Web3時代のつよつよビジネスパーソンを目指すブログ

Web3という大きな波に会社員エンジニアはどう対峙すべきか。クリプト、NFT、DeFi、メタバース…多様な情報に触れ思考したことを発信します。どこにでもいる会社員だからこその、日々の気づき、ビジネスTipsも発信します。

amazon primeに見る経済圏×ブランド力×資本投下力

動画配信のサブスクサービスは数あれど、Amazon primeに吸い寄せられた

結論、類似したサービス、商品から消費者が選択する基準として、
「経済圏×ブランド力×資本投下力」を兼ね備えていれば消費者は吸い寄せられるよ、
と思った次第です。

先に、具体的状況を紹介しますと、エヴァンゲリオンの過去映画作品を一気見したく、
どの動画配信サービスで見るべきか、選択に迫られました。
で、結果としてはamazon prime(とりあえず30日無料期間中)を選んだわけです。

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これは、一消費者としての気持ちを客観的に言語化するチャンス。
整理してみました。

消費者の気持ちになって理由を述べます

経済圏:

ここではいわゆる楽天経済圏のように、複数ジャンルのサービスを1社提供することで、ポイントサービスやら共通化して恩恵を得られることを指します。
動画配信のサービスがほぼ同様だとしたら、ついでにECショッピングやらで恩恵がある方が望ましいです。

Amazon primeだと、ショッピングの配送関連だったり、よくkindle書籍も買っているもんで、具体的に何か還元されるのかな〜と事細かに調べずとも、amazonで揃えておけば損はしないだろうという気持ちになった。

ブランド力:

Amazon prime入ってるわ〜って、なんか、気持ち良くないですか?
完全に、「感情」的な根拠でしかありませんが。
配送料やスピードで優遇される、という点がまず一つですね。
また、「プライム会員」という響きも、ステータス性が感じられます。
完全に感情的な理由なのですが、ブランド力って、こういう気持ちを掻き立てられるか、
ではないでしょうか。目に見える実利ではない、付加価値を消費者に与える力。

資本投下力:

純粋に、価格優位性を消費者に与えるだけの、投資ができているかどうか。
動画サブスクの例ですと、amazon primeは月額見放題(従量課金でなく)に新劇場版3本が含まれていましたし、かつ「30日無料」なわけでした。
この条件ですと、従量課金が大半である国内他サービス、および無料期間のないNetflixを打ち負かしました、私の心の中で。

Amazonくらいに巨大だからこそできることかもしれません。
しかし、今回の私みたいにとりあえずエヴァを見たい、契約継続かはまだ分からない、とうい消費者には、無料期間って刺さります。

総括すると

たとえAmazonのような巨大企業でなくても、自分でサービスを提供するときには、
満たす努力をしなければと感じた。
・経済圏:他サービスとの同時利用で顧客にメリットを与えられるか
・ブランド力:顧客が見えない価値をまとって、感情を動かしてくれるか
・資本投下力:新規顧客を獲得するために、リスクをとって投資ができているか


一通り劇場版を見たら、映画館に最新作を見に行きたい。
非常事態宣言の終わりが不透明な中、安心して行けると良いなぁ。