Web3時代のつよつよビジネスパーソンを目指すブログ

Web3という大きな波に会社員エンジニアはどう対峙すべきか。クリプト、NFT、DeFi、メタバース…多様な情報に触れ思考したことを発信します。どこにでもいる会社員だからこその、日々の気づき、ビジネスTipsも発信します。

人生を豊かにするための種を見つける~ワーママはるさんのサバティカルタイム本を読んで~

こんにちは。

ワーママはるさんの新著、
「サバティカルタイム 「40歳の壁」を越える戦略的休暇のすすめ: 〜FIREではなく働き続ける生き方〜」。

あっという間に2時間程度で読み切れちゃいました。

 

結論、生涯楽しく、豊かに働きたいと思うすべての人に、
読んで価値のあるのある一冊です。

 

 

 

 
 
 
タイトルこそ、40歳の壁、とワードが入っています。
 
しかし、読者の年齢や属性を制限しているものでもありません。
 
終身雇用の終わり、
結婚、子育ての困難さ、
収入の柱をどう分散させるべきか・・
 
今の時代、
生涯の安定が保証された人なんていません。
会社は社員の人生を守ってはくれません。
 
サバティカルタイムについての本ではありますが、
人生をサバイブするために身に付けるべき
思考術、価値観を本からインストールできる感覚です。
 
 

収入の柱となる種を見つける

副業をして収入源を分散させるのは、
もはや必須になってくる働き方と思います。

 

はるさんほどの人でも、事業の一つ一つを、
百発百中で当ててきているわけではない。

 

ブログ、音声発信、講演、ヨガ、・・・・

どれも、「小さくはじめて」
自分の適性と、市場とがマッチングした
事業を伸ばしていった、という旨が書かれていました。

 

そうなんですよね。副業であれば、
小さくはじめて、仮説がはずれたら、
自分自身が楽しくなかったら、また別のことに
挑戦してもよい。

 

ストック型のビジネスは、続けることが第一条件ですから、
やってみて自分に合うか合わないか、見極めも必要ですからね。

 

「種」を見つけるためのアクション

いち会社員が、事業の種を見つけるために、どんなことをして
いけば良いのだろう。常に考えて行動する必要がありますね。

 

・社内の教育、公募、などチャンスには積極的に手を挙げる

・目先の収入が得られなくとも、経験を時間で買うために
オンラインのコミュニティに飛び込んでみる。・・★

 

直近は、Web3の文脈で国内でも多数立ち上がっているDAOに
参加してみることですね。

 

近い未来、DAOを掛け持ちして収入を得る働き方は、
常識になる可能性があります。

 

どんなスキル、マインドをもっていればDAOの時代を
サバイブできるのか、楽しく生きられるのか、
実際に経験して掴めることは沢山あります。

 

 

 

「メタバース進化論」を読んですぐにお気に入りのアバターを探す私

バーチャル美少女ねむさんの著書、
「メタバース進化論――仮想現実の荒野に芽吹く「解放」と「創造」の新世界」
をkindleでポチリました。

 

 

メタバース本のラッシュが来ますね

業界のトップランナー、
インフルエンサーによる
メタバース解説本が続きますね。
私が把握しているのは、
今月末に箕輪さん編集の世界2.0、
そして國光さんも出版を控えているとか。
 
ねむさんはメタバースとバズワード化
するずっと前から、どっぷりと
界隈を盛り上げてきた方。

プレイヤー目線もありつつ、
Web3の文脈と併せて俯瞰した
解説もあり、
読み応えのある一冊です。

※まだ全体の30%程度しか
読んでいない段階の感想です。
 

VR Chatのシェアは断トツ

メタバースを謳うアプリケーションは数あれど、
グローバルを含めて、
VR Chatの人気は断トツなんだなと、
再認識。
 
ちなみに私自身は、
何度かVR Chatで友達を作るわいと
ワールドに向かうのですが、
英語にビビッて帰って来ることが幾度も、、
というレベル。
 
正直、まだメタバースの何たるかは
実体験として得られていない。

しかしですね、ねむさんの本書から、
まずやるべきことが見えてきたのです。
 

アバターは自分のアイデンティティの投影

そう、「アバター」に何のこだわりもなく、
向かっていたのですよね。
 
自分はこの世界で、こうありたい、
という思いをアバターに宿らせないと、
どうも、精神的な没入感というか、
この世界に溶け込もうという気持ちが、
心の奥底からは湧いてきていなかったと
気づきました。
 
