こんにちは。
今日の結論としては、
YouTubeプレミアムのユーザ数が増えることにより、
情報リテラシの高い層、低い層とでの格差を
広げることになるのでは?という考えについて書きます。
プレミアムに加入する層、加入しない層で、求める動画も変わってくるとすると、2極化が進みそうだ。
— ヤスヤスオンファイヤー(統計検定準一級6/20受験) (@YasuYasu_onFire) June 6, 2021
配信する側も、プレミアム登録者を集められる実力者と、一見さん的な無料ユーザしか集められない人と分かれそう。 #NewsPicks https://t.co/Rj7kDMds8S
Googleが、YouTubeプレミアムの宣伝にやたら力を入れ始めたという
ニュースですね。
こんな未来になるかもしれないな、と
考えを巡らせてみました。
Googleが目指すところ
プレミアムの登録ユーザからのサブスクリプションのビジネスに
舵を切ろうとしている。
個人情報保護への世論が高まっている背景もあり、
ターゲット広告を前提にした収益モデルからの
脱却を画策している。
Googleといえども、いつなんどき、Youtubeのターゲット広告
について法的な規制を受けるかはわからない。
先手を打って、定額課金のビジネスでも成り立つように
構造を徐々に変えていく考えなのではないでしょうか。
YouTubeプレミアムに登録するユーザ、しないユーザに2極化
大きく、2者に分かれてくる。
・プレミアムユーザ:プレミアムに課金する。
広告の時間浪費を避けるために出費するくらいなので、
収入には余裕があり、情報や時間に対してのリテラシが高い層と言える。
・無料ユーザ:課金しない
収入には余裕がないので課金しない。または、広告を消すことの
利便性にメリットを感じない。時間や余計な情報を目に入れる
ことを厭わない。情報や時間に対してのリテラシが低いといえる。
ちょっと、短絡的に書いてみましたが、
どんな割合になるかはともかく、2極化することは
当然の流れでしょう。
質の低い広告を出す広告主ばかりになる
ユーザの2極化に伴い、広告主はどう動くか。
収入が高く、リテラシのある層へ広告を打っていた広告主は、
撤退する。ターゲットとする層には、広告を見せられないから。
一方、リテラシが低い層への広告は、今と変わらず存在し続ける。
今でも、怪しい投資だったり、結構質の低そうなクオリティの
脱毛サロンなんか、多いですよね。
見る広告のほとんどが、質の低いビジネスの広告となってくる。
配信側も2極化
配信側も、
プレミアムユーザからの支持を集める発信者と、
バズりや炎上で一見さんの無料ユーザを集めることしかできない人、
と分かれていく。
前者は、Googleとしても手放したくない配信者となるでしょうから、
手厚くGoogleからの報酬を受けられる。
プレミアム配信やスーパーチャットなど、ファンを抱えることで、
収益は安定する。
一方後者は、質の悪い広告主しかバックにつかないので、
広告主のビジネスの波次第で、安定しないことに
なっていくのではと思います。
さいごに
いろいろと、想像半分で考えてみました。
情報には対価を払うのが当然、払う/払わないで2極化していく世界は、
すぐそこに来そうだと感じました。