Web3時代のつよつよビジネスパーソンを目指すブログ

Web3という大きな波に会社員エンジニアはどう対峙すべきか。クリプト、NFT、DeFi、メタバース…多様な情報に触れ思考したことを発信します。どこにでもいる会社員だからこその、日々の気づき、ビジネスTipsも発信します。

YouTubeプレミアムの普及は、格差社会を助長していく

こんにちは。


今日の結論としては、
YouTubeプレミアムのユーザ数が増えることにより、
情報リテラシの高い層、低い層とでの格差を
広げることになるのでは?という考えについて書きます。

Googleが、YouTubeプレミアムの宣伝にやたら力を入れ始めたという
ニュースですね。

こんな未来になるかもしれないな、と
考えを巡らせてみました。

Googleが目指すところ

プレミアムの登録ユーザからのサブスクリプションのビジネスに
舵を切ろうとしている。
個人情報保護への世論が高まっている背景もあり、
ターゲット広告を前提にした収益モデルからの
脱却を画策している。

Googleといえども、いつなんどき、Youtubeのターゲット広告
について法的な規制を受けるかはわからない。
先手を打って、定額課金のビジネスでも成り立つように
構造を徐々に変えていく考えなのではないでしょうか。

YouTubeプレミアムに登録するユーザ、しないユーザに2極化

大きく、2者に分かれてくる。
・プレミアムユーザ:プレミアムに課金する。
広告の時間浪費を避けるために出費するくらいなので、
収入には余裕があり、情報や時間に対してのリテラシが高い層と言える。

・無料ユーザ:課金しない
収入には余裕がないので課金しない。または、広告を消すことの
利便性にメリットを感じない。時間や余計な情報を目に入れる
ことを厭わない。情報や時間に対してのリテラシが低いといえる。

ちょっと、短絡的に書いてみましたが、
どんな割合になるかはともかく、2極化することは
当然の流れでしょう。

質の低い広告を出す広告主ばかりになる

ユーザの2極化に伴い、広告主はどう動くか。
収入が高く、リテラシのある層へ広告を打っていた広告主は、
撤退する。ターゲットとする層には、広告を見せられないから。

一方、リテラシが低い層への広告は、今と変わらず存在し続ける。
今でも、怪しい投資だったり、結構質の低そうなクオリティの
脱毛サロンなんか、多いですよね。

見る広告のほとんどが、質の低いビジネスの広告となってくる。

配信側も2極化

配信側も、
プレミアムユーザからの支持を集める発信者と、
バズりや炎上で一見さんの無料ユーザを集めることしかできない人、
と分かれていく。

前者は、Googleとしても手放したくない配信者となるでしょうから、
手厚くGoogleからの報酬を受けられる。
プレミアム配信やスーパーチャットなど、ファンを抱えることで、
収益は安定する。

一方後者は、質の悪い広告主しかバックにつかないので、
広告主のビジネスの波次第で、安定しないことに
なっていくのではと思います。

さいごに

いろいろと、想像半分で考えてみました。
情報には対価を払うのが当然、払う/払わないで2極化していく世界は、
すぐそこに来そうだと感じました。