本書では、メタバースの要件を定義されているのですが、
そのうちの一つが「自己同一性」。

自分のアイデンティティを投影した唯一無二の自由な
アバターの姿で存在できる世界

 

ふむふむ、VR Chatは、少し調べると、
結構な数のアバターが、Publicとして
フリーに使えます。
 
美少女キャラというより、ファンシーな動物路線の方が、
自分の求める自己投影だと思ったわたくし。
「くまのプーさん」のアバターを見つけ、
かわいい姿で、メタバース世界へなじむ
チャレンジをしていきます。
 

いろんなトップランナーのメタバース観を
インプットできるタイミングですね

先輩と飲みに行く感覚で、ビジネス本を買って読む

いつもありがとうございます。
ヤスヤスオンファイヤーです。

 

(お知らせ)

Web3って言葉よく聞くし、気になるけど
何からやって良いか分からない・・
そんな人のため、ガイドとなる記事を
魂込めて作成しました。
ぜひ参考に覗いてみて下さい。

eternalbluebullet.hatenablog.com

 

 

堀江さんの新著が出ていたので、
買ってサクッと読みました。

 

 
感想なんですが、
堀江さんのようなビジネス賢者の先人たち
が書いた本は、
1回飲みに連れて行った貰ったとでも
思って、数千円はたいて買って読む
意味があるな、ということです。
 
たくさんの著書のある堀江さんなので、
きわめて目新しい持論を展開している
わけではありません。
ああ、いつもの堀江節だな、と思う
ところはいくつもあります。
 
スマホは人間の器官の拡張だと
思って、情報収集に使い倒せ、だとか、
遊んで金なんて使いきってしまえ、
であるとか。

独特なキャラクターが先行している
堀江さんではありますが、
書籍を読むと、ベースには
人目も気にするし、小さいことでも
悩むし、といった、普通の人らしさ
を感じることがあります。
 
極端な意見は実は少なく、
凡人の自分でも、取り入れられる考えは
多いです。
読むと、
自分の生き方と照らし合わせて、
自分の価値観を客観的に振り返る
機会になりますね。
 
すべて取り入れる必要はないし、
自分のキャラクターに適した
生き延び方はあります。
 
ただ、豊かに、元気に生きたいと
いう思いは、誰しもが共通でしょう。
 
癖の強い先輩と飲みに行って、
自分の頭で発想できない価値観を
一部インストールする。
そんな体験が、読書で疑似体験できるとは、
読書は実にコスパの良い買い物です。
 
 

 

「リモートワークで仕事が楽になった」と感じるだけの人は危険信号〜WORK 価値ある人材こそ生き残る 感想/レビュー〜

いつもありがとうございます。
ヤスヤスオンファイヤーです。

 

今日、言わんとしたいのは、
正月特番を見てダラダラしている
自覚があるのなら、
読書に使いませんか?ということです。

 

「転職と副業のかけ算」のMotoさんの新著が
Kindle先行で出ていたので、即ポチ購入。

 

 
正月の時間を利用して
あれよあれよと読み進めています。
Kindleは最低限スマホがあれば
読めます。
会社員の方なら確実に読んで得どころか、
数年後の年収が数百万変わってくる一冊では
ないかな。
 
私の心に刺さった一節を紹介します。
 

主体性を持つことがあなたの価値になる

もしリモートワークが会社に導入されたとして、「やった、仕事が楽になった」と感じる人は要注意です。  時間的な余裕が生まれて楽になったと感じるならよいのですが、そこに甘えて自分のアウトプットまで低下してしまうと、もちろん自分の価値は下がっていきます。
 
