Web3時代のつよつよビジネスパーソンを目指すブログ

Web3という大きな波に会社員エンジニアはどう対峙すべきか。クリプト、NFT、DeFi、メタバース…多様な情報に触れ思考したことを発信します。どこにでもいる会社員だからこその、日々の気づき、ビジネスTipsも発信します。

日本は挫折と衰退を経験した「先進国」

こんにちは。

本日は、中国で「横たわり族」なる、
競争につかれた若者が増加しているという
ニュースを見ての感想です。

感想としては、
日本は、世界一の経済大国から衰退したという経験では、
ある意味「先進国」(時間軸的に先を行くという意味で)
なのではないか。
日本だからこそ、経験した教訓から、
巻き返しを図れることって何かあるのではないか、
と考えました。

中国では、経済、技術的発展はワープによる

中国の経済、技術的発展がめざましいことは、
疑う余地はありません。

しかし、民衆が触れる技術、という部分に限って
でいうと、
PCからケータイ電話、スマホと順々に手にしてきた日本と違って、
いきなりスマホを手にしたことで、田舎のおばあちゃんが
スマホでビジネスをするくらいに一気に変わった。
ある意味、白紙に近く、既存のデジタルが中途半端に
なかったからこそ、一気に高齢者含めデジタルのデバイス
普及できた、と言えます。

発展途上国でも、同様にデジタルの普及がジャンプすることは
珍しくないようです。
ケニアでは、キャッシュレス決済の普及率が世界一だという記事を
見たことがあります。
銀行口座を作るのが難しい、という状況だったからこそ、
電話番号で送受信できる電子マネーが一気に普及したそう。

日本は経済力、技術力では追い抜かれてしまったけれども

日本は、中国でいう横たわり族は、常にいる状態と言える
のではないでしょうか。
若者の自殺率だったり、非正規雇用の多さだったり、
格差社会は確実に存在しています。


日本がここからどう、国際的競争力を取り戻していくのか、
取り戻せたならば、他の国にはない、先を行く経験がまた
得られることになると思います。

なかなか未来は明るくないですが、
コツコツと努力して一度は経済発展させた国なのだから、
なんとかまた一旗あげられないのだろうか。

とはいえまったく具体案はないのですが・・。

テクノロジーの分野では、まだ寡占が起こっていない、
未来のある分野、例えば量子コンピューターなどで、
覇権を取ることは考えられます。

同じ失敗をしないよう、教育への投資だったり、
テクノロジー分野への手厚い投資は、国がぜひ
意義を理解してほしい。

YouTubeプレミアムの普及は、格差社会を助長していく

こんにちは。


今日の結論としては、
YouTubeプレミアムのユーザ数が増えることにより、
情報リテラシの高い層、低い層とでの格差を
広げることになるのでは?という考えについて書きます。

Googleが、YouTubeプレミアムの宣伝にやたら力を入れ始めたという
ニュースですね。

こんな未来になるかもしれないな、と
考えを巡らせてみました。

Googleが目指すところ

プレミアムの登録ユーザからのサブスクリプションのビジネスに
舵を切ろうとしている。
個人情報保護への世論が高まっている背景もあり、
ターゲット広告を前提にした収益モデルからの
脱却を画策している。

Googleといえども、いつなんどき、Youtubeのターゲット広告
について法的な規制を受けるかはわからない。
先手を打って、定額課金のビジネスでも成り立つように
構造を徐々に変えていく考えなのではないでしょうか。

YouTubeプレミアムに登録するユーザ、しないユーザに2極化

大きく、2者に分かれてくる。
・プレミアムユーザ:プレミアムに課金する。
広告の時間浪費を避けるために出費するくらいなので、
収入には余裕があり、情報や時間に対してのリテラシが高い層と言える。

・無料ユーザ:課金しない
収入には余裕がないので課金しない。または、広告を消すことの
利便性にメリットを感じない。時間や余計な情報を目に入れる
ことを厭わない。情報や時間に対してのリテラシが低いといえる。

