの収入源がある分、Youtubeでは無料の発信を行っている。
資本に余裕のある人が、情報の価値で勝負しているということは理解できます。
たまにアフィリエイトでサービス紹介も動画に含まれていたりするけど、
あくまで興味があったら使ってね、程度なので、私は嫌味ないと感じ視聴していますね。

・税理士大河内薫先生
お金の教育で日本を変える、という理念をもって活動する方。
この方も本業の税理士業務はあるし、お金の教育を理念として掲げるほどで、
情報の質は非常に純度が高いといえます。

・奥野一成氏 教養としての投資
投資をする上でのベースとなる知識は、この本で得ておくべき。
金融商品、会社自体をどう評価すべきかの視点を、知ることができます。
newspicksのプロピッカーとしても、よくコメントをお見掛けする。

さいごに

冒頭でも書きましたが、特定の業者様を揶揄する意図は一切ありません。
ビジネスの構造を考えてみる練習もかねて、私見を書いてみました。