 
「リモートワークだと昼寝もできる!」
「上司の視線がなくて自由だ」
「会議はミュートにして内職捗るぜ」
・・・のように、表面的なメリットを
享受して、仕事が楽になったと感じている
人は多いのでないでしょうか?
私も、心の一部に思い当たる節があるからこそ、
この一節がぶっ刺さりましたね。
 
 
非常に危険な理由は、会社が傾いた時の
ことを想像すれば容易に分かります。
 
リモートワーク環境に積極的に
適応し、効率化を武器に成果をあげるAさん。
 
リモートワークになってから
より一層指示待ちになり、監視の目がないのを
いいことに手を抜いて生産性が下がっているBさん。
 
会社が人を切る時に、どちらを残したいか。
転職市場の価値がどちらが高いかは明白です。
 
終身雇用が保障された時代なら、
Bさんの働き方で逃げ切るのもできたかも
しれません。
しかし、働く年数より、会社の寿命の方が
短い現代、自分の価値を落とす働き方は、
リスクでしかありませんね。
 
休み明けからできる行動

オフィス出社だろうと、
リモートワークだろうと、
会社に価値提供をするのが仕事です。
変わりはありません。

環境が変わったならば、
環境に応じてどうすれば
価値を最大化できるかを考えていく。

 

例えば、
チャットメインのコミュニケーションに
なったからには、齟齬なく伝わる
チャット術を追求する。

 

上司の監視の目が物理的になくなった分、
むしろ自分の方から積極的に報連相
して上司を安心させる、かつ仕事の品質も上げていく。

 

オンライン会議になり、複数の会議の
はしごもしやすくなっている。
ならば、積極的に関連部門の会議に
入れてもらうなどし、
情報のギブ&テイクで組織横断で貢献する、
などなど・・。

 

「リモートワークで楽になった」ではなく、
「リモートワークで価値を生み出せる
ポイントが変わった。このゲームチェンジを
楽しもう!」みたいなマインドが、
個人の価値を増大させると思うのです。

 

仕事を楽しくするには、主体性を持つこと

自分ごとで取り組む仕事って、
楽しいんです。
これは、昨年自分が初めて持てた感覚。

 

会社から給料をもらう作業者ではなく、
自分株式会社として、会社と協業する存在になる。

 

休み明けからつよつよなビジネスパーソンとして
ロケットスタートしませんか。

 

会社員のマインドを変えてくれるTipsが他にもたくさん

 

ここまで記事をお読みいただき、ありがとうございます。

他の記事もぜひ覗いてみてください。

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コミュニケーションの悩みを消す最強の攻略本

いつもお読みいただきありがとうございま
す。ヤスヤスオンファイヤーです。

 

 

コミュニケーションの悩みは尽きません。
仕事で人に何かお願いをする時、
不満げな表情をされ断られたら、
なかなかにメンタルにダメージを
負いますよね。

 

そんなとき、どんなふるまい、言動を
とれば、うまくいくのか?

答えは、1冊の本で繰り返し
述べられているのです。

 

それが、デール・カーネギー
人を動かすです。

 

「相手に重要感を持たせる」で劇的に改善する

本書では、様々な具体的シチュエーション
とともに、何度も繰り返される本質的な
メソッドがあります。

それが、「相手に重要感を持たせる」
ということ。

 

相手に対し、言動の中で
敬意、信頼、好意を伝えるということ
です。

 

具体的には、自分が物事を頼まれる立場
を想像すると分かります。

 

「今暇そうだから、やっといて」
と言われたらどう感じるでしょうか?

名誉を傷つけられたと感じ、
理由を付けて断れるなら、断るでしょう。

 

「忙しいところだと思うのは承知
なのだが、あなたにしかできない仕事
と思っている。お願いできないか?」
と言われたらどうでしょう。

 

自分という人間への敬意を感じ、
例え忙しくても、前向きに検討する気に
なるのではないでしょうか?

 

このように、交渉、お願い事をする時は、
相手に敬意、信頼、好意を伝えた上で、
お願いをする。
命令はせず、決断は、相手に決めてもらう。

 

これだけで、嘘のように
コミュニケーションが楽になります。

 

ぜひ、本書を手に取ってみてほしいです。

 

年上社員にも指示を出さなくてはいけない
ような、若手社員なんかは、特に刺さる
と思います。

 

書籍を無料で手に入れる方法をご紹介・・

さて、ここからはちょっとしたお得情報の紹介です。

 

ご紹介した書籍を、今なら無料で読める方法があります!!

