受けた講義
【はじめての統計学】 エクセルで学ぶマーケティング統計分析&戦略
ビジネス統計スペシャリスト検定を受けるので、Udemyのコンテンツの中で対策になりそうなものがないかな~と探しました。
お品書き
1. 平均、分布、分散
平均
グラフ化(1) 縦棒グラフ
グラフ化(2) ヒストグラム
中央値
パレート分析
2. 相関分析
近似曲線の基本(1):R2
近似曲線の基本(2):正の相関、負の相関
近似曲線の基本(3):相関関係と因果関係
近似曲線の基本(4):予測値を計算
データを読み解く(1):外れ値
データを読み解く(2):グループ分け
データを読み解く(3):分解
データを読み解く(4):累計
近似曲線の応用(1):指数近似
近似曲線の応用(2):対数近似
近似曲線の応用(3):累乗近似
近似曲線の応用(4):多項式近似
最適解(1) 効率的なマーケティング
最適解(2)マーケティング予算の分配
3. 数字の信頼性
数字の信頼性とは
信頼区間(1):平均値の「幅」
信頼区間(2):エクセルで計算
信頼区間(3):シミュレーション
P値(1):テストの検証
P値(2):エクセルで計算
P値(3):シミュレーション
P値(4):有意差の注意点
感想をざっくりと
GOOD
- 小難しい数式はほぼ出てこない。深入りせず俯瞰した理解がしやすい
- エクセルでサンプルファイルももらえるので、手元で動かしながらふむふむ、と学べる
- すぐにでも仕事で使えそうな考え方がある。アンケート結果に対して、有意な差があるかをカイ2乗検定することにより、どれくらいの人数の母数があればよいか、という判断ができる。
会社だとあまりこういう知見からアンケートを解釈できる人っていない。
「Aが好まれる傾向があるとこのアンケートからは判断できないです。なぜなら~」とか言えると恰好良い。
BAD?
- 数式が出てこなすぎる故に、まっさらな知識で臨む人は深い理解につながるのだろうか?というところは疑問だった。統計検定2級くらいを分かる人にとっては、現場ではこういう考え方で使えるのね、とかエクセルだとこう使うのか、という理解を深める確認になると思います。
最後に
数字に弱い人?でも統計の基礎的な知見を広く浅く身に付けるのに良さそう。
小難しい数式を追っかけるのが統計と思っている人は、日頃の何てことのない業務にも統計の視点が使えそうだ、と思えると思います。
ちなみに、記事のタイトルにしたケースの根拠は以下。
55人がGOODと答えたことがたまたまであり、実際にはGOODもBADも大して変わらない、という確率は30%. 100人へのアンケートでちょびっと差が出たくらいでは、根拠をもった判断とするにはまだ早く、アンケートをより多くの人数へ実施する必要があります。