ちょっと、短絡的に書いてみましたが、
どんな割合になるかはともかく、2極化することは
当然の流れでしょう。

質の低い広告を出す広告主ばかりになる

ユーザの2極化に伴い、広告主はどう動くか。
収入が高く、リテラシのある層へ広告を打っていた広告主は、
撤退する。ターゲットとする層には、広告を見せられないから。

一方、リテラシが低い層への広告は、今と変わらず存在し続ける。
今でも、怪しい投資だったり、結構質の低そうなクオリティの
脱毛サロンなんか、多いですよね。

見る広告のほとんどが、質の低いビジネスの広告となってくる。

配信側も2極化

配信側も、
プレミアムユーザからの支持を集める発信者と、
バズりや炎上で一見さんの無料ユーザを集めることしかできない人、
と分かれていく。

前者は、Googleとしても手放したくない配信者となるでしょうから、
手厚くGoogleからの報酬を受けられる。
プレミアム配信やスーパーチャットなど、ファンを抱えることで、
収益は安定する。

一方後者は、質の悪い広告主しかバックにつかないので、
広告主のビジネスの波次第で、安定しないことに
なっていくのではと思います。

さいごに

いろいろと、想像半分で考えてみました。
情報には対価を払うのが当然、払う/払わないで2極化していく世界は、
すぐそこに来そうだと感じました。

住民税の決定通知書を読み解くのにハマったポイント~投資で源泉徴収された住民税は、確定申告すると翌年分から控除される~

こんにちは

今日は、住民税の決定通知書を読み解くにあたり、
ハマったポイントの備忘録です。

※FP3級を持っているレベルの素人ですので、厳密性を欠いた表現を含む可能性があります。
ざっくりとした話である前提で、お読みいただけると幸いです。

※画像はこちらのサイト様より引用させていただきました。
【FP解説】「住民税決定通知書」のチェックすべきポイント マネリー | お金にまつわる情報メディア

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前提として、私は会社員です。
投資も行っており、2020年分の収入に対しては確定申告を行っています。
投資では、ちょっぴり譲渡損がありました。
損益通算のため、確定申告では、配当所得を申告分離課税として
申告しています。

ハマり1)ふるさと納税の控除額と、「税額控除額」が合わないのは、調整控除があるから。

住民税の決定通知書が届き、私が真っ先に気にするのは、
ふるさと納税の控除が不備なくされているか?です。
むしろ、会社に配布を毎年申請するのも、この確認のためですね。

まず、以下の不一致に気づく。
左側の「概要」に書かれた「寄付金税額控除額」と、
右側の「税額控除額」(市と県の合計)が合わない!

「税額控除額」の方が4500円ほど多い。
ふるさと納税の住民税分より多く控除されていてラッキー!と思って思考停止でもよいが、気になりすぎる・・。

結論、この差分のうち「2500円」は、調整控除のうちの基礎控除5万円から算出される控除額でした。
以下のサイト様の解説が比較的わかりやすかったです。

合計所得が200万を超える人の場合は、ほとんどの場合2500円になります。
住民税から直接控除されるボーナス控除が2500円あるのだな、という風に理解しました。
financial-field.com


昨年来た通知書(2019年所得分の住民税)も確認すると、確かに寄付金控除額+2500が、税額控除額になっている。


さてそうなると、残りの約2000円は何の数字だろう・・?

ハマり2)投資の譲渡益、配当から源泉徴収された 住民税 + 外国税額控除で戻ってくる分が、残りの2000円の正体だった

結論としては小見出しの通り。
ピッタリ数字が合って感動しました。(小3時間ほど悩んだのでは・・)

まず、投資の譲渡益、配当から源泉徴収された 住民税について。

投資の譲渡益、配当から(2020年に)源泉徴収された 住民税は、
2021年に毎月払う住民税から引かれる、ということになります。

今回、以下も確定申告に含まれていたんですね。
・譲渡益があった源泉徴収あり特別口座
・配当を受けていた特別口座(こちらは源泉徴収なしだが、配当は必ず所得税、住民税は引かれている)