 

それが、「amazon audible」というamazon公式のサービスを
利用する方法です。

 

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「聴く読書」というサービス

プロのナレーターが書籍を読み上げてくれるサービスです。
読書をするにも、まとまった時間が取りづらかったり、
集中できなかったり、テレビや動画についつい時間を使ってしまったり、
読書が続かない理由ってたくさんありますよね。

 

聴く読書であれば、電車移動中、散歩中、家事をしながら・・・
「ながら聴き」で隙間時間に読書と同等の体験ができてしまうのです。

 

今なら通常1冊無料が2冊無料のキャンペーン期間

12/14まで、2ヶ月の無料体験!というキャンペーン期間になっていますね。

amazon audible では、普段は最初の1ヶ月無料、というところ、
今なら2ヶ月無料です。

1ヶ月につき1冊、オーディオブックが1冊もらえる仕組みなのですが、
今なら2ヶ月無料体験ということで、2冊もらえるわけですね。

 

サービスを継続する意向がなければ、2ヶ月目のどこかのタイミングで
解約すれば、費用は一切かからないですね。
もらったオーディオブックは、解約してもずっと聴き続けられるんです。

 

こうなると、まさにノーリスク。
私自身も、以前のキャンペーン時にちゃっかりオーディオブックを
もらえる分もらって、解約しています。
(サービス自体はすごく良いのですが、私は文字で読みたい派というのがあり。)

 

amazon audibleのキャンペーンで、ぜひ手にしてみてくださいね。

 

↓バナーからも登録ページに飛べます。

 

 

時代を経ても通ずる一冊。

人を動かす 文庫版

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リアルショッピングの交通費=NFT購入の仮想通貨ガス代 だという理解ができるか

いつもお読みいただき、ありがとうございます。

ヤスヤスオンファイヤーです。

 

引き続き、こちらの書籍を読んでいます。

アフターデジタル オフラインのない時代に生き残る

 

本書の最も重要な要旨は、オフラインはもはや
オンラインに包含された概念であるということ。

ECサイトと実店舗という二項対立で捉えるのではなく、
実店舗はオンラインの中の、チャネルの一つに過ぎないということですね。

 

理解を進める中で、自分なりに解釈できた構造があります。

 

1.リアルショッピングに対する 交通費

2.NFT購入に対する 仮想通貨のガス代

これらの関係性は、同義であるということです。

 

リアルショッピングに対する 交通費

リアル店舗に行くには、電車代など交通費がかかります。

これは、交通手段というネットワークを自分自身が移動するために
生じる手数料、と捉えられないでしょうか。

オフラインの行動ひとつにしても、オンラインの一部、と捉える
ことが大事です。
若干比喩的ではありますが、電車で肉体を移動することは、
通信回線の中を自分というデータが移動することに等しいわけですね。

 

NFT購入に対する 仮想通貨のガス代

NFT(仮想通貨で買うというものなら、何でも良いですが)を
購入するには、仮想通貨を送金する必要があります。

仮想通貨を送金するときって、「ガス代」と言われる手数料を、
ブロックチェーンのネットワークに対して払う必要があるんですね。

 

オンライン上で購買活動を行うためには、ガス代が発生する。
仮想通貨でなくても、電子決済であれば何らかの手数料が発生しますね。

 

同義に捉えるということ

私が主張したいのは、もはやリアル(オフライン)の購買活動は特別でも
なんでもなく、一つのチャネルに過ぎないということ。

 

NFT買う事とは、全然違うじゃん、と思わないリテラシが重要と
考えます。

同義だと捉えられれば、最近のメタバース空間の土地売買だって、
虚業だ、なんの価値があるのか?という主張が、旧来の価値観のものだと
思えてきます。

 

リアルの行動を、デジタルのチャネルの一つとして解釈し、
何と同義であるか?を考える。

この思考実験を繰り返すことで、アフターデジタルの世界で
求められるビジネスが発想出来る様になっていく予感がします。

 

