Web3時代のつよつよビジネスパーソンを目指すブログ

Web3という大きな波に会社員エンジニアはどう対峙すべきか。クリプト、NFT、DeFi、メタバース…多様な情報に触れ思考したことを発信します。どこにでもいる会社員だからこその、日々の気づき、ビジネスTipsも発信します。

マーケティングに万能ツールはない

マーケティングには何か魔法のツールでもあるのかと思っていたけれど

結論、なさそうです、という話です。
ちょっとした副業で、新商品開発のための、市場調査をやっていまして、4月は
マーケティングに関する本を読み漁ったりしておりました。
ざっと、読み流した本としてはこれらです。

買い物ゼロ秒時代の未来地図 2025年、人は「買い物」をしなくなる〈生活者編〉
Work in Progress デジタルマーケティングで大切なこと
戦略から始めるエンゲージメントマーケティング
顧客体験マーケティング
開始3秒で差がつくWeb会議のコツ
「顧客消滅」時代のマーケティング
マンガでわかるWebマーケティング
世界のエリートが学んでいるMBA必読書50冊を1冊にまとめてみた


結果として、
・万能なマーケティングツールなどないこと(フレームワークやメソッドは数あれど)、
・よって世の中に溢れる情報商材も、すぐやれば儲かる具体的方法など書かれているわけはないのだな、という推察
が得られました。

なぜかというと、マーケティングには変数が多すぎるから。

何か新しい商品を売ろうとした時、ごく単純に以下のように
変数を組み合わせるだけでも、パターンは膨大になります。

何を売るか × 誰に売るか × どのように売るか

「どのように売るか」に関しては、時代の流行り廃りとともに、有効な販路も目まぐるしく変わります。若い人(Z世代?)はGoogle検索でなく、最初からYouTubeやインスタ等で調べ始めると言いますし、検索エンジンSEOを使ったマーケティングも変化しています。

自分の頭で考え抜くという力が問われるよう

もちろん、先人達の叡智によって築かれたフレームワーク、メソッドは沢山あります。
ペルソナ、カスタマージャーニーなんかは、どの本にも大抵出てきますね。

これらは顧客起点の悩みを捉えよ、という本質を突いていると思います。
しかし、知ったからといってすぐに作業化できるようなものではなく、
マーケターで咀嚼し、かつ時代の流れも踏まえて取るべきアクションを考えないといけません。
答えがガラガラポンですぐ出てくるような公式はないということですね。

結論、マーケティングって、創造的だし、ビジネススキル総動員で臨めるので面白い

仮説を立てて、検証を繰り返している。
ビジネスの基本的スキルがそのまま活かされる。
決まりきった作業があるわけではないようだ、と分かってきた今、創造的な仕事だとも感じます。

エンジニア、データサイエンティストの方こそ、マーケティングの世界を覗くと、
沢山の刺激と、エンジニア界隈と共通している部分の再確認と、できて有意義と思います。