これら特別口座を含んで確定申告をし、2020年の所得総額が決まり、住民税が計算される。
よって、2020年に譲渡益、配当から源泉徴収された住民税は、そのままだと2重に
取られたままということになる。だから、2021年に納める住民税からひくことで、
返すよ~というイメージでしょうか。

配当に関しては、申告分離課税か、総合課税かで少し話が変わると思います。
今回は、申告分離課税で、確定申告したケースになります。

国税額控除で戻ってくる分

確定申告すると、外国で源泉徴収された所得税がいくらか戻ってきます。
所得税だけの話かと思っていたのですが、住民税からの控除という形で
戻ってくる分もありました!それが今回の残り分の正体。

※微々たる額なので確定申告書の該当箇所を公開・・!
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125+ 188円分が、住民税から控除される分だったということですね。
これは確定申告書をよ~く見ないと気づきませんでした。
控えを保存しておくのは大事ですね。

さいごに

来年の自分が同じことで頭を抱えないように、という意味合いでの備忘録でございました。
微々たる金額でも、もしこれが1000円じゃなく1000万円だったら、まあいっかで済ませられるか・・?
という考え方で、調べることは大事と考えています。
自分事の問題解決をすることで、マネーリテラシが上がります。
いざというときのお金の判断時、
地道に税制度について調べた経験は、
きっと活かせるはずです。

会社では誰にに対しても基本敬語が、ベストプラクティスだ

こんにちは
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今日の結論としては、
会社では、後輩先輩、上司部下、
年下年上関係なく、敬語で基本接するのが
一番得するしうまく回る、という気づき。

www.sankeibiz.jp


目上の人には敬語を使うのは当然として、
後輩に対して敬語で接することの
素晴らしさを、書きます。

私自身、年度の変わり目で社内異動をしました。
異動先では、自分より後輩にプログラムの
ことなどなど仕事を教わっています。
元々、後輩には「さん」付けをしていく派
ではありました。異動先で実践することで、
あらためてメリットが見えてきたので、
まとめてみます。

丁寧に扱われて、不快に感じる人は少ない

自分自身が部下の立場だと、さん付けしてくれたり、
基本敬語で接してくる上司の方とは、気持ちよく
仕事ができるという印象があります。
敬ってくれた分、仕事の成果でお返ししようと
いう気にもなります。

上層部の人ほど、この接し方ができる人が増えて
いくなという印象。

反対に、叱責ありきビシビシと鍛えてもらいたい
願望の若手って、いまは少ないのではないだろうか。
過酷な教育により短期間で身につくこともある
かもしれないけど。
ただ成長する手段は一つではないので、
いくらでも、厳しい教育以外に道はあります。

だから、自分は、教える相手としての後輩にも
優しく敬語で接するし、教えてもらう相手には
もちろん敬語を使う。

自分が得をするその1:後輩から素直に吸収できる

新しいことを、後輩から学ぶことって、今後増えていくと
思います。同じ会社、同じ部署でずっと
やっていく方がレアケースになっていきますからね。

そうなると、年齢や社会人経験は関係なく教えを乞う
場面が増えます。

そんなとき、素直に下手に出て、「教えてください」
が言えるのか、壁を作って先輩風を吹かそうとするのか、
どちらが成長できるかは、明白でしょう。

データサイエンスの分野なんて、技術の横幅も広いから、
各自得意分野も違ったりする。
経験はもちろん必要だけど、直観的なセンスも大事だったり
する。なので、素直にお互いを敬ってナレッジを交換するのが、
健全でお互いの成長につながります。


自分が得をするその2:人を呼ぶときの無駄な敬称の使い分けがなくなる

いちいち、呼び捨てと敬語を切り替えるのも、頭の
ワーキングメモリをわずかでも使っているわけです。
シンプルに、頭の節約になりますね。

また、呼び捨て、敬語を使い分ける人って、はたからみて
人によって態度変える人なのね、という予兆が
びしばし周囲に放たれますよね。

周囲からの印象の意味でも、誰しもに敬語って、
損はしないなと思います。


デメリットは、親睦を深めるのには、敬語一辺倒だと時間がかかるかなくらい

後輩に敬語を使うデメリットは、しいて言うなら
仲良くなるのに時間がかかるかも?というくらいですかね。

しかし、雑談のような場では、少しずつ砕けた言葉遣いを混ぜ込んで
いけば良いと思います。
仲良くなる同士だったら、あまり考えなくても、自然と打ち解けた言葉づかいでも
話せるようになるでしょう。