中国企業を視察する日本企業のエピソードが多い。
日本企業からの質疑が時代の周回遅れ感があって、少し滑稽です。

 
 

書評の1回目はこちら

eternalbluebullet.hatenablog.com

 

はじめてのNFT購入で、ガス代を思い知る

eternalbluebullet.hatenablog.com

 

 

対面は、オンラインに包含された1チャネルに過ぎない

いつもお読みいただき、ありがとうございます。

ヤスヤスオンファイヤーです。

 

今日は、こちらの書籍を読んでいました。

アフターデジタル オフラインのない時代に生き残る

2019年に刊行された本ですが、いまだにビジネス書のテック分野においては、
各所でレコメンドされている印象です。
先日のNewsPicksで配信されていた、佐藤優さんと北野唯我さんの対談でも、
北野さんが勧めていましたね。

 

OMO(Online Merges with Offline)という概念

本書の冒頭で語られる、OMOという概念に全てが詰まっていますね。

オフラインは、もはやオンラインの一部であるということ。
今後、ビジネスを設計する上で、必須の捉え方になってくるでしょう。

 

どういうことかというと、従来は、オフラインとオンラインは別物であり、
オンラインの方が、おまけであるという捉え方が主流でした。
むしろ、現在も多くの人がそう捉えていると思います。

 

オフラインのショッピングが主で、おまけとしてECもやっているよ、という。

 

現代では、この主従関係が逆転するどころか、包含関係になっているという
捉え方です。

 

真にオフラインはもはや存在するのか?

「対面で人と会う」というのは、オフラインの行動であることは確かです。

しかし、スマホを持たず人と会う状況って、皆無になっていないでしょうか?
会うまでの交通手段、立ち寄った買い物での決済情報、
どのお店で何を食べたか、というのは、プライバシーを抜きにすれば、
スマホで取得できてしまいます。

 

どんな会話をしたかまでは、流石に記録されてはいませんが、
技術的にはスマホで常に集音し、ログとして記録することも可能でしょう。

完全に純粋なオフラインというのは、存在しづらくなっています。
部分的にでも、オンラインと接続されている。

 

「対面」というのは、所詮一つのチャネルに過ぎないとも捉えらますね。

「対面アプリ」を起動して、人に会いに行っていると言えますね。

 

なんだか世にも奇妙な物語風ですが、人の死というのも、
「対面アプリ」がアンインストールされてしまった状態を指しているのかも
しれませんね。
SNSでフォローしているあの人は、実はもう対面する肉体はない存在だったりして・・

 

 

 

想像力を掻き立てられますね。
オフラインかオンラインか、という二項対立の理解から、
包含関係へとアップデートすることを本書から促されましたね。

 

「プロセスエコノミー」の尾原さんも著者の一人

具体⇔抽象の変換力は、ビジネスパーソンの基礎教養になる

こんにちは。ヤスヤスオンファイヤーです。

 

voicyフェス、お聴きになっている方はいらっしゃいますかね?

 

いやはや、有料とはいえこれだけのコンテンツを聞けるとは・・

11月末までアーカイブで聞けますので、今からでも遅くはないです。

しばらくは、アーカイブの消化で耳が忙しくなりそうです。

 

 

いろいろと聞くなかで、新R25編集長の渡辺さん、voicyの放送、Book Cafeで

ビジネス書の紹介や対談を配信されている荒木博行さんセッションが

秀逸でした。しっかりまじめな内容で、私みたいなまじめさんにはヒットでした。

voicy.jp

 

 

所感としては、

具体、抽象を行き来して思考できる能力は、

これからもずっと、ビジネスパーソンの基礎教養であるということです。

 

具体⇔抽象を行き来して物事を捉えられる力は、基本であり最重要

組織の育成というような話題のとき、新R25には「新R25らしさ」の

手法があるけれど、もっと抽象化したレベルの考え方、指針といったものを

後進に伝えようとしている、という話がありました。

 

具体的なコンテンツの手法は、確かに新R25らしさ、ノリみたいなものは

あります。(インタビュー記事だと、写真が多くて、ツッコミのような

キャプションがあったり)

