Web3時代のつよつよビジネスパーソンを目指すブログ

Web3という大きな波に会社員エンジニアはどう対峙すべきか。クリプト、NFT、DeFi、メタバース…多様な情報に触れ思考したことを発信します。どこにでもいる会社員だからこその、日々の気づき、ビジネスTipsも発信します。

できるリーダーは支配者ではない。部下の成長を加速させられる人。

 

読みました

「できるリーダーは、これしかやらない」

本屋で見かけて、手に取ってみました。

 

私はソフトウェア開発の業界で20人規模のプロジェクトのリーダをやっています。

直属の部下も2名おり、リーダとして様々な悩みにぶつかることも増えてきました。

 

少しでも学びになりそうな本は、手あたり次第手に取ってみようじゃないかと思い立ち、購入。

 

印象に残った点を

部下の自立を促すには、「問いかけ」「傾聴」。コーチングを行うべし。
  • どう思う?どうしたらよいと思う?と、問いかける。
  • 最初から正解を教えることはしない。指示、命令とならないようにする。

単に指示するのと違い、部下が自らの行動を口にし、考え、自分事として仕事を進めるようになると。

部下の立場で考えると、非常に納得がいきました。

上司から、「あれして、これして~」と事細かに指示されるだけ(マイクロマネジメント)だと、自らで考える自立性が死にがちですよね。
自分じゃなくても、この仕事できるじゃないか、とも思ってモチベーションを失いがち。

そこを、上司から問いかけられたり、上司からの相談という形で、「何か考えあるかな??」と聞かれた結果自分から発信した仕事なら、納得感もって取り組めますもんね。

 

2:6:2の法則とは

会議の場などで、何か自分の意見を通さないといけない時、反対を受けるとまずへこむし、うまくいくかなと怖気づいてしまうことがあります。

そんな時の考え方で、組織においては

賛成者:2割、中立:6割、反対:2割   大抵はこの割合であると。

 

なので、そもそも10割が賛成者であるわけはなく、せいぜい2割の賛成者をまずしっかり味方につけ、中立の6割へと広げていけばよいのです。

 

なるほど、チームで何をやるにしても、最初はせいぜい

2割は味方がいてくれればラッキー、くらいの気持ちで望めば、初動で怖気づいてしまう気持ちは解消できそうです。

 

部下をプロとして扱う

「立場で人を動かさない」。なかなか痺れる名言な感じです。

部下だから、チームメンバーだから、問答無用で敬意なく指示するだけのリーダーでは、限界が来ます。
ただ強権のリーダーから指示されるだけの仕事の仕方は、無味乾燥です。


自分も、上司から丁寧な言葉で、○○さんならどう思う?と聞かれたときは安心感ももって、自分の意見を存分に言えます。

一方、部下だから言うこと聞いて当然、従うのだ、という口調で来られると、自我を尊重されているとは思えないですね。

 

というわけで、部下に対しても丁寧な言葉で、敬語もバランス良く使いながら、対話することを意識しています。

 

 

最後に

部下が自分から動いてくれるようになるための、リーダーのふるまいが学べる1冊です。
後半、「戦えるチーム」の作り方、といったチームビルディングに関する章もありますが、ここらはまだしっくり腹落ちするまで読みこめていないし、経験不足かもしれないので感想は割愛。

 

何はともあれ、理想のリーダー像を本書のような書籍でイメージし、

「こんなリーダーがいたらいいなぁ」という部下視点で感じる行動を取るよう、心がけるようになりました。

 

対人間のスキルというのは、非常に奥が深い。

ここは、将来AIでも簡単には正解を導けないところじゃないかな。

人間の心は、今のスーパーコンピューターではとても計算量が足りず再現もできないのだから。

できるリーダーは、「これ」しかやらない メンバーが自ら動き出す「任せ方」のコツ 伊庭正康/著

価格:1,650円
(2020/7/7 21:03時点)
感想(0件)

 

ドキドキ!?広告コーナー:レンタルサーバ