敬語ONLYで、なかなか仲良くならない後輩がいても、
それはきっともともと、カジュアルな相性はよくない同士の
可能性が高いので、別に現状維持で良いと考えてしまいます。

さいごに

というわけで、会社では誰しもに敬語を使う、
これからの必須スキルになっていくと思います。
転職、副業、学び直しが当たり前になる時代が来てますからね。

受験勉強を勝ち抜いた頭をアップデートできないと、沈む

こんにちは

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今日の結論としては、
正解を導くことのできる思考力はもちろん大事。
しかし、それだけでは、今後仕事をAIに取られていく。
高度な頭脳労働だと思い込んでいたとしても。

newspicksで見かけた、山口 周さんのインタビューを見て考えました。

高学歴の人が得意な、正解を出す仕事、とは

事実やデータから、正解を導く思考。
弁護士だったり、コンサルティングだったり、
頭脳労働として、論理的思考力を磨いた人ができる職業があります。

これらは、事実やデータから、限りなく最適解を導くことができると、
決まっている仕事。

こういった正解を導く仕事は、近い未来、AIに取って替わるよ、というのが
山口さんの主張

高学歴の人がつく、高収入の仕事って、正解を導く仕事が多い

弁護士のような仕事は、まさに決まった正解を導く仕事。
実際に、弁護士業務はAI活用が進んでいます。

これから、どんな思考力をつけていけばいいのか

高学歴でテストの正解を導くのが得意なことは、もちろん
価値がある。
しかし、AIの進化とともに、価値が下がっていくことは、
自覚しないといけない。

就活ゴールなんて言葉もありますが、良い会社に入った後の、
頭のアップデートこそが重要と思うのです。

それで、どんなアップデートが必要かといえば、
すなわち、AIに取って替わられないこと。
私は、2つの観点があるのではと考えました。

前例やデータの無い領域で、正解を見つける

結局、正解を見つけることにはなりますが。
前例やデータがないと、AIは無力です。(実際はいろいろとありますが、ごく単純に考えると)

AIが推論不能な、新しい分野、時代の流れがあってこそ生まれた課題に対して、
どう切り込んでいくか。突飛な発想でもよいと思います。
前例のデータももちろん使っていい。しかし、そこにひらめきとか、センスのような
ジャンプ的思考をいかに加えられるか。
こういった能力があってこそ、AIにはできない新規開拓ができると思います。

AI的には2番、3番の答えでも、理由を主張できるかどうか

AIは、機械的に最適解を導きます。

人間にしかできないことを考えると、
たとえ2番目、3番目の考えでも、
理由をつけて、有効性を主張できるかどうか。
そして、意思決定のために感情を動かせるかどうか。

そんな能力の価値が増していくのではと思います。

理由を言えるというのも、立派に価値があると思うのです。
複雑なAIモデルほど、なぜこのような結果になったのか、という
ことに対しての説明が不可能になってきます。

何よりも、人の感情を動かせること。
これって、AIに置き換わるとは思えません。
場の雰囲気を変えるとか、みんなのモチベーションを上げるとか、
そんな能力の価値も上がっていくと思うのです。

さいごに

今後必要になってくる思考力、というか能力について
考えてみました。
論理的思考力は必須なことはこれからも変わらない。
しかし、すでにコモディティ化しつつある。

やわらかい発想と、人の心を動かせる力を、つけていきたいものです。

物理的な物がブロックチェーンに乗る時代

こんにちは

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衣服など物理的な物の身元証明が、ブロックチェーン
管理される時代が来そうだ、という話です。


NEWSPICKでは、ウイグル自治区の原料を使っている
可能性があるとして、ユニクロが米国で輸入差し止めに
なったという特集がありました。

ウイグル自治区の問題については、政治的、歴史的背景が
複雑なため、門外漢の私は詳細な言及は避けます。

しかし、アパレル業界にとって、原産地や材料などの
身元証明をいかに行うか、が課題になっているという事実はあります。

衣類の原産地情報をブロックチェーンで記録??

