Web3時代のつよつよビジネスパーソンを目指すブログ

Web3という大きな波に会社員エンジニアはどう対峙すべきか。クリプト、NFT、DeFi、メタバース…多様な情報に触れ思考したことを発信します。どこにでもいる会社員だからこその、日々の気づき、ビジネスTipsも発信します。

「国の借金は国民の借金」という考え方は正しい面と正しくない面がある、という意見

国の借金を国民一人当たりに換算すると○○万〜という情報には意味がない

結論、国民一人当たりの国の借金、という数値には意味はなく、
国民の不安を煽って増税のハードルを下げているだけ、と思った。
そして国民が国借金返済のために責任を負っているんだっけ??
という疑問に対しては、正しい面、正しくない面と両方あるのではないか、
と考え至りました。

NewsPicksで目についた記事について、自分なりに考えてみました。

※私なりの意見、考えが大半を占めます。あくまでこういう考えもあるのか、
程度にお読みいただければ幸いです。
https://newspicks.com/news/5834447/?utm_medium=urlshare&utm_campaign=np_urlshare&invoker=np_urlshare_uid5749001&utm_source=newspicks

国民一人当たりの金額には意味がない

まず、果たして一人当たりの金額を出すことに意味はないと思います。
例えば、家のローン、という例えを使いますと、
家族四人だから、4等分の借金だ、とはなりません。
夫婦で取り決めた配分があるだろうし、扶養家族は借金を背負ってはいないでしょう。

国の税収だって、所得が多い人からは多く取るし、法人税もありますし、さまざまな相手から、異なった配分で回収しているわけです。

日本を走っている車1台当たりの借金は〜という数字よりは、意味があるかもしれないが、
やはり、国民に借金を背負わせる錯覚を与えるための言い方と思います。

国民は、国借金返済のため協力する必要ってあるのだろうか?

経営者と会社員の関係と、政府、国民の関係で考える。(厳密には色々と違うと思いますが)
会社員は、自分のお金を払って会社の借金を返していく必要はない。
しかし、労働力を提供し、その先に得られる利益によって、会社に利益をもたらす、
その結果会社の借金返済につながる、ということはあります。

政府と国民の関係でも、この2面性があるのでは、と考えました。
国民が税金を納め、政府は公共サービスや社会保障を与えている。単なる金銭を介した契約とみなせば、国民が借金を負うことはありません。
しかし、国の借金返済が、国のGDP創出によって実現するのだとしたら、日本の経済を
大きくしていくのって、ある意味国民の義務ではないが、ミッションのようなものだ
とは思うのです。

とはいえ、国と人の関係って、単なる納税を介した契約になっていく流れなのかとは
思っています。
影響力のある個人のインフルエンサーって、どんどん海外移住していっている気がします。
国って、単なる公共サービス提供元として、個人が選択できる時代になってくるのだな、
そうなると、国民一人当たりの借金が、とう表現はなおさら意味が無くなっていく。
政府が工夫して、海外からも税金集められるよう考えてよね、というだけ。

正解は決めづらい議論だけど、少なくとも不安感の煽りは受けないリテラシが必要だ

何にせよ、こういった報道を見た時に、疑ってかかる、第三者の見解を見て勉強する、
という姿勢が大事と思いました。
NewsPicksだとコメントでいろんな意見が飛び交うのが良いです。