 

具体的手法をトレースするよう部下に指示することは簡単だけど、

なぜそのような手法で表現するのか?抽象度を上げたレベルを共有できていないと、

仕事に応用が利かないし、的をはずした成果物になる可能性もある。

 

日々仕事をする上で、「なぜ?」を自問して仕事の目的を抽象度高く理解し、

具体に落とし込む。

どんな仕事でも、応用可能な考えと思います。

あらためて、再認識しましたね。

 

マネジメントにおける具体、抽象のバランス調整

組織のマネジメントにおいては、抽象的過ぎると、何をやってよいか伝わらない。

具体的過ぎると、指示待ち人間を生み出してしまう。

 

荒木さんの例えは、秀逸で分かりやすかったですね。

 

「ホチキスで紙をまとめる」という仕事にこだわってしまう人がいる。

時代は電子化だが、具体にとらわれていると、従来からの仕事のやり方から

脱却できない。

 

ホチキスで紙をまとめていたのは、情報を整理して人が理解しやすくするため。

であれば、仕事を一段抽象化してとらえたあと、具体化するならば、

電子書類を前提に、整理する方法を考え、仕事にしていけばよい。

 

具体⇒抽象⇒具体 と行き来できる人は良いですが、

従業員はみなそうではありません。

 

マネジメント層としては、具体的な正解を教えてしまえば速いが、

従業員が指示待ちになってしまうというトレードオフの狭間で、

バランスをとった伝え方をする必要があります。

 

いやはや、部下、後輩を引っ張っていく状況でもある身としては、

ここでも具体、抽象の変換力が発揮できたか・・と気づけましたね。

 

ビジネスパーソンの必須教養にしていきたい

日頃、会社の中で「抽象的に言うと~、具体的には~」みたいに、

それとなくワードを使っています。

しかし、皆が皆、明確に具体⇔抽象を意識しているかどうかは、

分かりません。

 

コミュニケーションの効率化を図るため、

細谷さんの書 「具体⇄抽象」トレーニング 思考力が飛躍的にアップする29問

これはビジネスパーソン全員必読にしておいても良いのではないでしょうか?

 

この本、まこなりさんが紹介していたのを見て、買いましたが、

体系的に具体⇔抽象力を理解するにはうってつけでした。

 

死ぬまで使えるだろうな~というビジネススキルの一つであることは

間違いないですね。

 

日々、使っていきたいところです。

実年齢で自分、他人を見るのをやめてみるべき ~ライフシフト2レビュー/書評~

こんにちは。ヤスヤスオンファイヤーです。

 

楽しみにしていた書籍、ライフシフト2 100年時代の行動戦略が出て、

さっそく読んでいます。

 

前作のライフシフトを読んで、キャリアを見直す大きなきっかけに

なりました。

 

学生時代、会社員(同じ仕事、同じ会社で)、定年、

という3ステージの人生で良かった時代は終わりを告げます。

 

本作、ライフシフト2では、コロナによって変化した

社会や、テクノロジーの進化がもたらすキャリア選択への影響を

踏まえて語られています。

 

序盤で印象に残った点としては、

実年齢、すなわち生物学的年齢で自分の価値観を狭めたり、

他人を年齢というフィルターで見ることは、今後意味をなくしていくのではということです。

 

年齢の持つ意味が変わった

平均寿命が80歳の時代の60歳は、残り20年の存在。

平均寿命が100歳の時代の60歳は、残り40年の存在。

 

平均寿命が延びることにより、実年齢が持つ、生物学的な衰えの度合いは

変化していきます。

 

時代が変われば、60歳はこういうもの、という価値観は変化していくのです。

 

そして、本書では、「社会的年齢(社会でどのように扱われているか)」、

「主観的年齢(自分がどのくらい老いているか)」といった

概念も存在すると述べられています。

 

生き方によって、年齢はいかようにも関係ない情報になる

人生が長くなると、覇気をもって生きる人、そうでない人とでは、

社会的年齢、主観的年齢で大きな差がついてきます。

 