こちらの会社が、綿花やポリエステルなどアパレルの原料を特定するサービス
を行っている。
https://www.fibretrace.io/


特殊な塗料を衣類に混ぜ込み、個体ごとに情報をスキャン、
ブロックチェーンで管理することで、衣類という現実の物に対しての
身元証明ができるようになるそうです。

NFTのさらに次だと感じた

デジタルコンテンツに対する唯一性を担保する技術としては、NFTが
話題になりました。
一歩進んで、物理的に存在する物の唯一性をブロックチェーンで証明するとは、
現実世界と、デジタルの境目がますますなくなってきたと感じます。

身分証明もブロックチェーンに?

ペットの血統書にも転用可能そうです。
人間の身分証明も、生体情報からブロックチェーンに保存した個人情報とを紐づけて、
証明書いらずになるのでは?と考えました。
個人情報を預かる「情報銀行」もブロックチェーンを使うようになる
展望を、聞いたことがあります。


ブロックチェーンがらみのビジネスは、今後も次々出てくると思います。
スタートバーンという会社は、美術品の証明を、ブロックチェーンで実現するサービスを行っている!
startbahn.jp


いろんな業界で活用が進んでいきそうだ。
アンテナを張っていよう。

仕事が「はやい」と言われるには「タイミング」を早くすること

こんにちは

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今日の結論としては、
仕事が「はやい」と言われるには、作業スピードを速くするのではなく、
「タイミング」を早くすることで実現できる、ということです。

北野 唯我さん 「内定者への手紙 ー「仕事が遅い人」と呼ばれないための、10のチェックリスト」
通読してから1,2か月ほど経ちましたが、
「タイミング」を早くせよ、という部分はやたらと印象に残り、
日々の仕事で実践できていると感じています。
「この本を見れば、全部載っているよ」|北野唯我/マガジン|note


「タイム」ではなく「タイミング」を早くするとは

書籍の中身を少しご紹介します。
一般的に、仕事がはやい、というと、どんな人を思い浮かべるでしょうか??
私は、本を読むまで「作業が速い人」と思っていました。
同じ時間でプログラムがより多く書けるとか、
プレゼン資料を作るのがとにかく速いとか。

しかし、作業のスピードを上げるのでははなく、「タイミング」を早くすることで、
周りからしたら、仕事が速い人になることができます。

なぜなら、日々の仕事では、「他者が関わる仕事」が大半、いやほぼすべてといってよいほど
でしょう。
上司の査読が必須の資料ならば、未完成で骨子だけでも、まず査読を依頼する。
変に独断で進めて、後から見せたら全然イメージが違う、という事態を防ぐわけです。
このことによって、作業の手戻りで失う時間は未然に防ぎ、結果として
手戻りを起こした場合と比べると仕事は早く終わることになります。


いわゆる報連相の基本なのかもしれませんが、
書籍を読んで、「仕事がはやい」という言葉の意味を、刷新することができました。

アジャイルにおける「フェイルファスト」とも通じる

「タイム」を早くする、という考え方、様々な金言とリンクすると感じます。
アジャイル関連の用語として、フェイルファスト(fail fast, 早く失敗する)
という考えがあります。
不備だったり、追加の要望だったりが発生することは前提に、
プロダクトを使ってもらい修正を繰り返していくような考え方です。

まさに、書類作成一つにとっても、フェイルファストでいくぞ、という
気持ちで進め方って、変わると思います。
パワポの資料一つで、上司から全く指摘をもらわないことなんて
無かったわけです。
指摘をもらって修正が発生するなら、残り時間がたくさんあるうちに
指摘を得る、小さな失敗は早く得た方が、ゴールまでの立て直しも
手段が考えやすくなります。

ちょっと先輩に見てもらおうとか、質問しておこう、というのも、
立派にフェイルファストな考えと思います。
勘違いして仕事を進めてしまうことって、往々にあるので。
質問して、実は自分が勘違いしていたことに気づくのも、
早めに失敗できてラッキー!ぐらいに構えるとGOODと思います。