そうなると、もはや生物学的年齢でなにか人を判断したり、

し分けたりする意味が失われていきます。

 

今の自分に反映できるアクションプランとしては、

30歳だから、30代だから、40代になったらこうしていなきゃいけない、

みたいな年齢による人生の型みたいなものに、考えを縛られないことですね。

 

いわゆる日本企業にいる私ですが、

40歳までには管理職に・・とか、まだ根強く出世の黄金コース的な

価値観は会社に残っています。

 

しかし、もうね、解き放たれていくべきでしょう。自ら。

30代だろうが、積極的に管理職に手を上げてしまうとか、

もしくは40代からエンジニアリングを極める道に転換してもよいし、

時代時代で、最適なキャリアを選んでいく姿勢が重要と思うのです。

 

古き出世コースに外れたからといって、屍のようになりたくはないですしね。

 

慣例にとらわれず、自分で道を選択していきたいものです。

幸い、慣例を壊していこうという風土が今の会社の環境にはありますので、

挑戦していきたいところですね。

 

LIFE SHIFT2?100年時代の行動戦略

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週刊SPAのリストラ社員の末路~みたいな記事で暗くなるより、前を向きましょう

ハイパフォーマー人材には管理職でない高給ポジションを与えよ

こんにちは。ヤスヤスオンファイヤーです。

 

こちらの本、

新版 はじめての課長の教科書

を読んでみました。

 

管理職になりかけの人が読むような本ですかね。

実際課長ってどんなスキルで働いているの?というのを

勉強しておこうと思った次第ですね。

 

で、結論としては、

これからの時代、

仕事をバリバリこなすハイパフォーマー人材には

管理職ではない、目指すべき高給のポジションを与えるべきということです。

 

課長には、仕事のできない人の気持ちが分からないといけない

一読して感じたのは、課長は部下のメンタルケアを行うことが

重要なミッションということです。

 

部下たちは、必ずしも仕事のできるハイパフォーマーとは限りません。

真面目で傷つきやすいかもしれません。

 

部下に傾聴し、対話のできる人物であるべき、と繰り返し述べられていましたね。

 

変化の大きい時代だからこそ、上司にも正解は分からない

ひと昔前ならば、上司にはビジネスの正解が分かる、そんな時代でした。

良いものを作れば売れる、ジャパン イズ NO1 な時代。

 

しかし、今の時代経営者でも何が正解かはわかりません。

Facebookだって、内部告発に揺れたり、事業を、社名を変えようとすらしています。

 

ですので、なおさらのこと、強いリーダシップで部下を従わせるのではなく、

傾聴、対話をしてチームの発想力やパフォーマンスを引き出せる、

サーバントなリーダーが望ましい。

 

大企業のハイパフォーマーは管理職を目指す。これが日本の衰退の原因?

仕事ができるハイパフォーマーは、管理職を目指すというのが

これまでの鉄板の出世ルートでしょう。

 

問題点としては、仕事のできる、強いリーダが上にいってしまうこと。

 

(あえて単純にカテゴライズしますが)バリバリと成果を上げてきた人は、

往々に同じレベルの仕事を部下に求めがち。

本当にできる人なら、管理職になって対話するスキルも付けるでしょうけれど、

個人技で突貫する人がリーダになっても考えを変えない場合、

パワハラ上司に変貌する可能性があります。

 

パワハラ上司はもっとも害悪ですが、ビジネスの正解を、

チームの力を引き出して探っていくようなスタイルも、

強権のリーダーでは実施しづらいでしょう。

 

強権のリーダが上にいくことで、さらなる日本企業の衰退を招く。

こんな未来は想像できないでしょうか?

 

ハイパフォーマーが目指す別のルートを用意する。

というわけで、管理職とは別途、

ハイパフォーマーには高給なポジションを用意しておくべきと思います。

 

管理職には、真に対話、傾聴のリーダーシップができる人材を登用する。

そして、管理職は一つの役割であり、権力や、理想のキャリアコースの象徴、

というイメージを払拭するのが必要ですね。

 

望まれるリーダーシップのスタイルが変わる中、

「仕事ができる人」を上に引き上げていく人事からは脱却するときです。

 

 

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