悪い報告ほど、早く報告すべき

こういうことも、よく言われますね。
まさに、これも「タイム」を早めるべきという考えは共通。
トラブルが起こった場合に、まだ全然情報がまとめられていなくとも、
上司に一言、発生したことは報告してしまう。
その後で、解決までのアクションは考えていけば良いし、
上司視点でしか気づかない観点で、指示、助言が来るかもしれない。


上司目線を想像すると、結果的に部下が問題なくトラブルを解決したとしても、
報告が遅かった場合、「なぜ最初に報告がなかったのか?」と感じるのではと
思います。
やはり、他者が関わることでは、「タイム」は早ければ早いほど良い。
もちろん一部の例外的な状況はあれども、緊急度や重要度も踏まえて、
自分からタイムを早めた行動をとることが、大事と感じます。

AI規制によって、新たなビジネスが生まれる

こんにちは。
f:id:EternalBlueBullet:20210531204157p:plain


www.icr.co.jp


結論、AI規制案が世界各国で普及することによって、
データサイエンティストの業務領域は増え、
AI規制に適合するかを監査するような、新たなビジネスが生まれるだろう
ということについて書きます。

AI規制案が欧州から広がりそう。

まだ法案の段階のようですが、AIに規制をかける動きが欧州で進んでいる
そうです。
どんな規制かというと、差別的な結果を導いていないか?
(人種や思想だったり)や、人間を取捨選択するような(ソーシャルスコアリングや
街頭での個人特定など)に使われていないか、などを「高リスクAI」として
規制をかけていく動きのようです。

AIのビジネスが多方面で拡大することに伴って、こういった倫理的な部分で
規制をかけていくのは、まあ必然だとは思います。

規制というと、テクノロジーの進化が抑制されるだけでは、とは思います。
しかしAIへの規制をきっかけに、生まれるビジネスもあるのではないか。
こういった視点で、考えてみました。

データサイエンティストの業務領域が広がる

AIを用いたプロダクトを作ったとき、AI規制に適合しているのかどうか、
判定できる人材が必要になってくる。
現段階での法案では、どうやって境界線を定めるのか?というものばかりだけど、
知見を持った人であれば判断できるレベルには仕上がるはず。

規制に反した時のペナルティも企業に課せられるし、社内で
監査できるデータサイエンティストは必須になってくるのではないだろうか。

監査のスキルを証明する資格が生まれるかもしれませんね。

AI規制への適合を監査するビジネスができる

自社で判断できる人材がいない場合は、外注して監査を得る
ということになる。監査を専門に行う外部機関ができそうですね。

プロダクトを作ってからでは、手戻りのリスクもあるので、
プロダクトの構想段階から、知見をもった人が入ることが
必要そうだ。

となると、やはりコンサルタント的に、プロジェクトの上流から
入れるデータサイエンティストの需要は高まるのではないか。
自社に人材がいたらよいのではあるが。

さいごに

今後どうなるかをざっくり考えてみましたが、
日本で検討が進むのはまだ先のよう。

AIを監査するって、仕事的にはテクノロジーに制限をかけるみたいで、
面白味はあまり感じないのは確か。
しかし士業みたいに資格になれば、くいっぱぐれない職業に
なる可能性は秘めているかも。
トレンドはウォッチしていないといけないけど。

データサイエンティストの老後の副業として、定番になったりするかも。

恋愛指南術は抽象化して他の学びに転用できる。

こんにちは

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今日の結論としては、
いわゆる恋愛テクニックみたいなことは、
抽象化すると仕事や家庭、投資などで活かせる学びになるということです。



ノンスタ井上さんのインタビュー動画を見て、感じた学びを
書いていきます。

会話の目的は何か?を考えることで、最適な話し方が変わる。

まず井上さんがおっしゃっていた、好きな女性との会話のポイント
・相手が感情で話してくれるように、期待される質問や相槌をいれていく
・「相手が楽しそうに話してくれればよい」と考えて、決して自分は話
過ぎたりはしない。

なるほど、ここで私が学び取ったのは、会話の目的、ゴールと言いますか、
それをしっかり認識するということの重要さです。

「相手が楽しく話しくれること」をゴールと置く。
そのゴールのために、自分のふるまい、話し方がどうあるべきか
を考える。

これって、家庭で家族と話すときや、仕事のあらゆる会話で、
共通に意味のあることです。

妻が今、何か悩みがあるのか、単にとりとめない雑談をしたいだけなのか、
感じ取ることによって、自分がどんな反応や聞き方をすべきかって、
変わっていきまs。

仕事でも、今はお客さんからの信頼を積むための会話なのか、
リスクを取って営業かけにいく時なのかとか。
上司に対しても、報連相のどれを今行うのかによっても、話し方は
変えるべきなので。

「合コンのいい人ポジション」って、リターンを最大化する長期分散投資なのでは

合コンでいい人ポジションで終わっても、いい人と思われてからがはじまりだ、
そこからアクション起こせるかだ!とアクティブな姿勢の井上氏。

恋愛の場で、いい人判定から逆転していくのは、かなりのバイタリティー
必要で再現性は低いだろうな・・とは思いつつ。

しかし、合コンで「いい人ポジション」を取ることって、
長期分散投資に近い、戦略にもなると思ったのです。

その日の短期的なリターンを得られるわけではない。
しかし、同性含め嫌われてはいない、薄くつながっている関係を維持していれば、
どこかでまたチャンスが転がり込んでくる可能性を持てることになる。

アグレッシブに行き過ぎて、同性の友達らの評判が失墜して、将来にわたり
良い友達であったかもしれないのに、失うというリスクも合コンにはある。

そんな中、いい人ポジションって、実は人生を長く見てリターンの期待値を最大化する
戦略なのかもしれない、と思いました。


自分の経験だと、合コンで自分含めて誰もガッツリはいってなくて何も起こらず終わるんだけど、
男同士はかなりつながりが深まって今も友人だったりする笑
恋愛とは離れますが、こういう人生の価値も含めて、合コンみたいな場の
リターンを最大化する戦略、考えるのは面白い。

さいごに

具体と抽象で、学びを転用できる感覚を持てた。
結婚もして、もう恋愛指南など必要なきと思っていたが、
たまには見て抽象、転用の練習をするのも面白い。

キャリアの目標はなぜなぜを繰り返して深堀していくべき

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こんにちは。

 

今日は会社の後輩と飲みながら話したことについて書きます。

キャリアの目標、もっと広げると何のために働いているのか??は、

なぜなぜ分析みたいに、何段階も深堀していくべき。

 

私はレガシーな業界のSEから、社内異動でデータサイエンティストに

なりました。

自分の場合はどうなるだろうと思考した結果です。

だんだんとなぜを繰り返して深堀していきます。

興味関心がある(好き)だから

まっとうですね。

統計や機械学習って、嫌いではないです。勉強していて

たのしいとは思います。

時代のトレンドだから

テック系のニュースを見ると、AIの文字を見ない日はないくらいですね。

時代の最前線を行くテック分野に関わること、それ自体に

面白味や価値があることは確かです。

転職市場で価値が上がるから

段々とお金寄りになってきます。

おいおい転職することを現実的に考えると、

今人材価値の高い仕事ってなんだ、となります。

DX人材の不足やら叫ばれる中、転職市場で

有利な実務経験を積むべきと考える。

収入UPが望めるから

手段はともあれ、人材としての希少価値を上げ、

利益を出せる人材になれるなら、収入UPは

ついてきます。

お金のため・・?

そうなると、私がキャリアに対して紐づけている目標の

大元は、お金になる。

お金があれば、将来の選択肢は増える

定年退職前後のことを考えると、

資産に余裕があれば、働き方の選択肢も増えることになる。

選べる、ということに価値がある。

 

結局、お金の余裕の先にあるのは、家族含めた人生のQOL

だと思う。

家族の豊さのためには、手段としてお金の余裕は必要だ。

お金の先に、お金を手段として何を実現したいのか、を

考えることが必要である。